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番号2863 無沢山(ムザワヤマ) 709m

所在地 東蒲原郡阿賀町(旧三川村) 2.5万図「東赤谷」 三角点 三等三角点(点名 無沢・ムサワ) 標高差 m

掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典、新潟の低山薮山

緯度 374812 経度 1392254 国土地理院

登山口 登山道なし。

山行記録  藪山ネット



 2006.04.29 
 遮断機(0:20)→林道終点手前(1:20)→500mピーク(0:30)→無沢山(0:20)→500mピーク(1:00)→林道終点手前(0:20)→遮断機
 無沢山は積雪期に綱木側から登られているが今回は中ノ沢側から登ることにして昼近くに自宅を出発する。
 中ノ沢集落に入り新中ノ沢橋を渡らずに真っ直ぐに非舗装の林道を進む。
 3.3qで綱木林道への分岐点に着くと林道は遮断機で閉鎖されている。
 林道脇に駐車して林道を進む。2つ目の沢を過ぎると林道終点となる。この2つ目の沢を過ぎた尾根を登る。
 林道ののり面が急傾斜なので沢の脇から斜面に取り付く。
 杉の林で薮は薄いが急傾斜である。尾根に出ると踏み跡がある。
 振り返ると五頭山塊が見え、右方向には笠菅山が見える。ユズリハが多くミツバツツジが散り始めている。
 最初はやせ尾根であるが少し広い尾根になるとブナと杉が多くなってくる。
 見事なブナ林の中に杉の巨木が多く出てくる。
 杉の巨木は隣の山である笠菅山にも多いがここの杉も見事な巨木が多い。
 最初のピーク500m地点を過ぎると鞍部に残雪が見られ、斜面にはこの山で一番と思われる杉の巨木があった。
 ここから踏み跡も消えた状態の薮道となり小さなアップダウンを繰り返して頂上を目指す。
 飯豊連峰や東蒲原の山々がときおり眺めることができる。
 広い尾根と合流すると山頂となり木々の中に三角点が確認できた。
 山頂は背の高い木が多く展望はない。木々の隙間から五頭山塊が少し見える程度で714m峰も見えない。
 時間が遅かったので714m峰に行かずに同じコースを下山した。
 一本調子で登ってきたが下山は3カ所注意を要した。
 1カ所は山頂から降りる時で大きな尾根を降りずにこの尾根の東側の小さな尾根を南に向かって降りる。
 2カ所目は大きな杉のある鞍部を越えた500mピークで左右の尾根があるので左の尾根をとる。
 3カ所目は林道に降りる尾根で注意しないと左の尾根に行ってしまうのでここも注意する場所である。
 
林道遮断機の状況 林道終点の状況
尾根取り付き地点・2つ目の沢の脇 杉の巨木
杉の巨木 杉の巨木・ストックは1m
ブナ林と尾根の状況 三角点
林の中にある三角点の場所 山頂の木々の間から五頭山塊がうっすらと見える
山頂は林で展望はない



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