項目 | 作業項目 | 写真1 | 写真2 |
写真3 | 写真4 | ||
何故やるの | 2013.04 | 2011.3.11東日本大震災の折、大事にはいたらなかったのですが、 @大棟瓦を留めていた銅線が切れてしまった。 Aその後、裏側の化粧棟(下り棟)の鬼瓦が脱落した。 等の事象が発覚したので修理する事にした。 |
どうせ直すのであれば、瓦の耐震対策を施せないだろうか。 てな訳でネットでいろいろ調べてみた結果、「耐震棟施工」をやっている瓦屋さんを見つけました。 それが佐野市にある「瓦の屋根福」さん、だったのです。 |
着工 | 2013.11.04〜 | とにかく大工事なのです。 直して頂くには、家主も一寸勉強せねばなるまい。 |
大屋根部分で、 @大棟×1 A化粧棟(下り棟)×4 B刀根丸(とねまる)×4 C隅棟×4 その他、玄関上にもそれぞれの棟があります。 |
棟瓦の解体 | @大棟 A化粧棟(下り棟) B刀根丸(とねまる) の解体 |
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1枚1枚剥がしていくのだから大変な作業で、漆喰土も半端な量ではない。 1週間かけて棟瓦の解体が終了。 |
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耐震対策 | 棟金具の打ち込み 2013.11.11〜 |
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大棟に金具を23本を打ち込み、大棟の耐震対策です。 | |||
棟瓦の積上げ |
@大棟瓦 | ||
大棟には横筋(丸棒)も入れて、対策万全。 化粧棟(下り棟)部分には雪止め瓦が3枚使われていたのですが、6枚増やして計9枚に、此れでずり落ちる事はないでしょう。 |
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A化粧棟(下り棟)瓦 2013.11.18 |
今日で大屋根部分の4本の化粧棟(下り棟)の積上げが終わりました。 残るは隅棟などの低いところにある棟なので、大地震が起こっても被害の少ない場所です。 先ずは一安心です。 |
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B隅棟 解体→棟金具→積上げ 2013.11.18〜20 |
[解体]: |
[棟金具の打ち込み]: |
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11.20四方にある隅棟の内、最後の棟が終わりました。 玄関周りが残っていますが、急ぎの仕事があるとの事で、後日の作業となります。 |
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玄関周り | 解体 2013.12.03〜05 |
2週間ぶりの再開で最後の解体、規模は小さいですが棟・化粧棟(下り棟・隅棟・刀根丸(とねまる)の解体が終わりました。 ところが、化粧棟(下り棟)に雪止め瓦がありません。 廃業した瓦屋さんに文句を言ってもしょうがないですが、施工不良ですよね。 |
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耐震対策&積上げ |
棟金具を5本打ち込んで、且つ横筋も入りました。 化粧棟(下り棟)には雪止め瓦を3枚、此れで完璧でしょう。 |
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耐震工事の完成 2013.12.05 |
此れで巨大地震が来ても、棟瓦が落下する事はないでしょう。 あとは竜巻、飛ばされた時は補充すれば良かろう。 「瓦の屋根福」さんには、丁寧な仕事をして頂きお世話になりました。 |
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