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番号2593  虚空蔵山(コクゾウヤマ) 別名 鉢盛城址(ハチモリジョウシ)  361.5m

所在地 阿賀野市(旧北蒲原郡笹神村)  2.5万図「天王」 三角点  三等三角点(点名 赤倉沢・アカクラサワ) 標高差  260m

掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典

緯度 375039 経度 1391917 国土地理院

登山口 登山道あり。R290表口(0:50)。林道折居線口(0:30)。勝屋口(0:40)。

山行記録  藪山ネット

 2019.05.06

 国道(0:15)→林道終点(1:10)→虚空蔵山山頂(0:55)→林道終点(0:15)→国道

 虚空蔵山へは、国道から林道を入るが狭い林道なので入口の路肩に駐車した。
 入口にちょうど軽一台分が停められたが普通車だと駐車場所を探す必要があった。
 すれ違いの出来ない狭い林道を進むと橋がくずれた川があり、車はここまでで一台分の駐車場所があった。
 荒れた林道を進むと崩れた鳥居があり、林道終点となっていた。
 ここが登山口で、ここから尾根を登るが登山口付近は藪で不明確となっていた。
 適当に5mくらい登るとすぐに登山道があり、石祠の箱形だけがあった。
 尾根に乗ると登山道は未整備であったがはっきりしていた。
 体に触れる草木は少なかったが笹が多い場所は藪化していた。
 尾根に沿って真っ直ぐに登って行くが両側の木が登山道を覆ってトンネル状の場所もあった。
 山頂に近づくと緩やかな傾斜となったが、広い笹藪となって登山道がはっきりしなくなった。
 山頂手前付近に大きな石があって祀っていた神社の瓦の残骸があった。
 少し進むともう一カ所大きな石があり、すぐに朽ちた神社があった。
 この神社は二石神社で大きな石は神社の名前の由来であった。
 神社裏手が山頂となっていて三角点があったが標識等は無かった。
 以前あった、折居川からの登山道も無く、展望も木々で悪かった。
 下山は往路を引き返した。
虚空蔵山
林道入口 林道の状況
林道の崩れた川の場所 崩れた川の場所の手前の駐車場所(ここまで入れる)
荒れた林道の状況 崩れた鳥居
尾根への取り付き場所・真ん中の尾根に登る 尾根に登ると祠の箱形があった
登山道の状況 藪っぽいが道形はあった
笹が多い場所の状況 木々の多い登山道
登山道がはっきりしている場所 山頂に近づくと広い尾根になって笹藪となった
大きな石 大きな石の脇に屋根瓦の残骸があった
2カ所目の大きな石 山頂の朽ちた神社
虚空蔵山山頂 虚空蔵山山頂の三角点
虚空蔵山山頂の展望


 1999.11. 7

 山の神(0:10)→尾根取付き(0:50)→山頂(0:20)→山の神

@ 地図掲載の裏側の林道コースを薮こぎ

  2万5千分の1地形図に裏側から登山路があったので訪ねてみた。  折居集落から林道折居線を入る。
 集落を過ぎると非舗装となる。
 りつ沢林道を左に見ながら進むと地形図にも掲載されている大きな石の「山の神」が奉られている。
 ここに遮断機が設置されていて、この先の林道は工事中であった。
 ここに駐車して少し行くと右へ入る工事中の道があるが、さらに進むと橋を渡って入る未沢林道がある。
 ここを入ると砂防ダムの工事中で車道は行き止まりとなっている。
 地図の登山口は、この工事中の場所を過ぎた右手の杉林の尾根となっている。
 沢伝いの登山道を奥まで入ってみたが、虚空蔵への道は見当たらなかったので杉林の尾根を登る。
 杉は少なくすぐに薮がこくなる。
 尾根には昔道だった形跡がなんとなくありそうであるが、山頂まで薮であった。
 登るだけの尾根であるが赤松と低潅木の林で見晴らしはない。
 また、トゲや笹薮等もない。
 山頂手前で右からの地図にない登山道と合流した。
 刈り払いされているこの登山道を登ると山頂で、三角点が道の脇にあった。
 山頂からは金鉢山から連なる五頭連峰がよく見える。
 道はさらに尾根伝いの続き勝屋まで行っていると思われる。
 山頂から表登山口側に行くと左下に建物がある。
 この建物はニ石神社の奥の院であるが現在は朽ちて補修もされていない。
 また、この登山路を少し行くと大きな石が二つ重なっている。
 神社の名前の云われだと言う。この石の付近まで来ると北蒲原郡の平野が望める。
 下山は、刈り払いされている登山道を降りた。
 急な尾根を一気に降りると伐採地に出たが伐採地内の道があまりハッキリしていないので登るときは、注意が必要である。
 登る時は、川に沿って入り、白っぽい砂の場所から杉の木のある中央の尾根に向い、急登を登る形となる。
 伐採地から沢沿いに進むと杉林に出る。
 杉林を抜けると川に出て鉄製の細い橋を渡ると駐車場所の山の神に着いた。
 ここからの登山路は伐採地までが雑草が生えているが、伐採地まで10分、急登を20分位だと思われる。

A R290表登山口

  R290の勝屋と折居の中間地点に廃止された別荘地があり、この脇の林道を入る。
 狭い林道を入るとすぐに両脇に駐車スペースがある。
 ここからも車は入れるが道路脇の笹等で車の傷を覚悟する必要がある。
 歩いても3分位であるが、林道の終点まで行くと左側に2台の駐車スペースがある。
 ここから昔は車が通ったと思われる道を入ると5分で神社跡に着く。
 神社は石の鳥居と台座だけが残っているのみである。
 ここから尾根伝いに登山道が付いているが、ちょっと分かりにくいので注意する。
 神社の脇に、川がY字状に流れており、このY字の中央の尾根を登る。
 この尾根道は下からも望める、急坂を登ると緩やかなのぼりで山頂部に着く。
 山頂の神社付近が笹薮になっていて神社の裏側まで登ると刈り払われた道と三角点がある。
 神社付近は大きな木のある林で展望はない。

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