唐突に皆さんこんばんは。
ついに拍手ボタンのレス「だけ」での独立記事となりました。
拍手に関しては毎度テーマを決めているんですけど、時おり今回みたいに集中する場合があります。
いやあ。嬉しいもんですな。
ぶっちゃけ経緯としては書き込める文字数が増えただけのような気もしますが、何はともあれ沢山の書き込みをありがとうございます。
今回募集したテーマは『昔』です。
これだけだと何が何だか分からないので、ご参考までに2月11日の日記をご覧願います。
要するに、普段皆さんの思われている「昔懐かしいモノや文化や風俗」みたいなアレを、拍手ボタンにて送っていただいたわけです。
今回は日記ではなく記事なので、ボツは一切ありません。
すべての書き込みに対してレスを返したいと思います。
ただし、あんまりにもテーマに沿っていない書き込みはご勘弁、と書こうとしたら普通に全部懐かしいでやんのよ。
そういう事で参りましょう。時には振り返るのも良いものです。
■第1章・お菓子の話■
21:28 ビックリマンシール
いきなり大メジャー級が来ましたね。若い方を除いて、これを知らない日本人は相当な珍獣だと思います。
16:43 おっぱいアイスは、一般には「たまごアイス」の商標で、先端をハサミで切ってちゅうちゅう吸いながら食べるやつです。
16:44 吸い口部分がピンク色になってるまんまな商品も存在するらしいですが・・・
16:44 ゴムに包まれていて、つまようじでツルンと剥けるのはゼリーとかようかんですね。
16:45 子供の頃ほどんど小遣いとかもらえなかったけど、駄菓子屋は夢に溢れてたなあ。
16:47 5円とか10円で素材のよくわからない細長い袋に入ったゼリーとか、カステラと呼ぶには今では抵抗ある砂糖まみれのパサパサの何かとか食べたっけ。
16:48 今回はノスタルジックな想いに浸ってるのでオチはありません。Mas***s
それは違います。トゥルンと剥けるアイスは実在するのですよ。
たまごアイス以外にもけっこう多くの種類があって、今でも検索するとチョコチョコと引っかかるみたいですね。
どこぞの菓子メーカーが参入する以前、駄菓子屋のおばちゃん自身がゴム風船に詰めて売っていたという伝説もあります。
今では考えられない平和な時代だったようです。
駄菓子屋はもう我々の活動拠点ですからね。
梅ジャム塗ったエビセン食いつつ、あんずにジューセットのコーラにフェリックスガムに笛ラムネ。
自販機の脇には栓抜きがぶら下がってたり。
指でこすって煙を出す謎のカードもありました。
カードメンコ、ベーゴマ、スーパーボールも基本です。
実は我が町・上大岡にはリバイバル駄菓子屋がありますから、今度みんなで一緒に行きましょう。
6:44 こんにちは! いつも楽しませて貰ってマス。
ワタシの昔といえば「ポリンキー」です。今はもう、ほとんど売ってないですよね。
三角形の秘密は結局なんだったんでしょうね。
それを知ったら消されますよ(笑)。
今でもたま〜に菓子問屋なんかで見かけますけど、なかなか息の長いヒットですね。
お菓子系CMソングでは、これと「コイケヤスコーン」が双璧です。一度聞いたら頭から離れなくなる魔性のリズムですからね。
ちなみに三角形の秘密は、ですね・・・。
おっと、誰か来たようだ・・・。
そんな感じで、まずは子供にとって大切な文化である「お菓子」関連の書き込みをご紹介いたしました。
「なげわ」を指輪にしたり、「とんがりコーン」を指にはめるのは定番中の定番ですね。
それでは次行きましょう。
■第2章・ジュースの話■
23:58 ジュースの話題って世代がバレますよねえ。
中坊の頃ですが「NCAA」というスポーツ飲料がありまして、好きだった女の子がよく飲んでいて好きになりました。思い出すだけで甘酸っぱい。キャッチコピーは「がんばった人にはNCAA。がんばれなかった人にも」うん、がんばれなかったな。
罰ゲームというと「メッコール」という激マズな麦芽飲料。通っていた水泳教室で帰りに「アンバサ」を飲むのが楽しみ。高校時代には「ジャワティー」中毒になりましたし、そういえば「タブクリア」って透明なコーラもありましたね……いや、たかがジュースされど次々とよみがえる記憶(笑
こんなサイトもありましたよ。
透明なコーラといえば(私の中では)ホワイトコーラであり、今のところ唯一コーラの味がする透明炭酸飲料でした。他はだいたいソーダってかスプライトでいいじゃん的に思ってました。
そういうわけで、ジュースは世代によってそれぞれの文化やこだわりが見られる好例ですね。
NCAAに敗れてガム路線に走ったクイッククエンチ、メッコールによって最マズ路線を脱出できたチェリーコーク、アンバサのおかげで再評価されたカルピスソーダ。
奴らにも奴らなりのドラマがあるわけですよ。
キリンメッツは微炭酸なんて軟弱な事せず、ジョルトコーラを見習って濃ゆく生きて欲しい。
20:15 マウンテンデューが流行ったり
流行りましたね。一時期は相当なシェアだったと思います。
まだまだ語りたいのですが、ひとまずこの辺で。
冒険活劇飲料・サスケのCMの続きは一体どうなったんでしょう。
■第3章・メディアの話■
12:26 昔ですか。テレビですかねえ。父親が難しい本しかもっていなかったので、暮らしの手帳と通販生活以外での楽しみはテレビでした。ひょっこりひょうたん島の後のみんなの歌がまっくら森のうただった日にはそれだけでいい日だったって思いましたよ。
12:27 最近ふとテレビを見てもつまらなくなったのは、大人になったからってのもあるでしょうけれどもきっとそれだけじゃないですよね。
暮らしの手帳と通販生活という所が渋いですね。子供なのにいぶし銀の魅力を感じます。
テレビはその登場時から世相を映す鏡であり、世代によって様々な思い出があると思います。
個人的にはテレビがつまらないというより、テレビ以外の娯楽が増え、かつ細分化しているからではないかと思います。
もちろんテレビもその分チャンネル増えたり色々ありますけど、基本的には「何かウケたらその模倣」という路線です〜っと来てます。
それを嘆く方も多いですけど昔ッッからそうでした。
少ないパイを取り合うなら、構造改革もいよいよ近いのかもしれませんね。
そして我々は、それらの中で一番面白いものを取れば良いのです。
拍手ボタンに書き込んでみるとか。
0:31 お誕生日おめでとうございます。さかっちです。
以前飲ませていただいた梅酒が鮮烈で、自分も二十歳を機に作ってみようと思います。
……母親に”蒸発”させられてしまいそうですが(汗)
0:37 さて、お題の『昔』ですが、小さい頃に観た『わんぱくダック夢冒険』というディズニーアニメを誰も知りません。
ドナルドの叔父のスクルージが主人公という需要がまったく読めない作品でしたが、面白かったんですよ。
合間のCMに正月特番で『今年も羊(干支)は空を飛ぶ』とあったので……91年か。あれ、意外と最近?
また歳を取ってしまいました。困ったもんです。ありがとう。
あの梅酒、凄いでしょ? なかなか飲めるもんじゃないですよ。
仕込みさえ終われば後は時間が作ってくれます。途中で飲まれないために封印してお札でも貼っておきましょう。
家も近所ですし、何なら我が家に置いといて構いませんよ。
「天使の分け前」って知ってます?(笑)
さて件のわんぱく大昔クムクム、もといわんぱくダック夢冒険ですが(わざとらしい)、うちの嫁がちゃんと知ってましたよ。
こういうのって意外に同世代だと知らなかったりするんですよね。
超人バロム1の話をしたら、みんな裏番組のウルトラマンAを観てたりね。
14:31 石川秀美は最高でしたね〜
『ゆ・れ・て湘南』が代表曲と思われてるみたいですが、
自分は『夏のフォトグラフ』が一番好きです。
あなたとは友達になれそうです。
枚数的には『ミステリーウーマン』とか『もっと接近しましょ』とかの方が売れてるんですけどね。
前者はボンジョビ、後者はシーラEのパクリでした(笑)。
豪腕としてはやはり、親衛隊時代に一番コール練習をした『愛の呪文』を推したいと思います。
夏フォトも良いね。
石川秀美という歌手はデビューから一貫して歌は大して上手くないし売りは太ももだけという評価を受けておりました。
それはその通りです。んで、それは関係ありません。
トヨタ以外の車に乗っても良いんです。
いや〜、テレビや芸能はやっぱり世相の鏡ですなあ。
何だかんだいって観てるもんですわ。
近年ネットに推されてテレビ業界も大変みたいですけど、まだまだ頑張っていただきたいと願います。
■第4章・グッズの話■
5:37 懐かしいもの……ということで押入れをあさってみました。
そしたらしわくちゃの、妙に古臭いレジ袋がありまして。中をのぞくと100個はありそうな「匂いつき消しゴム」がw
チョコレートの匂いや果物の匂いとかする消しゴムです。皆等しく本来の使い道には適さない形してるんですよね。匂いの元の形してるんですよ、板チョコだったりメロンだったり。
昔、少ないお小遣いで買ったものでした。引越ししてもこれだけは持っていくって駄々こねたのを鮮明に覚えていますw
でも、あれからすっかり年月が経ってしまって、もうどれも匂いはすっかり抜けてしまっていました。
こうなってしまってはもう匂いつき消しゴムではなくただの消しゴムです……が、やっぱり捨てずにしまってしまう辺り、当時の僕も今の僕も変わってないんだな、としみじみ思ったりw
そうそう、消しゴムも世相を反映してますよね。
キン肉マンやスーパーカーは顕著な例ですし(消しゴムとしては明らかに失格ですが)、ねり消しゴムや砂消し、そして件の匂い付きの消しゴム。
私にも経験がありますよ。
100個というと相当な量でしょうし、それらはただ集めただけで消費される事が決して無いわけですが、宝物とはそういうものです。
実用云々ではなく、子供にはそれが必要なんですよ。
忙しい大人には必要の無いものですけれど、それは大人が忙しいからなんです。
そして大人でも子供に戻るひとときは必要です。だから大人になっても集める人は集めるし、捨てられない人も多いのだと思います。
22:40 命が沸・い・て・き・た
昔、ですか
昔といえばゲームボーイがカラーじゃなかった、とか
天才テレビ君にウエンツがいたとか
スリラー踊ってたりとか
いつもいつもパソコンの前に座っていなかったとか
今じゃもう夢になった、バレンタインにチョコを貰ったとか。あれが最初で最後ですけどね(肉親は除きます)
うわお、懐かしい
ゲームボーイとか出てくる時点で相当に歳を感じました。
なんと素晴らしい時代でしょうか。
私が子供だった時代はゲームボーイどころかテレビゲームそのものが存在せず、あのインベーダーゲームでさえ存在しなかった悠久の過去となりました。
ウエンツ君がまだたんぱく質にもなっていない昔のお話です。
そう、それは当然であります。
たまに耳にする「昔の方が良かった」とかいう年寄の言葉は、おおむねヒガミにすぎないので放置して構いません。
あるいは自分の子供時代が最高だと妄信し、それとは違う遊びをやってる世代を理解できないだけなのです。
新しい時代の方がおおむね良いに決まってます。
それでも文句言うならメソポタミアの時代から我々はずっと下り坂だったと認めるようなもんです。
どんな世代でも、自分が子供だった頃が一番幸せなんです。
遊ぶ場所が少なくなったとか聞きますけど、子供ってのは天才だからいくらでも遊ぶ場所を作り出すもんです。
またテレビゲームは目が悪くなるとか言いますが、じゃあお前は体にいい遊びだけしかした事が無いのかと。
それはそれはつまらん子供時代だった事でしょう。泥だらけの手でおやつ食うのも大切な思い出です。
そうやって説教するくせに、なぜか自分では危ない遊びの武勇伝を語りたがる奴が多い事多い事。
…などと熱く語っても仕方ないんですが(笑)。
大人に取っては無価値なモノでも、子供にとっては宝だったりします。
そうしたモノを集めたり熱中したりは子供の特権です。
中にはそのまま体ばっかり大きくなったような豪腕はりーと愉快な仲間たちみたいな方も多いと思います。
いいじゃないですか。たま〜に手に取って昔をしのんでみましょう。
■第5章・その他の話■
22:51 昔(といっても1,2年前とかですが)失恋した時に書いた日記を今見つけたので読んだのですが、何と言うかものすごくほろ苦い、一言では言い表せないような気分になりました。
滝沢昇みたいな対処法であります。
人によって乗り越え方は様々です。未練がましい敗北の記録である事も多いんですけど、それより今後どう生きるかが真の問題なのでしょう。
日記を自費出版して自虐的にお金を稼ぐという、かなりコアな向きの対処もあります。
1:26 昔…
語られ尽くしたわぁあああぁぁぁぁっ!!
あなたとは非常に話が合いそうです。
ま、デカビタCでも一杯。
2:29 初めて書かせて頂きます(と言っても天誅!に先に一回送らせて頂きましたが)。
特集『昔』と言う事ですが、僕にとって豪腕はりーさんのサイトこそが昔かもしれません。このサイトを初めて見たのが18かそこらの高校生だった頃。面白可笑しいはりーさんの雑記は心の清涼剤になったものです。あれから数年。サイトを除かなくなり、浪人し、大学生になり20も超え、今現在久々に訪問しました。何かこのサイトを見て感慨深いものを感じます。あ、後『昔』で思い出す事と言えば高校時代に女医に虐められる少々M物のAVが親に見つかって電話がかかって来たことですかね。掃除中に見つかったらしいのですが、何で『机の一番下の引き出しの裏に隠してあったもの』が掃除で見つかるのか未だに理解不能です
半端で面白みのない『昔』で申し訳ありません。
長々と書いてしまい申し訳ないのですが最後に一つ。「シューテム・アップ」と言う映画はご覧になられたでしょうか。メインキャストがクライヴ・オーウェンとモニカ・ベルッチの、B級映画(だと思われる)ものなのですが、主人公大真面目に「好かんな」とか言いながら常に人参喰って人を撃ってます。興味があれば是非。もう既にご覧になってらっしゃるのであればすいません。
最後までお読み下さって有り難うございます。今後はまた楽しくサイトを覗かせて頂きますね。
実にありがたく、かつ感慨深い文章であります(女医のAVさえ無ければ)。
このサイト始めて何年でしょう。ドリームキャスト時代を入れるともう10年近くですねきっと。
普通は10年も経てば少女が大人になるのに十分な時間なのですが、うちの場合はますますフリーダムな方向に突き進んでますね。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
ちなみに保護者の捜索能力はCIAを凌駕します。なぜなら彼らもそういう場所に秘密を隠していたからです。
歴史は繰り返し、記憶は遺伝するのでしょう。よって常に見つかった時の言い訳を考えておくのも手です。
いざとなったら豪腕が引き取りますので。
ニンジン食って人を撃つジャンルの作品は詳しくないので(詳しい奴もあんまりいないと思いますが)、ぜひチェックしたいと思います。
モニカ・ベルッチなんて久々に聞きましたね。
この人、目茶くちゃ美人なのは分かるんですけど、出る作品にぜんぜん恵まれてないような気がします。
そんなあなたに『モニカ・ベルッチのエッチなだけじゃダメかしら?』なんてどうですか(笑)。
4:00 昔といえば、自分の最古の記憶ってなんだろうかと考えたことがあります。
4:01 家族から「あんた小さい頃はこんなだったのよ」と言われてもちっとも覚えてないもので、それでは自分はどうだろうとあるとき暇つぶしに思い出そうとしました。
4:02 ……ちょっとお題からはずれてますね(汗
次のテーマにでもしてください。
4:03 ちなみに思い出せた私の最古の記憶は、3歳のときに親父に茶の間で正座させられ、ものすごい剣幕で怒られていることです。
私はやっと三輪車に乗れるようになった、2歳くらいの記憶が残ってます。
裏手のドブ川に三輪車ごと派手にダイブし、あっちの世界へ旅立つ寸前で救助されたという、のちの航空業界の事を考えると非常に残念な事例がそれです。
私が極度な高所恐怖症なのは、この辺に始まったのかもしれません。
皆さんはいかがですか?
ご自身の持つ、一番最古の記憶というのは何でしょう。
意外とその後に影響しているかもしれませんよ。
そんなわけで、突発的にお送りしました「昔」の話。
この文章もいずれは歴史の引き出しにしまわれる訳ですけど、私たちはすでに同じ思い出の路線を歩んでいるわけです。
その先は森の奥の死体かもしれないし、赤提灯ののれんの中かもしれませんね。
ひとつだけ言える事は、振り返るためにはまず歩かなければならないという事。
同じ所で後ろばっか見てる場合じゃありません。
年月というのは不思議なもので、思い出補正によって勝手に光ったり誇張されたりするようです。
それはたぶん、本当に光っていたからでしょう。
その輝きがあまりに眩しすぎるなら、いっそこれから新たな輝きを作り出してみてはいかがでしょう。
人間、死ぬまで寿命と思い出作りは続きます。
皆さんの前途に幸あれ。Bon Voyage.
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