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番号5449 八十里越(ハチジュウリゴエ) 木ノ根峠 845.4m
所在地 魚沼市(旧北魚沼郡入広瀬村)、南会津郡只見町 2.5万図「守門岳」 三角点 標高差 m
掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典、新潟の山旅、秘境の山旅、会津百名山
緯度 372348 経度 1391231 国土地理院
登山口 登山道一部踏み跡。吉ヶ平−入叶津。
山行記録 藪山ネット
2017.09.15
吉ヶ平登山口(0:55)→椿尾根(0:50)→番屋乗越(0:55)→ブナ沢(0:35)→空掘小屋跡(0:30)→殿様清水(0:40)→鞍掛峠(0:50)→木の根峠入口(0:50)→木の根峠(0:40)→松ヶ崎(2:00)→大麻平(0:55)→ゲート 新しくなった吉ヶ平山荘脇の駐車場に駐車して出発した。 番屋山方面に進んで、馬場跡から右折すると登山道は刈り払いが行われていて測量の杭があった。 刈り払いも途中までで、背丈のある夏草は刈り払われているが、夏草の多い登山道となった。 右側が斜面となっている場所をトラバースしながら進んで行くと、視界が開けたが山の上部は雲に覆われていた。 道が明瞭な場所もあり、順調に進むと山の神に着いた。 石祠に手を合わせ、登って行くと最初のピークの番屋乗越に着いた。 ここは、烏帽子山への登山口となっているが、登山道はあまりはっきりしていないようである。 左側が崖となっている斜面をトラバースするが、夏草で覆われているのと道幅が狭いので歩きにくい状況であった。 展望が開けて、工事中の道路や守門岳、光明山などが見えた。 大きな岩のある火薬跡を過ぎるとブナ林となった。 ブナ林を下るとブナ沢で、ロープに掴まって崩れた沢を渡った。 右上に烏帽子山を見ながら大きく山肌がえぐれた場所や小沢を渡りながら進むと空堀小屋跡に着いた。 空堀、桜の窟(いわや)を通ると殿様清水に着いた。 冷たい清水で喉を潤して鞍掛峠を目指した。 右側の稜線に沿ってトラバースぎみに登ると鞍掛峠に着いた。 鞍掛峠は八十里越の最高標高地点であるが、石の案内標識には県境の木ノ根峠で無く鞍掛峠が道しるべとなっていた。 ここからは、大きなアップダウンは無いが夏草の多い斜面のトラバースが続いていた。 右側に黒姫を見ながら進むと田代平入口に着いた。 田代平の案内標石を過ぎて木ノ根峠に向かう分岐地点をうっかり見落として、廃止された林道に入ってしまった。 間違いに気づいたので地形図で確認すると林道の途中で登山道に近づく場所があったので、そのまま進んだ。 登山道に近づいた場所で斜面を7〜8mくらい登ると登山道に合流した。 浅草岳を見ながら進むと木ノ根峠に着いた。 木ノ根峠には、木ノ根茶屋と八十里峠の案内標石があった。 ここからは、現在の登山道の他に古道が2コースあったということで、昔を偲んで出発した。 会津側は、広い登山道で水平に近い標高で進むが、切れた落ちた沢がいくつかあり、足場が悪いので気を付けて渡った。 また、登山道は、ぬかるんだ場所が多く、会津の山々を見ながら進むと松ヶ崎に着いた。 大麻平に近づくと、一ヵ所土砂崩れのため高巻く所があり、くの字の登山道で標高を少し下げるとで大麻平に着いた。 大麻平で新しく作っている国道に出て、真っ直ぐな車道を歩くと終着地点の通行止めのゲートに着いた。 総距離は、27.3kmであった。 |
吉ヶ平山荘 | 馬場跡・ここで右折 |
椿尾根 | 登山道の状況 |
山の神 | 番屋乗越 |
番屋乗越 | 守門岳側の山並み |
ブナ林 | ブナ沢 |
登山道の状況 | 高清水沢 |
空堀茶屋跡 | 空堀 |
桜の窟 | 桜の窟の岩 |
烏帽子山 | 殿様清水の標柱 |
殿様清水の標石 | 殿様清水 |
鞍掛峠 | 鞍掛峠 |
鞍掛峠の石祠 | 黒姫 |
浅草岳 | 田代平入口 |
廃止された林道の状況 | 木ノ根峠 |
木ノ根峠 | 登山道の状況 |
松ヶ崎 | 登山道の状況 |
大麻平 | 大麻平 |
大麻平から車道に出た | ゲート |
2016.06.18〜19 青木さんの記録
吉ヶ平登山口(1:00)→椿尾根(1:10)→番屋乗越(1:00)→火薬跡(0:40)→ブナ沢(0:30)→空掘小屋跡(0:30)→空掘(0:05)→桜の窟(0:15)→殿様清水(0:10) 殿様清水(0:40)→鞍掛峠(0:20)→小松横手(0:45)→木の根峠入口(0:30)→木の根峠(0:50)→松ヶ崎(2:00)→大麻平(1:00)→ゲート(車道歩き) 新潟県も梅雨入りしたが、天気よ良い2日間を選んで、超余裕の殿様清水泊で、八十理越えを歩いて来た。 車は、新装なった吉ヶ平山荘の一寸先まで入れます。 10台程駐車できます。1台の新潟市ナンバーのバイクが停まっていた。 ここで支度をして、歩き始めた。 コースは、まだ草刈はされてないが、山菜取り登山者が通った形跡は認められます。 今年と思われるトラロープ等の最低限の整備は、されています。 出発が遅かったので、椿尾根でお昼を取っていると3名の方が、降りてこられた。 番屋乗越まで、行ってこられたそうです。 番屋乗越し手前のブナ林の中に一寸した急登が有りますが、ブナを眺めながら歩けば気が休まります。 番屋乗越では、2010年に行った烏帽子山方面への踏み跡も認められますが、今も行けるのだろうか? 番屋乗越を越えると何やら重機の音が聞こえて来ます。 新しい国道の八十里越えの工事の音でした。又、現場も見えます。 番屋乗越からは木の間から、今まで見えなかった袴腰、粟、青里、矢筈などが見えます。 ブナ沢付近は、傾斜が緩やかでコースが不鮮明です。注意すれば道は開けます。 ブナ沢には、水害で出来たと思われ る堰止湖がありました。結構荒れています。 ロープやテープが有るので、慌てずに落ち着いてコースを定めます。 高清水沢も荒れてました。やはり大きく崩れたようです。そこを過ぎると以前の状態でした。 空掘小屋跡、空掘、桜の窟、殿様清水と進んで1日目の行動終了です。 空掘から丸倉方面は、(入口付近は)手入れして有るように見えました。 鞍掛峠の直前が急登です。鞍掛峠まで進むと旧下田、村松方面の山ともお別れです。 浅草岳、黒姫、烏帽子山などの馴染みのある魚沼の山が見え始めます。 鞍掛峠から小松峰の間には少しですがヒメサユリがありました。(このほかにもポツポツ有り) 田代平先の大白川への林道分岐から木の根峠までの間が一番荒れていました。 先回の大豪雨で道が流されたものと思われます。一寸解辛い所もあります。 距離の割に登ったり、下ったりするので、時間が掛かります。ようやく木の根峠着って感じでした。 木の根峠から福島です。こちらはあまり荒れていません。 木の根峠、小松峰間で10名弱の方々とすれ違いました。 後で、吉ヶ平に車の回収に行った時に、そこに迎えに来ていた方に確認すると、三条の方でした。 標高の関係で、楽と思われる大麻平から吉ヶ平への我々とは逆のコースとの事でした。 福島方面は沢の一部が荒れていましたが、新潟に比べれば荒れていないと感じました。 また原生林なのでしょうか大きなブナが沢山ありました。 大麻平に近づくと、沢に塩ビのパイプがあったりゴムの歩道(コンバインのクローラ ーか?)が、有ったりで人里に近づいた気配が有ります。 そして工事中の道路が見えて大麻平でした。 大麻平からゲートまでアスファルトの道路歩きですが、スパイクの長靴と相性が悪いようで、ここが、一番の難所でした。 ゲートを過ぎて車まで到着して、吉ヶ平登山口まで車回収です。 |
吉ヶ平山荘 | 番屋乗越 |
空堀 | 鞍掛峠 |
木ノ根峠 | 大麻平 |
2009.10.25 佐藤さんの記録 八十里越
2007.06.10 佐藤さんの記録 八十里越
2006.06.11 佐藤さんの記録 八十里越
2004.06.13 山道さんの記録 八十里越
2004.06.13 佐藤さんの記録 八十里越
2003.07.13 岡本さんの記録 八十里越
1999.08.28 吉田さんの記録 八十里越(前編)
1999.08.28 吉田さんの記録 八十里越(後編)
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