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番号5533 中岳(ナカダケ) 1,443m

所在地 魚沼市(旧北魚沼郡入広瀬村) 2.5万図「毛猛山」 三角点 三角点なし 標高差 m

掲載資料 日本山名事典

緯度 371536 経度 1391005 国土地理院

登山口 登山道なし。R252。

山行記録  藪山ネット

 2010.05.02〜04

駐車場所(3:00)→足沢山(2:00)→太郎助山(0:40)→百字ヶ岳(0:40)→中岳(0:50)→毛猛山(0:40)→中岳(0:40)→百字ヶ岳(0:30)→太郎助山(1:50)→足沢山(2:30)→駐車場所

 大白川から国道252号線を進み、大雪崩沢第2号スノーシェッド手前の駐車スペースに駐車する。
 駐車場所から末沢川の対岸の尾根を標高542m地点に向かって登る。
 左右に小さな尾根がありどちらからも登れるが、今回は右側の尾根から登る。
 末沢川に平行してJR只見線があり、左右にある鉄橋を渡って山側に行くが、右側の鉄橋を渡る。
 鉄橋には、歩道部分があるので安心して渡れる。
 鉄橋を渡ってすぐに小さな尾根に取り付く。尾根は、少し薮っぽいが踏み跡があり、はっきりしている。
 標高542m地点手前で左側からの尾根道と合流した。
 標高640m付近からブナ林の広い雪の斜面になり、残雪を登ると762mピークに着いた。
 展望が利くようになり、浅草岳と太郎助山が見えてくる。ここから850mまでは標高を稼がない痩せ尾根歩きとなる。
 ナイフリッジが3カ所、ガレ場が数多くあり、慎重に登るが、ザックの頭が松に引っかかり歩きにくい。
 870m付近から雪があり、822mピークへの分岐地点は東側を通過して、足沢山頂まで雪が続いている。
 急登を登ると雪に覆われた足沢山に着いた。
 下った人の話しでは、今年は残雪が非常に多く毛猛山まで楽に登れたと言っていた。
 テントを張って明日に備えた。テントは、他に2張りあったが、毛猛山まで行って来たとのことであった。
 翌日も快晴で、残雪歩きとなるが、雪は腐っていて、ピッケル全部が突き刺さる状態である。
 斜面に付けられたトレースに従って1200m付近まで雪の上を歩く。
 3カ所くらいクレバスがあったが1カ所通過できなかった。
 1200mからは、西側の斜面の雪を利用した。
 1300m付近からは、雪の上を歩いて太郎助山に着いた。
 太郎助山から百字ヶ岳は、雪の廊下で付近の山々を見ながら登る。
 百字ヶ岳から桧岳へトレースが着いていた。下山時に逢った女性3人パーティであることが判った。
 百字ヶ岳から中岳へも雪の上で山頂に着いた。
 中岳からすぐの岩峰は、西側斜面の雪を拾って通過する。
 毛猛山も最後の登りを西側斜面の雪を利用して登る。笹藪5mを登ると山頂尾根に着いた。
 平らな尾根を進むと毛猛山山頂に着いた。
 山頂には、三角点があるだけだったが、360度の展望が楽しめた。
 守門岳、浅草岳、越後三山など、新潟の主だった山々と会津県境の山々が白く輝いていた。
 帰路は、往路を写真と無線を楽しんで下り、足沢山でもう1泊して下山した。
R252大雪崩沢2号スノーシェッド・大白川側入口 只見線と駐車場所
末沢を只見線鉄橋で渡る・後方の尾根を登る 登り始めは薮っぽい
すぐにはっきりした踏み跡となる 870m付近から足沢山
850m付近のナイフリッジ 途中から山頂までは残雪で登る
足沢山山頂 足沢山山頂から太郎助山と百字ヶ岳
足沢山山頂から浅草岳
足沢山から太郎助山へは、雪の斜面を歩く 雪の塊の下を通過する
太郎助山への登りになった場所で夏道を歩く 太郎助山山頂手前付近
太郎助山山頂 太郎助山山頂から毛猛山
太郎助山山頂から百字ヶ岳・左と桧岳・右 太郎助山から百字ヶ岳への稜線から桧岳
百字ヶ岳山頂手前 百字ヶ岳山頂の岩場
百字ヶ岳山頂 百字ヶ岳山頂から毛猛山・左と中岳・右
百字ヶ岳側から中岳 百字ヶ岳側から中岳山頂
中岳山頂 中岳山頂から毛猛山
毛猛山側から中岳山頂 中岳付近から百字ヶ岳と太郎助山
毛猛山山頂 毛猛山山頂から越後三山
毛猛山山頂から浅草岳 毛猛山山頂から太郎助山(手前左)と守門岳(奥)
毛猛山山頂から中岳(左)と百字ヶ岳(右奥) 毛猛山山頂から桧岳
足沢山の標高542mから下った東側の尾根 下山した只見線の場所・手前側に鉄橋がある

 2007.05.03〜05 岡本さんの記録 足沢山〜太郎助山〜中岳〜毛猛岳

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