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今日の話は特にWindowsに関係する話ではないのですが、困った話…という事で書かせて貰います。
私が普段会社や出先で使用しているパソコンはIBMのThinkPad530CSというサブノートパソコンの走りのようなマシンです。サブノートと言っても重量は1.7Kgあり、厚さも4cm程あるので最新のマシンと比較すると見劣りする上CPUも購入時は486DX-50MHz、メモリは標準で4MBと非力なマシンでした。それでも、基本的には電子MailとテキストエディタとEXCEL程度が使えれば充分仕事は出来るので現在でも現役で使用しています。キーボードも慣れれば打ちやすいしIBMのトラックポイントも気に入っています
ただ、さすがに標準の仕様ではWindows95を動かすのは辛いのでメモリを合計で20MB(純正ではこれがこのマシンの最大メモリなのですが、最近32MBの増設メモリが売っていたりします。)CPUをAMDの5x86-133MHzに変更し、HDDを340MB→1GBに変更して使用しています。
しかし、先日突然ThinkPadの液晶が映らなくなってしまい何にも見えなくなる…という異常な状態になってしまいました。しばらく触っていると、カラー液晶には必要不可欠なバックライトが光ってない事が原因であることが分かりました。無理矢理液晶のパネルを前後に動かしているとバックライトがついたり消えたりを繰り返しているのでしばらくは何にも見えない状態で文章を打って、変換の確認時にはパネルを前後に動かして確認する…という方法で仕事を行っていました。(これぞまさに“ブラインドタッチだ!”等とバカなことを言いながら非常に効率悪い状態で仕事をしていました。
壊れたら普通修理に出すものですが、いわゆるメーカー保証外の“改造”を行っているために普通にIBMのサービスセンターに持ち込むわけにも行かずに寂しい思いをしていました。やっぱりこういうことを考えると改造するのもリスクがあるなぁ…と思ってしまいます。
結局は改造を依頼したショップに修理して貰ったので今日からまたThinkPad君で仕事が出来るようになりました。故障個所はやっぱり液晶パネルと本体のつなぎの部分の接触不良で、いわゆる断線でした。“重たい”等と文句を言いながらも毎日持ち歩いていて会社では一日中つけっぱなしの状態なので普通の人の使い方よりは厳しい条件で使っていることと思いますが、約3年間使用して液晶関係の故障で修理に出したのは今回で3回目なのでそろそろガタがきているのかなぁ…という気もします。店の人に話を聞いたところ今回故障したつなぎの部分が故障する確率は結構高いらしく、サービスセンターではない普通の“改造を扱っている店”にも関わらず在庫を持っている…という事でした。
単に自分の使い方が悪いだけ…という噂もありますが(^_^;)、毎日持ち歩くノートパソコンは見た目のかっこよさやCPUのスペックなどよりも“耐久性・剛性の高さ”が重要ですね。今度ノートパソコンを買い換えることがあったらこの点に注意して選びたいと思います。 1998年9月6日 Windows98(正式版)の導入
7月25日にWindows98が発売されて雑誌でもインターネットでも非常に多くの話題を集めております。この新しいWindowsが良いとか悪いとかはともかくとして、話題にはなっているし、それなりにパソコン本体、周辺機器(USB関連やハードディスク等)、ソフトのVersionUp、雑誌、本等の需要を喚起しているようなのでパソコン業界には大きなインパクトだったようです。
私の場合、β版を手に入れて数ヶ月前からWindows98を使用していましたが、この度ようやく正式版を導入しました。はっきり言ってβ版の動作は最高に(?!)不安定だったので正式版を入れるのもためらっておりました。(^_^;) また、自分のまわりでは否定的な人が多く、導入した人は(β版を導入した時の私と同様)ほぼ例外なく苦労していたので相当な覚悟が必要でした。
…ということで、Windows98を導入したのは、β3のあまりの不安定さに腹が立っていたのと、Win3.1→Win95(無印)→Win95OSR2.1→Win98β3というアップグレードインストールを繰り返していたことからくる怪しい設定をクリアしたかった事で決心しました。
上記の理由からWin98のインストールは当然“ハードディスクをフォーマットしてから”行いました。
普通であれば、マニュアルなどにも書いてあるようにアップグレードインストールをした方が設定をそのまま受け継げるので簡単である…と言われているようですが、今までの私の経験から考えてアップグレードインストールはお奨めできません。むしろ、アップグレードインストールの途中でハングアップして復旧作業をするぐらいなら最初からフォーマットして環境を設定した方が早いでしょう。(環境設定は1日で終わるけど復旧作業は根が深い物だと非常に時間が掛かる(;_;))
今回はほとんど実験マシン化しているマハーポーシャのマシンの2.5GBハードディスクのCドライブをフォーマットして導入したので妙にあっさりインストールが出来ました。(はっきり言って拍子抜けするほど簡単だった。(^_^;))インストール自体は全然問題が無かったのですが、一つ困ったのはSCSIのCD-ROMが読めなくなってしまったことです。
この原因は'98.10月号の“日経WinPC”に書いてあったのですが、使用しているTekramのDC-390U(Ultra-SCSIボード)のデバイスドライバがWin98には用意されていないことが原因だったので、Tekramのホームページ にアクセスして最新のドライバを手に入れる事で解決しました。
ただ、この時ちょっと“むっと”したのはドライバを用意してないくせにきちんとデバイスを認識しており、デバイスマネーシャでは確認できることです。一見したら大丈夫なように見えてよく見ると
“Tekram DC-390U/F PCI SCSI Adapter(needs updated driver from Tekram)”…と書いてありました。(怒)
更に、デバイスドライバを入手してアップデートしようとすると“このドライバを使用するとデバイスが使用できなくなる可能性があります” などと更にふざけたメッセージを出してくれました。
今のままでも使えねーじゃねーか!! えらそうに!!!
…と、夜中に叫んでしまいそうになってしまいました。(^_^;)
ま、何はともあれ無事に一日で設定も終わり、怪しいレジストリは全て破棄したので気分もすっきり(^_^)。…っといっている間にまた“Windows保護エラーです。リセットして下さい”などというメッセージが…。まだまだWindowsどたばた日記は続きそうです(^_^;) 1998年9月25日 はじめてのUSB機器のセットアップ(実はマウスです(^_^;))
ちまたではWindows98のトラブル情報が溢れているようですが、私のマシンでは無意味にWindows98が動作しています。(USBもないし、マルチディスプレーも必要ないし重たくなっただけ(;_;))
ただ、USBには個人的に今後の展開を期待しており、PCカードアダプタやスキャナ、プリンタなどがシステムリソース(IRQやDMA)を必要とせずに接続できるようになると便利だな…と思っています。このUSBによって“Windowsどたばた日記”に書くことが減ることを期待しています?!…ということで、うちにあるパソコンではUSB端子を装備しているマシンがないのですが、先日ソニーのVAIO Note505(初代モデル)をセットアップする機会があり、そのときにUSBマウスを繋ぐ…という作業を行いました。
最近流行の薄型マグネシウムボディ・パソコン(通称“銀パソ”)には共通してコネクタが省略されています。おかげでPS2マウスすら“ポートリプリケータ”を使用しないと使えないという悩みがあります。ついているのはUSB端子とPCカードソケット、3.5FDD専用端子程度。おまけに感圧式のタッチパッドは慣れてないせいもあって使いやすいとは言えず、どうしてもマウス…それもインテリポイント付きのものが欲しくて購入してきました。(サンワサプライ、「MA-433USB」)
しかし、もちろんVAIO Note505はWindows98ではなく、Windows95OSR2.1マシンなのでUSBは正式にはサポートされていません。また、HDDが1GBしか無いためWin98にアップグレードする気にもなれません。従って、リスク承知でWin95にUSBサポートプログラムをインストールしてみました。
手順は以下の通り
…という事で、無事マウスを動かすことが出来ました。(^_^) もちろんWindows98でUSBマウスを使う場合は単にUSB端子に繋ぐだけで事だと思いますが、Windows95だと私のようにちょっと苦労します。(^_^;)
- HDDの中の“c:\windows\options\cab\”の中から無理矢理セットアップファイルを見つけて起動
- セットアップ終了後に再起動
- ここで認識するのを期待したのですが失敗(デバイスマネージャーでは“不明なデバイス”)
- ファイルの検索で“USB*.*”と指定して説明ファイルを検索
- そこには“マイクロソフトの説明ファイルに書いてある方法では認識しません”と書いてあるのを見て激怒。
- そのファイルに書いてるとおりSONYが用意しているファイルを“c:\windows\inf”に上書き
- デバイスマネージャで不明なデバイスを削除してWindowsを再起動
- ようやくUSBアダプタを認識したのでマウスを繋いで再起動(どうやらUSBとはいえOS標準サポートではないので最初は再起動して認識させた方が良いらしい)
- 付属のドライバをインストールしてマウスの接続に成功!
それでも、ノートパソコンには抜き差しが自由で再起動する必要のないUSBマウスが非常に便利です。その上、使ってみるまで知らなかったのですが転送速度が速いからなのかマウスの動きがスムーズなのはびっくりしました。使ってみると非常に快適で慣れてしまうとデスクトップパソコンにつながっているPS2マウスが“ちらちら”して見えます。
インテリポイントも非常に便利だし、特に銀パソ・ユーザにはUSBマウスはお奨めです。 1998年9月28日 Gatewayパソコン導入(職場)
1ヶ月程前の夏も終わりの8月末、職場で私がMAINで使用できるパソコンが入りました。未だに一人一台とは言い難い環境でパソコンをもらえたのはラッキーとしか言いようがありません。(^_^;)
私の仕事はそれ程パソコンに依存したものではないので、もっぱら電子Mail、EXCEL、WORD、PowerPointなどでのプレゼン資料、報告書作成、KaleidaGraphによる実験データのグラフ作成、シミュレーション程度なので“ハイエンド”なパソコンは必要ありません。
そこで、経費の範囲内…ということでとの条件が付きます。そこで選んだのが“日本Gateway2000(株)”のGP6-300です。スペックは
- 20万円以下(MUST条件)
- ディスプレー、LANカードなど最低限必要な機材は予算に含む
- MS-Officeなどはライセンスで購入できるので別見積もりで構わない
- うちの会社と取引があるメーカーの製品(この条件でショップブランドなどは厳しくなる)
このスペックで20万円以下で安いなぁ…と思いましたが、実はキャッシュ付きのCeleronが発売される直前でPentiumII-300MHzがたたき売り状態だったのでしょう。現在ではカタログにも載ってません(;_;)
Gateway GP6-300スペック CPU pentiumII-300MHz HDD QuantumFBEL5100(5.1GB) ビデオカード MPACT2 ディスプレイ 17インチ(東芝のOEM) ケース MIDタワーケース ネットワークカード PCI 100Mbps OS Windows98 さて、いつものごとく前置きが長くなりましたが、Windowsドタバタ日記に書くぐらいだからまともにはセッティングが出来なかったわけです。とりあえず普通にセットアップを行っていましたがインストール中にハングアップ。(;_;)電源を切って立ち上げると当然のごとく“正常に起動しません”
起動ディスクを使ってMS-DOSで立ち上げてCD-ROMからインストールしようとしてもやっぱり途中で止まってしまいます。(;_;) “なぜだ〜!買ったばかりのパソコンが起動すらしない〜!(;_;)”
当然、埒が明かないので速攻でGatewayに電話しました。今まで使っていたNECのサポートセンターが全然つながらなくてイライラした経験があるだけに“やけに簡単に電話が通じて”ちょっと拍子抜け(^_^;)
色々話を聞いているとやっぱりHDDの初期不良もしくはケーブルの不良の可能性が高い事が分かった。“どうすれば良いのか”を聞いたところなんと、…とさらっと言ってくれました。(^_^;) さすがGateway!自分の場合は上記の事を言われても驚きもしませんが、普通のパソコンユーザーだったらびっくりすることは間違いありませんよね?(もっとも私のマニアックなページをまともに読んでいる人は驚きはしないかも…(^_^;))
- ケースを開いて
- HDDのケーブルを抜き差しして
- ケースを開いたままBIOSからHDDを物理(Low Level)フォーマットして
- FDISKで領域を確保して
- OS(Windows98)をインストールして。
- 動作確認後にケースをしめて下さい。
ユーザのレベルもよく分からない段階で平然と上記の言葉が出るというのはユーザー層がよっぽどマニアックなのでしょう。多分NECや富士通だったらそんなことは言えないでしょう。また、IBMの場合話を聞いて不良の可能性があることが分かったら直ぐに住所を聞いて取りに来る…という徹底ぶりなので当然ケースを開けろ…とは言わないでしょうね。
とりあえず、上記の方法で新品のHDDをいきなりFormatしてOSをインストールするという作業を行い、何とか復活しました。結局の所原因は取り付けの不良か何かだったのでしょうね。Made in マレーシアだったので飛行機での輸送中にゆるんだのかな?…という感じです。
それにしても、同時に2台買っておかしい方が自分の方だったのがまだ不幸中の幸いですね。自分の方じゃなかった場合、もっと面倒なことになっていたことでしょう(^_^;)P.S.ちなみに、最近では3.5 FDDが認識しない…というトラブルに見舞われています。やっぱり私の場合運が足りないのかも…(;_;)
2000年5月13日 ご無沙汰しております。(^_^;)
無茶苦茶久しぶりの書き込みです。
最初にちょっと言い訳でも書いてみます。(^_^;)
ホームページの更新がほとんどしなくなる直前にパソコンの調子があまりにも悪くなったのをきっかけに、ホームページをはじめとする自分で作成したデータをZipドライブに移しました。
ところが、私が買ったZipドライブが外れだったのかもしれませんが、Zipドライブって簡単にディスクが壊れてしまうんですね。おまけにディスクはMOとかに比べて高いし…。(;_;)
察しのとおり、データをZipにバックアップしたので安心してHDDをフォーマットしたあと、自分のデータディスクが壊れて読み出しができなくなってしまったのです。
もちろん、ホームページのデータ等はサーバーに入っているので、ダウンロードすれば復活するのですが、それ以外のデータは全て消えてなくなってしまいました。
その事件で途方にくれてFTPソフトの設定すらせずに1年程ほったらかしになっていた…という事になります。
(その間に個人的には結婚したり、会社の昇格試験があったりと、バタバタしていたのを理由にしていました)
今年に入って(…って、今何月だよ(^_^;))新しくパソコンを組み立てて(Celeronマシン)ホームページ作成ソフトも購入したので、またFTPソフトをインストールして設定を行いました。
多分、ホームページのほうも今の内容だとなかなか更新できない事が続きそうなので、近いうちにリニューアルします。
趣味としては最近一番時間を使っている写真のページになってしまうかもしれません。
写真ばっかりでもつまらないので、ここのWindowsどたばた日記は続けようと思います。
パソコンを使っていると、なかなか理不尽な事が後を立たずネタとしては楽しいかもしれませんね。
…という事で、今後ともよろしくお願いします。 2000年5月14日 WindowsCEについて
全然最近…という訳ではありませんが、1年ほど前からWindowsCEのユーザーになりました。
使っているのはNECのモバイルギアMC/R320です。
モノクロ液晶のシンプルなマシンですが、キーボードはブラインドタッチができるサイズで、なかなか良好なうえ、単3電池2本で20時間程駆動できるという点が気に入っています。
ちまたでは、WindowsCEはMicrosoftとしては失敗だった…等と言う人がいますが、電源ボタンを押せばその瞬間に画面が出てきて、作業が終われば電源ボタンを押すだけで一瞬で電源が切れるという快適さはノートパソコンとは別次元の軽快さです。(^_^)
(もちろん電源を切っても作業中のデータはそのまま保持されます)
当然用途が違うので、パソコンと詳細に機能を比較するのは意味がありませんが、私のように文章を書くのが趣味だったりする人にはブラインドタッチができて、しかもON/OFFが一瞬でできるという事だけでも大満足だし、バッテリーを気にしなくても良いのは素晴らしい事です。
ちなみに私はこのマシンを使うときはACアダプタを使いません。(もともと別売りだし、一応購入したけど全然使ってません)
公園や電車の中で文章を書く…という用途には最高なので、そのような使い方をメインに考えている人は選択肢に入れてみても良いかもしれませんね。
一瞬で電源のON/OFFができるので、ちょっとした空き時間に打ってみようか…という気になりますよ。
公衆電話からだと面倒な事でも、携帯電話を持っていると気軽に電話してみようかな…という気になるのと近い感覚です。 2000年5月26日 モバイル〜情報家電について最近思うこと
昨年i-modeが登場して、今やNiftyを抜いてもっとも加入者の多いプロバイダになった…という話らしいのですが、素人からみると『ものすごい時代になったなぁ』と感じます。
(完全に時代に取り残されたオヤジ状態ですね(^^;))E-Mailを送受信するのに携帯電話・PHSがあればO.K.なんてことがあたりまえになるとは…
最近、『インターネットやE-Mailをやりたいからパソコンを購入する』…という人でパソコンが売れまくって、今年はカラーテレビの売上を抜いた…という話ですね。
でも、この調子だとすぐに『E-Mailやホームページぐらいだったら携帯電話で十分』という時代に突入して、パソコンを購入するのは会社の仕事をうちでやりたいサラリーマンや、自ら情報発信をしたい…というクリエーター(もちろんアマチュアも含みます)たちだけのマニアックな人たち…ということになってしまうかもしれませんね。
そうなると、Microsoftも安泰ではありませんよね。
X-BOXを契機に家庭の中に浸透できるかどうかが、ひとつのターニングポイントでしょう。
はたして、現在各家庭の中のTVが占めているような居間の中心にふさわしい家電は何になるのでしょうねぇ。
このポジションを支配できれば、情報家電の中核を支配する…という事になりますね。
SONYのPlayStation2が狙っているのもこのポジションだし、果たしてどうなることやら。
まぁ、一般ユーザとしては楽しみですね。(私はちょっと関係者なので、一般ユーザと言えるのかどうかは微妙なところですが…) Back to Home