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番号2911 雨乞峰(アマゴイミネ) 1,150 ? m

所在地 東蒲原郡阿賀町(旧鹿瀬町、三川村) 2.5万図「蒜場山」 三角点 三角点なし 標高差 m

掲載資料 

緯度 374658 経度 1393103 国土地理院

登山口 登山道なし。

山行記録  藪山ネット

 2024.04.27〜29

 1日目 琴沢ゲート(1:00)→登山口(5:25)→蒜場山山頂(0:20)→山伏ノ峰 2日目 山伏ノ峰(2:30)→雨乞峰(1:00)→小面峰(1:30)→雨乞峰(3:30)→山伏ノ峰 3日目 山伏ノ峰(4:00)→登山口(1:00)→琴沢ゲート

 雨乞峰と小面峰は、蒜場山登山道から良く見える山である。
 しかし、蒜場山と棒掛山に挟まれた位置にあるため、目立たない山であるが、棒掛山側からは、急峻な小面峰を見ることが出来る。
 登頂には、長走川側からと蒜場山から登る方法があるが、今回は、山伏ノ峰から登ることにした。
 このコースは、行きは下りで、帰路は登りとなるが、リスクの無いコースである。
 加治川治水ダムへの車道は、きれいに整備されているので今年は開通が早そうである。
 蒜場山までは、雪が少なくほとんど夏道を歩いた。
 山伏ノ峰から小面峰へは、藪が6で雪が4くらいであった。
 山伏峰から登山道を外れるとすぐに灌木藪が立ちはだかった。
 稜線上に踏み跡や鉈目類は全く見られず、下るにつれて藪は、背丈を越える藪となった。
 尾根の大面沢側で雪を少し拾えたが、尾根の藪は、ツルが混ざっているので手こずった。
 1174m標高点手前付近からは、稜線が広がり残雪が一気に増してきた。
 池のマーク付近は雪に覆われていたが、二重稜線の間を楽に歩くことができた。
 雨乞峰のピークが近づくと細長い山頂尾根が見えたが、尾根には雪が無く藪に覆われていた。
 アイゼンを外して灌木藪に立ち向かった。
 藪で覆われた雨乞峰の山頂尾根は、平坦で高い場所は無かったので少し高い場所を山頂とし尾根の奥に進んだ。
 雨乞峰の外れに来ると小面峰へのルートが見え、山頂が近くに感じられた。
 小面峰へは、鞍部へと下って登り返すが、距離は300mくらいである。
 鞍部付近では、ツルの混じった灌木藪で距離が短いが時間がかかって小面峰山頂尾根にようやく着いた。
 小面峰山頂も細長い尾根で一番南端が山頂となっているので、小さなアップダウンで藪を進んだ。
 小面峰山頂は、一段高い場所となっていて、中央に三角点があり、高い木が無いので360度の展望が楽しめた。
 眼下には長走川の急峻な支流が食い込み、対面にどっしりした山容の棒掛山見えた。
 帰路は、同じルートを戻ったが、登りの藪なので往路より時間がかかった。
 蒜場山登山道では、様々な花が咲いていて花を楽しみながら往路を下山した。
小面峰 雨乞峰
琴沢ゲート 蒜場山登山口
岩岳 烏帽子岩
崩落箇所 山伏ノ峰
蒜場山山頂 蒜場山山頂・三角点
山伏ノ峰付近から小面峰へ向かう すぐに灌木藪が迎えてくれた
灌木藪の斜面を下る 鞍部から岩の小さなピークを通過する
尾根から外れて雪の斜面を下る 地図の池のマークの付近は雪が豊富
二重稜線の広い尾根を快適に登る 雨乞峰へ藪を登る
藪で展望の無い雨乞峰山頂 雨乞峰から小面峰への鞍部付近の猛烈な藪
小面峰山頂尾根を進む 小面峰山頂尾根を南に進むとようやく小面峰山頂が見えた
小面峰山頂 小面峰山頂の三角点
小面峰山頂にひっそり咲くシャクナゲ 雨乞山と登って来たルート、奥のピークが戻る山伏の峰
小面峰山頂から棒掛山


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