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番号5599 津久の岐山(ツクノマタヤマ)別名 突の岐山 810.0m

所在地 魚沼市(旧北魚沼郡湯之谷村、広神村) 2.5万図「大湯」 三角点 二等三角点(点名 突岐山・ツクマタヤマ) 標高差 m

掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典

緯度 371142 経度 1390630 国土地理院

登山口 登山道なし。

山行記録  藪山ネット

 2012.11.04

 11号トンネル手前(1:00)→主尾根・ピーク(0:50)→津久の岐山山頂(0:50)→主尾根・ピーク(0:40)→11号トンネル手前

 津久の岐山は、大湯温泉から奥只見への山塊に位置する山である。
 シルバーラインの11号トンネル手前に2台くらいの駐車スペースがあり、ここから支尾根を登って主尾根伝いに766mピークを経由して山頂に登る。
 前日の冬型の気圧配置で標高千メートル以上は、雪で真っ白である。紅葉も下の方まで下りてきてシルバーライン付近も紅葉の盛りである。
 前日に比較して今日は、気温も暖かく登山日和である。
 11号トンネル手前の駐車スペースは空いていて難なく駐車できた。ここから100m下方にも6〜7台の駐車スペースがあった。
 津久の岐山の主尾根へは、直接取りつく尾根と近くに766mピークに取りつく尾根があるが、今回は766mピークの北西側の760mピークへの尾根を登る。
 11号トンネル入口に向かって手前の尾根に取りつくが、急斜面である。
 工事の痕跡と思われる2m位の壁の斜面、2か所を腕力で登るとあとは尾根を目指して真っ直ぐ上に登った。
 尾根に出るとピンクテープとしっかりした踏み跡があり、鉈目も多い。
 尾根は一本尾根なので紅葉を楽しみながら登る。右側には山頂も良く見える。藪は薄い。
 760mの主尾根・ピークに着くと北側には権現堂山から唐松山、桧から毛猛山塊が南側には越後駒ヶ岳から八海山が見えた。
 ここから山頂までの尾根は高低差も無く一本尾根である。
 ところどころにブナ林の広い尾根があるがで藪は薄く間違えるような場所は無かった。
 尾根からは展望が良く気持ち良く登る。
 平成12年に地籍調査が行われたようで赤い調査杭が等間隔であったが、この時に少し刈り払われたと思われる。
 最後に小さな登りで津久の岐山山頂に着いた。
 山頂は木々で展望はないが、中央に二等三角点があった。
 鼓ヶ倉山方面は、藪で覆われていた。帰路は往路を引き返した。
津久の岐山 11号トンネル手前の駐車スペース
最初の取り付いた支尾根の状況 主尾根の状況・ブナ林
主尾根の状況 主尾根の状況
津久の岐山山頂 津久の岐山の三角点
尾根から権現堂山、唐松山、大倉山 尾根から檜岳


 2012.04.30 青木さんの記録 

シルバーライン11号トンネル(1:00)→津久の岐山(2:10)→鼓ヶ倉山(1:50)→津久の岐山(1:00)→シルバーライン11号トンネル

 奥只見に向かうシルバーラインの11号トンネル手前に車が2台程停められる広場が丁度有ったので、そこに駐車する。
 新潟ナンバーのスバル車が停まっていた。
 津久の岐山を直接目指して、11号トンネルを越えて津久の岐山に、続くの尾根を登った。
 ナタ目が確認できる。が、かなりの急斜面です。残雪を拾い拾い進みましたが約3割程が藪です。雪の上にスバル車の先行者の足跡は認められない。
 何処に行ったんだろう?
 ようやく尾根に乗りました。ブナの芽吹きが素晴らしいです。そして津久の岐山に到着です。
 春霞でぼやけ気味ですが、360度山々が見渡せます。
 目標の鼓ヶ倉山が遠くに良く見えました。目を凝らせば数人の先行者が見えます。
 足元にはその人たちの足跡も認められました。小休止後、鼓ヶ倉山へ向けて出発です。
 こちらも藪がかなり出ており2割程が藪でしたが、笹類ほとんどなく救われました。
 1時間程で中間地点のピークに到着。先行者は鼓ヶ倉山の最後の登り中です。2人のようです。
 この時点で、10:00です。ここから鼓ヶ倉山往復を2時間と読んで、空身で鼓ヶ倉山へ進みます。
 先行者の跡を拾いながら頂上を目指した。山頂手前にて、戻ってくる先行者にようやく会た。3名でした。
 スバル車の方は、新潟市の山岳会の方でした。
 その方たちは、我々が荷物も無く、長靴だったので、猟師だと思ったそうです。
 実際当日は、2名猟師の方が居たそうです。その内1名は枝折峠方面に進み今は、丁度藪の中で、姿が確認出来無いとの事でした。
 津久の岐山までのルートを聞くと、我々のコースは、本来のコースでは無く本来は駐車地点の尾根を直登して、津久の岐山の西の尾根を登って、P766経由が正しく、踏み跡もしっかりしてるとのお話でした。
 先行の猟師さんから聞いたそうです。
 鼓ヶ倉山の三角点は出ていた。倒れ掛かった物と、土に埋まった2つがあった。
 ここまで来ると、小出の町や、信濃川、下・上権現、唐松、守門、憧れの桧、毛猛、未丈、荒沢、越後三山が良く見渡せた。
 しばらく休憩後、昼食予定の中間地点へ下山開始です。
 そして中間地点にて大休憩。天気が良かったので、昼寝までしてしまった。
 出発準備中に鼓ヶ倉山方面を見ると1名の猟師山らしい方が下山中だった。
 津久の岐山からは教えてもらったコースを進んだ。赤布、テープが一杯ある。道もしっかりしてる。迷子の心配なしです。ここは雪がほとんど無しです。車の直ぐ近くに到着しました。
 猟師さんには結局会えなかった。何処の沢へ進んだと思われます。
 そうそう各ピークに木の枝や、葉を集めた物が有ったが、猟師さんがそこに座って熊のチェックをしてた跡だったんでしょうね。
 以上で、本日の登山終了です。


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