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番号1333 鍋倉山(ナベクラヤマ) 448m
所在地 村上市 2.5万図「柏尾」 三角点 三角点無し 標高差 440m
掲載資料 新潟の低山薮山、コンサイス山名辞典、日本山名事典、山の遊学道
緯度 381858 経度 1392858 国土地理院
登山口 登山道なし。吉浦口。
山行記録 藪山ネット
2021.11.21
鍋倉山登山口(2:45)→鍋倉・塩の道分岐(0:25)→鍋倉山山頂(0:20)→鍋倉・塩の道分岐(2:00)→奥山山頂(0:40)→三吉様山頂(1:20)→早稲田グラウンド 吉浦から早稲田間を通る塩の道を歩くことにした。 吉浦踏切を渡って雷神社手前に駐車して、雷神社の右横の林道を入った。 林道に入ってすぐに右側の登山道を登ると非耕作地に着いた。 非耕作地の左側の草藪に入ると登山道となったが、未整備の状態であった。 172.6mの三角点を時計回りで捲いて登ると平坦になったが、登山道は未整備で笹に覆われている場所もあった。 左側のお椀形を逆さにした鍋倉山を木々の間から見ながら330.3mの三角点は右側をトラバースして登った。 塩の道らしくピークは大部分が捲いていた。 標高440ピークも登山道は捲いていたが前回登った時に土砂崩れになっていたので尾根を登って鍋倉山と塩の道の分岐に着いた。 鍋倉山を往復して塩の道に進んだが登山道は笹に覆われた状態であった。 笹の無い細い尾根には踏み跡があったが木々で覆われている状態で登山道があるとは言えなかった。 365m標高点を越えて70m位登ると奥山山頂に着いた。 山頂は木々で展望が無いが四等三角点が保護石に囲まれてあった。 ここから進行方向が変わって東に向かうが、全体を通してここで尾根を間違わなければ、問題は無かった。 70mくらい下って緩やかな登りとなるが腰ほどの笹藪であったが、見通せるのでこの辺から現れた赤テープに従って登った。 472m標高点は登らずに登り着いた場所から612m標高点に向かって尾根を進んだ。 612m標高点は手前の標高550mから水平道で左側を捲いて三吉様へ進んだ。 前回に三吉様に登って時に、この水平道から整備された登山道となっていたが、現在は未整備のため藪化が進んでいた。 612m標高点と三吉様の鞍部から尾根に乗るとすぐに三吉様山頂に着くはずであったが、登山道が藪化していたのでそのまま進んでしまった。 仕方なく巻き道で三吉様の正面登山道分岐まで進んでから三吉様に登ったが、正面登山道も未整備のため、藪化が進んでいた。 正面登山道分岐から登るとすぐに三吉様に着いた。 山頂の大平山三吉神社の石塔にお参りして白く覆われた月山と飯豊連峰を眺めて早稲田に向かって下山した。 未整備の登山道を下って杉林を抜けると306.1m三角点のある「みよし様登山口」に着いた。 ここから車道となるが廃道となっていて以前にも増して藪化していた。 林道分岐に着いて沢を渡って下り、日東道の工事箇所を横切ると駐車場所に着いた。 全体の移動距離は10.9kmで標高差もあまりないコースであったが、以前の登山道がすべて未整備だったので全体が藪のルートであった。 しかし、藪は棘や蔓の無い笹藪だったのと基本的に尾根コースだったので藪は登りやすかった。 |
鍋倉山 | 奥山 |
雷神社脇から林道を入る | 林道から登山道へ |
登山道の状況 | 登山道の状況 |
登山道の状況 | 標高440ピークと巻き道の分岐 |
標高440ピーク山頂 | 鍋倉山分岐 |
鍋倉山への登山道 | 鍋倉山への登山道から鍋倉山 |
鍋倉山への急斜面の登山道 | 鍋倉山山頂の石積み |
鍋倉山山頂の字が消えた山頂標識 | 鍋倉山分岐から奥山へ・440ピークの巻き道の入口 |
440ピークの巻き道 | 365標高点へ |
365標高点 | 365標高点山頂 |
奥山山頂 | 奥山山頂の三角点 |
472m尾根への下り | 472m尾根へ・細尾根には踏み跡があった |
472m尾根の状況 | 612m標高点の巻き道 |
三吉様の東側登山口の分岐 | 三吉様山頂への手前の登山道 |
三吉様山頂 | 三吉様山頂から三額山 |
三吉様山頂から月山 | 三吉様の登山道 |
三吉様への登山道入口・ここまで林道があった |
2018.12.21
駐車場所(0:25)→172.6m付近(0:40)→330.3m付近(1:00)→440mピーク(0:15)→440m北側(0:20)→山頂(0:15)→440m北側(2:20)→駐車場所 鍋倉山は、吉浦集落と早稲田集落を結ぶ塩の道の脇にある山である。 国道345号線を北上して、吉浦集落南側入り口付近から吉浦踏切で山側の車道に入った。 車道を線路に平行して北側に進んだ。 山側に雷神社が見えてきたので右折して神社入り口手前に駐車した。 駐車場所から神社を左に見ながら林道を進んだ。 林道を150mくらい進むと右側に農道があるのでここを登った。 少し登ると台地状の場所に着いて右側に非耕作地があった。 真っ直ぐに登ると本格的な登山道となったが、登山道は未整備で、小さな木が生えていた。 登山道は172.6m三角点峰に向かってジグザクに登った。 登山道は、直登と回り道が数カ所あったがどちらも直ぐに合流した。 三角点峰を右回りで捲いて登ると平坦な尾根の登りとなるが、未整備の登山道が続いた。 ここからは、丸い尾根の山頂が見えてくるが尾根が右側を捲いているので見た目より時間がかかった。 登山口から1.5km地点の標高190m付近で沢側に分岐する旧塩の道があった。 330.3m峰は右側をトラバースするが、この付近から笹の混じった薄い藪となった。 登山道もヘツルような状況となって歩き憎くくなった。 440m峰手前から笹の上に雪が載って滑りやすいトラバース道になったので慎重に登った。 この為、440m峰は尾根で越えた。 少し下ると破線の登山道に着いて早稲田集落への登山道があったが、整備されているかどうかは確認出来なかった。 痩せ尾根を進んで鞍部から急斜面を登ると山頂に着いた。 山頂の手前ピークに大きな石を積み上げた石積みがあり、中央のくぼ地の奥に山頂標識があった。 帰路は往路を引き返したが、トラバース道を通らずに出来るだけ尾根を通った。 |
鍋倉山 | 駐車場所 |
雷神社入り口 | 林道 |
林道から右側の農道を登る | 耕運機が通れる程度の農道 |
右側に非耕作地があった | 非耕作地を右に見て真っ直ぐに登る |
登山道上に小さな木が生えている | 沢に行く塩の道分岐(左:塩の道、右:登山道) |
薄い藪の登山道 | 440m峰を登った |
440m峰山頂 | 440m峰を下った場所(左:早稲田側、右:吉浦側) |
山頂に向かって細尾根を進む | 山頂への急斜面 |
鍋倉山山頂 | 鍋倉山山頂標識 |
鍋倉山山頂の石積み | 鍋倉山山頂から北東側方面 |
鍋倉山山頂から南側方面 |
172.6m三角点峰 | 雷神社 |
2002.04.07
登山口(0:20)→172mピーク(0:30)→330mピーク(1:00)→山頂手前のピーク(0:35)→山頂(0:25)→山頂手前ピーク(0:50)→330mピーク(0:30)→172mピーク(0:15)→登山口 村上からR345を行き、吉浦集落へ入る。 集落手前の踏切りを渡り、線路に並行して進むと神社が山側に見えるのでこの道を入る。 神社の前を過ぎると左手に堰堤があるのでここの路肩に駐車する。車道はまだ奥に続いているがここを入かずに右手に分岐する農作業道を登る。 すぐに畑に出るが左の杉林に沿って登山道が続いている。 九の字形に登ると172mピーク脇を通過し、鍋を逆さにした形の特徴のある鍋倉山が見えてくる。 登山道ははっきりしているが整備してないので荒れている。 登山道は平坦に近い状態で尾根伝いに330mピークへ続いている。 右手斜面に椿の花、左手斜面にはイワウチワが群生しており対照的である。 330mピーク付近からは尾根の左側の斜面をトラバースしている。 尾根に出ると山頂が近くなって見えるが左側尾根を捲いて登るのでここから時間がかかる。笹の道となり歩きにくくなる。 400m付近からは道も不鮮明となるが尾根に沿って登れば問題はない。 山頂手前の細長いピークを過ぎると下りとなり痩せ尾根を過ぎると急登となり山頂に着く。 山頂にはケルンが積んであるが三角点や標識は無い。 大きな木はないが林であまり展望はない。 木々の間から日本海、粟島、新保岳などの付近の山が見える。 咲いていた花:イワウチワ、イカリソウ、すみれ、ジョウジョウバカマ、ムシカリ、椿、タミシバ、山桜 |
鍋倉山 | 登山口:神社の前を入る |
右の農作業道を入る | 山頂のケルン |
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