『ヘルゲイト』
『コルゲイト』
この時点でレビューの失敗は約束されましたが、まあ聞いてください。
けっこう良いジャケット絵なんです。
ある理由によりモザイクかけてますけど、
悪くないでしょ?
しかし。
中身が駄目なんです。
中身が駄目なんです。
駄目なんです。
とても大切な事なので、何度言っても駄目なんです。
はい、今回もまた、映画世界の夢の島からビッグなシットをお届けです。
普通こういう映画は東京12チャンネルの深夜域でひっそり放映されるはずです。
しかし今回の『ヘルゲイト』。
そうした機会はおそらく訪れないでしょう。
それほどつまんないです。
恐るべきは、このDVDが【ワンコイン名画シリーズ】の中にひっそり紛れていた事でしょう。
『第三の男』とか『アラバマ物語』の間にこんなクソが入ってるんです。
常識として知っておいて欲しいんですけど、ご飯の中にうんこを入れたら普通は怒られると思います。
500円ありゃ牛丼食ったり漫画を買ったり色々できるはずですから、良識ある当サイトの皆さんは決して目を合わせないようにしましょうね。
即買いでしたが。
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/ ⌒ ⌒ \ よくぞ言ってくれた
| (__人__) | 褒美としてヘルゲイトを買う権利をやる
\ ` ⌒´ / ☆
/ヽ、--ー、__,-‐´ \─/
/ > ヽ▼●▼<\ ||ー、.
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ (ニ、`ヽ.
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l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ____
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ-'ヽ--' / 在庫あり /|
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/ ̄在庫あり/|  ̄|__」/_在庫あり /| ̄|__,」___ /|
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どれほど即買いだったかは、モザイク取れば分かります。
すごい事言い出したよ。
ここまで来ると無鉄砲とか身の程知らずといった日本語に加え、このためだけに新たな単語を発明したくなります。
誤解なきよう再度言います。
つまんないです。
つまらなさの度合いで言うと、スルーできるレベルを超えて怒りすら覚える領域に達しています。
まずはストーリーをご紹介しましょう。
休暇を楽しむためコテージを訪れた
チャック、ボビー、パムの三人は、
遅れてくるマットを待つ間、その町に伝わる
「ヘルゲイト伝説」の話で盛り上がっていた。
廃鉱観光の町だった「ヘルゲイト」には、
一攫千金の夢かなわぬまま他界した者たちと、
バイク族に襲われ命を落とした美少女ジョージーの
魂が眠っているというのだ。
ある時、不思議な石を手に入れたジョージーの父親ルーカスは、
石のパワーで死霊たちを甦らせてしまう。
「ヘルゲイト」に迷い込み、
命からがら逃げ帰るマットだったが、
話を信じようとしない三人を連れ、
ジョージーに魅せられたかのように
再び町へ足を踏み入れるのだった!
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何言ってんだか分かりません。
出たいのか入りたいのか。
思春期の乙女心も敵わないほどのブレっぷりは、もはや映画を芸術から排泄物へと変える魔法の杖のようです。
チャックという名前も非常に気になります。
当サイトにおいてチャックとは、うんこにおける大腸菌の役割を果たしているからです。
うんこ映画はチャックの塊みたいなもんですから。
ディスクを入れてみましょうか。
え〜、何やら暗い森、その奥にある山荘風の建物。
時おり雷が鳴ったりして、雰囲気だけはオーソドックスな怪奇モノっぽい感じです。
私はうんこ映画を見続けてもう20年ですから、こうしたスタンダードな始まり方には逆に好感を覚えます。
それほど甘い映画じゃありませんけどね。
そこでは3人の男女が怪談に花を咲かせています。
男が1、女が2なのでサオが足りないわけですが、我慢してればそのうちサオの方から来るでしょう。
ちなみに男の名前はチャックです。
残念ながら、チャックの中でも相当に頭の悪いチャックです。
そのバカさ加減は随所に表れますけど、この後にやって来るもう1本のサオの方がチャックをはるかに超越するバカというのが凄い。
チャックでバカなのに目立たないという、今までのレビューに無い斬新さであなたの限界に挑みます。
早い話がいらない子です。
そんなこんなで、3人の男女による怪談は進みます。
若い頃の岸田今日子みたいな厳しい顔のヒロインAが、静かに語る怪談。
30年前の【ヘルゲイト】の伝説を・・・。
つまんないです。
要約すると、街の娘が不良に絡まれて死んじゃったっていう。
それが悲惨な歴史ですか。
白土三平の【カムイ伝】を100万回読んでから出直しましょう。
いや悲惨は悲惨ですけど、その規模の話が伝説として30年も語られてるわけでしょ?
目茶くちゃ平和な街じゃねえか。
しかも娘の死にっぷりが駄目すぎます。
不良に絡まれた娘をね、パパが助けに来るんですよ。斧持って。
ゲッターロボばりに斧をぶん投げるんですけどね。パパが。
不良の頭に斧刺さる
↓
バイク急発進
↓
娘轢かれる→即死
死因は親父。
斧を投げる時はバイクに注意しろとあれほど。
確かにある意味、伝説でした。
こりゃあ化けても出るわな。
しかしこの時点でアカラサマなB級スメルというか、高級料理には有り得ないほどの食品添加物みたいな刺激臭を感じられますよ。
例えば、冒頭の山荘ね。
怪談を話していたはずがなぜか突然バイクで疾走するシーンに切り替わるという、ハリーハウゼンも裸足で逃げ出すカメラワークを見せてくれます。
何しろ次のシーンの予想がつきません。
その意味では素晴らしいと言えなくもありませんが、悲しい事にこの映画は並のうんこでは無いのです。
予想は裏切り、期待は断る映画です。
脚本が悪けりゃ演出もイミフ、おまけに日本語訳の文章も豪腕はりーが判別できるほど微妙という、サリバン先生もさじを投げて旅に出るような映画。
この私が最後まで頑張れるか不安になるレベルです。
さあ気合いを入れて行きますよ。
バイクのシーンは30年前の不良どもの姿でした。
ヒゲ面だったりマッチョだったり様々ですけど、どいつもこいつも全身からほとばしるバカオーラが魅力的な一団です。
珍走団の意味を知らなければこの映画を観ましょう。
ともかく、ドライブインで他の客たちを蹴散らすバイカー軍団。
わたくし豪腕、アメリカのドライブインってのは元気な不良や元気な強盗や元気なターミネーターが暴れる場所としか認識できません。
アメリカ人はそれでもコーヒーを飲みたがる種族なんでしょうか。
そしてここでも意味不明のセリフ回しが出てきます。
「何飲む?」
「紅茶」
→なぜか喧嘩。
紅茶の何が地雷なの?
ガキの頃に紅茶に噛まれた記憶でもあるんでしょうか。
アメリカ人の感覚は分かりません。
そうこうしているうちに、やっとここで主役の一人が登場いたします。
ジャケ絵で背中向けてる娘ですね。
暴れる不良どもがいるのに一人でノコノコやってきました。
バカです。
それとも、相当なレイプ願望でもあるんでしょうか。
秒で襲われます。
当たり前です。
サファリパークでドアを開けちゃいけないってのを知らないんでしょうか。
すぐにパンツが丸出しになります。
※「アンダーカヴァー」2はよいこの集まるサイトです。
不良どもにスカートを剥ぎ取られ、黒いパンツが丸出しになるわけですよ。
とても1950年代の下着には見えませんけど、そこを突っ込んでは野暮でしょう。
白い上着との組み合わせがまるでブルマと体操服のようです。
バタくせぇ体操服です。
面倒だからバタ子と呼びます。
必死に抵抗するバタ子ですが、もちろん不良どもには敵いません。
簡単に捕まっちゃいます。
しかしその時。
ドライブインの主人が銃を持ってサッソウと登場するのですよ。
「出て行け!」 BANG!
「失せろ!」 BANG!
不良→失せる。
バタ子を連れて。
ちょっとちょっと。
それ持ってっちゃ駄目だよ!
清々しいほどバカでした。
店の主人も、不良さえいなくなりゃバタ子がどうなろうと知ったこっちゃないというスタンスが素敵です。
やっぱアメリカって怖い所なんですね。
バタ子の丸出し大冒険は続きます。
暗い森の中を行くバイク。
不良どもが向かった先は、金鉱で栄えた街・ヘルゲイトでした。
ふざけた名前です。
自宅の住所が地獄だったら引越しを検討すると思います。
それはともかく。
街の人々が眉をひそめる中、不良どもはバタ子を街に放り出し。
再びバイクで追い詰めます。
なんで一回リリースしたのか分かりません。
そして、それ以上に。
なんでわざわざバタ子を街の中に連れて来たのか分かりません。
街の周囲は森と墓場。
だったら森ん中で犯れや。
アメリカ人の持つ、非常に難解な思考回路が我々を惑わせます。
見られると興奮するんでしょうか。
だからこそ珍走団なんかやってるのかもしれませんが、おかげでパパにバッサリ殺られてしまいました。
一人でいい。
誰か一人でいいから、まともな人間に出てきて欲しい。
こんな事さえ神に祈らずにはいられなくなります。
駄目でした。
…と、ここで冒頭の3人に戻りましたよ。
例の男1人に女2人ですね。
岸田今日子は語ります。
「彼女は今でも待っているのよ…」
あの〜。
よろしいですか?
何をどう待ってるんですか?
完ッッ全に観ている我々が置いてけぼりなんですけど。
バイクに轢かれて死んだ女がどこで何を待ってるんですか?
轢いた相手も死んでるのに。
岸田の言う事は分かりません。
しかし。
怪談は、ここからが本番でした。
強調しておきます。
つまんないです。
いや、個人的には爆笑させてもらいました。
されど中身はつまんないです。
怪談というより万国びっくりショーみたいな内容のお話でした。
ここで再び、あの微妙な回想シーンに戻るわけですが。
今度は不良ではなく、おむつの世話にあと数年といった風情の爺さんが出てきました。
立ち位置は使用人みたいですね。
使っているのはバタ子のパパという点が不条理さを醸しています。
斧が飛んで来ない事を祈ります。
さて爺さん、廃坑になった暗い穴に一人降りて行きました。
普通のホラーならここで食われて終わりですけど、この映画は【ヘルゲイト】です。
そんなに甘けりゃレビューなんか書いてませんよ。
吊ってる糸がくっきり分かるコウモリに突かれ、逆に張り倒す元気な爺さん。
その先で何やら光る物体が…。
はい皆さん。
やっと来ましたね。
置き物です。
置き物からビーム出て。
コウモリ起きました。
それだけ。
なかなか素晴らしい目覚ましビームです。
たぶん死んだコウモリが生き返った設定にしたかったんでしょう。
おもちゃにしか見えないから分かりませんでした。
ちなみにこのシーン、【13日の金曜日】のパロディみたいな効果音が流れるんですよ。
字で書くのは無理がありますけど、こんな感じのアレです。
ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ・・・
はっ…はっ…はっ…はっ…はっ・・・(繰り返し)
わけが分からんとは思いますが、ともかくそういう効果音。
明らかにパロディでしょうね。
なんか「ちゃーちゃー」言ってたような気がします。
イクラちゃんとの関係が指摘される所です。
この辺から、意味不明な展開が加速しますよ。
そろそろ皆さんにも優しかった母の顔がよぎる頃でしょうか。
さあ、そんな不思議な光る石を拾ってしまった爺さん。
だんな様=パパに報告です。
その時パパは、応接室で一人たそがれていました。
愛しいバタ子を失ってしまったパパ(お前のせいで)。
バタ子の写真を見れば、在りし日のバタ子の笑顔がよみがえります。
ぜんぜん別人の写真です。
自称ネットアイドルの比ではありません。
ていうか普通、応接室に毛穴見えそうな顔面どアップの写真は貼らないと思います。
明らかにノリは明星の付録ポスターです。
自分の親がこんなだったら、私は家を出るでしょう。
爺さんは石をパパに渡します。
「コウモリが出やがったんで、ぶっ叩いてやったんでさあ。そしたらこの石から青いビームが出て、コウモリが生き返っちまった! ・・・どう思います?」
医者に行けと思います。
ともかく、その石を受け取ったパパ。
すると突然!
手書きアニメの味わい深いビームが、ビビーッと飛んで行くのです。
最高に素敵なシーンです。
私も頑張れば何か出せそうな気がしました。
パパのビームは獲物に向かって一直線です。
そう、ビームの先には金魚がいました。
どーでもいいけどらんちゅうです。
青い光に照らされて、金魚は一体どうなるのか・・・っ!
とりあえず、要点だけ書きます。
金魚、巨大化!
↓
怪物化!
↓
大爆発!!
…なんで?
か〜なりのうんこですわこれ…。
大体、ビームが当たったら生き返る設定じゃないんですか?
何でしょう、生きてる生物に当たると駄目なんでしょうか。
パパの手は大丈夫なんでしょうか。
そもそも、どうやったらビームが出るのかまったく分からないんですよ。
ビームの代わりに魂が出そうです。
しかし皆さん、聞いてください。
パパは相当なバカなんです。
「わははは」と高笑いしながら、そこら中にビームを撒き散らすんですよ。
誰も読めないこの展開。
お前は発情期のオス猫か。
バカに武器を持たせるとロクな事がありませんね。
次は剥製のウミガメにビームが命中!
普通に動き出しました。
巨大化するかと思ったら、単に生き返っただけでした。
そしてまた爆発。
だからなんで?
誰も読めないこの展開。
次のシーンでいきなりピン子が出てきたって驚きませんよ私は。
ごく普通に阿鼻叫喚の地獄絵図です。
ここが砂漠で周囲がダチョウ倶楽部でも死人が出ると思います。
そしてビームが爺さんに!
爺さん危ない!
ここで華麗に避けてくれると私の中の評価も上がったんですけど、残念ながら思いっきり食らってました。
さらば爺さん。
爺さんの場合、怪物化して爆発でした。
予算的に巨大化は無理だったようです。
この辺が非常にB級してて良いですね。
そして爆発も、シーンは映さず音だけでした。
予算的に視覚化は無理だったようです。
はんなり、B級っていいなあ。
結論として。
石から出る青いビームは爆発光線ではないかと。
【X−メン】のサイクロプスが出してる奴と一緒ですね。
謎が氷解いたしました。
怪物化に関してはさっぱり分かりませんけど、そしてトリガーも分かりませんけど、そもそもどうしてそんな物騒なもんが金鉱なんかに埋まってたのかも分かりませんけど。
この、何の説明も無く唐突に出てくる不思議物体。
うんこだなぁ。うんこですねぇ。
コウモリの立場は(笑)。
一番困ってしまうのは、そんな物騒なシロモノを、明らかな狂人が持ってしまったという所でしょう。
こんな田舎町では誰にも止められません。
【ドラえもん】における「独裁スイッチ」みたいな感じでしょうか。
あの話には、非常に味わい深い教訓が含まれていました。
子供向けの域を超えた、あるいは子供向けだからこそダイレクトに我々の胸に届くのでしょう。
かたや【ヘルゲイト】。
非常に味わい深い教訓が含まれていました。
うんこは所詮うんこです。
金持ちでもイケメンでも関係ありません。
誰が出してもうんこはうんこなんですね。
え〜、悟った所で映画の続きを観ましょうか。
何やらまた場面が変わって、現代に戻ってきたようです。
暗い森を走る車、その車に乗っている男こそ今作品の主役。
チャックを越える素晴らしいバカです。
バカを商売にできりゃ銀座に家が建ちそうです。
冒頭に出てきた女2、男1の友達らしいので、ひとまずこいつはサオと呼びます。
サオの向かう先は3人の待つ山荘らしいんですが、地図が悪くて迷っている様子。
ドライブインで道を聞きます。
30年前からまったく変わっていない例のドライブインですけど、そこはB級だからいいんです。
どーでもいいんですが、なぜかいつの時代も大繁盛ですねこの店。
テーブルがほとんど埋まってますよ。
アメリカには他に娯楽が無いのでしょうか。
そしてサオは、この先の街に関する噂を聞きます。
客や店員はみな渋い顔をして…。
「俺だったら行かねえな」
「もう誰もあそこに行く奴はいないよ…」
ここはドライブインです。
この先に行かないでどうする。
お前ら一体どこから湧いて出た。
「イスラム料理・豚汁屋」みたいな違和感があります。
しかも連日大盛況。
この不思議空間から抜け出せる手立てが我々に残されているのでしょうか。
ともかく、サオは先へと進みます。
言われるままに帰っちゃったら映画にならないからです(それでもいいや)。
そして、そこへ現れたのは。
そうです。
バタ子が帰ってきましたよ。
・・・なんで?
急に生き返ってるし。
あの光浴びたら爆発するんやなかったんけ。
なにピンピンしてるんじゃ。
顔にドーラン塗っただけで普通に元気って、お前は【Dr.チョッパー】か!
この辺もう本当にグニャグニャであります。
復活のシーンも何もなし。もちろん理由も説明も投げっ放しジャーマンですから、雰囲気を楽しむくらいしか残ってないんですけどつまんないです。
そろそろ続きを観るのが苦痛になってきました。
私は誰と戦っているんでしょう。
そのバタ子なんですけどね。
あんまりに酷すぎて、うまく書けるか不安なんですけど。
事実だけ書きます。
目から青いビームを出してサオの車にぶち当て、車を故障させる。
ワンダーなウーマンです。
まさか目からビーム出るとは思わねぇよ。
予想は裏切り、期待は断る映画です。
しかもサオはその事実に気付かず単なる故障と勘違い。
こいつに免許を交付した奴は殺人ほう助で逮捕すべきです。
そして車の前にいきなり現れるバタ子。
「あ、危ないじゃないか!」
「・・・・・・」
「…家まで送るよ」
※その車は故障しています。
「さあ、乗って」
「・・・・・・」
「家はどこ?」
※バタ子、また目からビームを出して車を修理します。
何でもできる青ビーム。
しかも頑なにサオは気付きません。
バタ子が一体何をしたいのか、そもそもこの映画は何をしたいのか分かりません。
ていうか、このシーン必要か?
単に車に乗りたいんならただ車の前に出りゃいいじゃん一本道なんだし。
壊したり直したりって、そんなプロセスわざわざ踏むか?
ちなみに目から出るビーム、車のメーター部分をピンポイントで狙ったみたいなんですけど。
お前、明らかに車より前にいたよね?
どっから撃ったねん。
ゴルゴでも不可能な事を平然とやりましたよ。
そうやって身も心もグダグダになりながら、向かう道端に見えてくる墓地。
リドリー・スコットばりに青い光がバンバン見えてます。
そんな墓場があったら鬼太郎もさぞや明るい性格になったでしょうけど、ここにきてサオもようやく異変に気付きます(遅ぇよ)。
「あれは…。何だろう?」
「…ただの光よ」
「ああ(納得)」
(納得)じゃねえ。
,;r'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、
,r'";;;;:::::;彡-=―-=:、;;;;;;ヽ、
/;;ィ''"´ _,,,,....ニ、 ,.,_ `ヾ;;;;〉
`i!:: ,rニ彡三=、' ゙''ニ≧=、!´ 屋上へ行こうぜ・・・・・・
r'ニヽ, ( ・ソ,; (、・') i'
ll' '゙ ,;:'''"´~~,f_,,j ヾ~`''ヾ. 久しぶりに・・・・・・
ヽ) , : ''" `ー''^ヘ i!
ll`7´ _,r''二ニヽ. l キレちまったよ・・・・・・
!::: ^''"''ー-=゙ゝ リ
l;::: ヾ゙゙`^''フ /
人、 `゙’゙::. イ
お前は夜中に墓場がピカピカ光ってる事に対して何の疑問も浮かばんのか。
「ただの光」って何よ。
こんな言葉で簡単に丸め込まれてしまう究極の知能を持つ男、それが今作品の主人公「サオ」です。
チャックでも到達できない超時空に奴はいます。
そしてバタ子もバタ子です。
頭の方は今でも眠ったままなんでしょうか。
珍走団が終わったと思ったら珍道中なんですが、とりあえず例の街まで二人は来ました。
ここが噂のヘルゲイト。
住民たちは明らかにゾンビなんですけど、サオは気にせず進みます(バカだから)。
そんなサオにバタ子は言います。
「止まらないで、そのまま行って!」
「だって、私は…」
「住人と違うもの…」
「家はこっち」と言ったのはお前だ。
しかしサオは気にしません(バカだから)。
この見た瞬間に怪しい町並みを通り過ぎると、そこは巨大なお屋敷です。
もちろんパパのお屋敷ですね。
いよいよバカとゾンビのベッドシーンかと思いきや、またもやバタ子が電波発言を始めます。
「もう行って!」
※誘っといて急に拒否です。
「町には戻らないで…」
※どうやって。
「…中に入って」
お前は何がしたいのか。
そしてサオは家の中へ(バカだから)。
以上、バカの品評会みたいな素晴らしい名画の世界。
やっぱ【アラバマ物語】買っときゃ良かったと心から思います。
実はまだまだ続くんですけど、あんまり突っ込んでたらいつの間にやら紙面が埋まってましたね。
もしかしたらこの後に【サスペリア】を越えるかもしれません。
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
そういう事で、久々に続きます。
後編も元気にうんこしましょう。
つまんないですけど(笑)。
<次回予告>
バタ子はビッチだった!
(知ってたよ)
サオはバカだった!
(知ってたよ)
パパは常識人。
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
チャンネルはそのままで!
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