『Dr.チョッパー』
(後編)


 


何でよ。





 さあて、いよいよ後編ですよ。

 こんなに長くクソしたのは初めてですね。
 出しすぎてもう私のお尻はユルユルです。



 前回はどこで終わってましたっけ?

 チャックが新人見捨てて逃げる所でしたっけ。

 ひどいチャックもいたものです。
 チャックの風上にも置けません。



 そうした所でまた場面は変わるのですが、今度はようやく小僧のパーティーにスポットが当たりましたね。

 今回はその場面から行きましょう。








ホモが来ます。








ホモが来ます。








 …あまりの衝撃に思わず2回書いてしまいましたが、ホモが来ます。
 ちょっと今から説明します。
 説明しますがまったく自信がありません。

 前のレビューでも書きました。

 ライガーのツノと同じくらいに全く無意味なレズシーンがあった時点で、この映画の行く先は誰も知らない素顔の八代亜紀である事は確実です。

 それだけでもパンチドランカーになるには十分ですが、さらに下がありました。






男同士の濃厚キス。






ぶっちゅ〜♪








もはや何の映画か分かりません。








 え〜と、何だか小屋の中ですが。
 小僧と友達が口喧嘩してるんですよ。

 一応この小僧、主役なんですけど。

 こんな火星の大気みたいな主役は初めて見ました。
 この映画にはアレキサンドリアの図書館なみに発見が溢れています。



 小屋には小僧とヒロイン、そして仲間が3人いまして。
 セックスして殺される係の奴とかが混じってるはずです。

 これは基本ですからね。
 始球式のボールを打っちゃいけないのと同じ程度のお約束です。



 よろしいですか?
 B級スプラッター映画のお約束について勉強しましょう。

 まずはこれです。






セックスすると殺される。








自慢の息子も差し押さえ。






 まるでカマキリみたいですが、B級スプラッターでは月野定規のアナルファックのように頻繁に出てくる「お約束」です。

 今画面に出ている若者たちも、まず例外ではないでしょう。



 喧嘩してる場合じゃありません。

 セックスなさい。

 君たちの存在価値はそれだけなのだから。



 ちなみに喧嘩の内容なのですが。
 うまく説明できるかな。
 何しろ電波を人の形に切り抜いたような連中なので、人の言葉で説明するのも限界があるんですよ。

 おおむね以下のようなセリフで進みます。






「…なんで母さんの葬式に来てくれなかったんだ!」

「俺だって忙しいんだよ!」

「お前はいつもそれだ!」

「そう言うお前はどうだ!? 自分の事ばかりじゃないか!」






「最高だ!」






ぶっちゅ〜♪



意味が分かりません。






 …あのコレ、別に誇張して書いてるわけじゃありませんよ。
 ほんとに「最高だ」言ってキスしてます。

 男同士で。



 私が神ならこれ見た拍子に地球の2,3個もブチ壊してそうです。



 私が医者にかかりたいです。



 お母さんのお腹の中に、頭のネジを落として生まれて来ちゃったんですね。
 脚本がまるで暗号ですから。
 コナンくんに解いていただきたい。



 最後の理性がまるで耳だれのように溶ける中、場面は非情にも切り替わります。
 今度はゾンビ女2人とDr.チョッパーさん。
 そういやお前もいたんだっけ。
 とっくに他界してたかと思いました。

 いやいや〜、やってますよ。
 人肉パーティー。
 殺した人間の生肉をムシャムシャ食ってるその場面では、なぜか中国の食事情を思い出して微妙な気分になってしまいます。

 そんなゾンビ女の向こうでは、Dr.チョッパーさんが研究中です。



 かたくなにアゴのメイクが取れかかってます。



 ただでさえアップには耐えかねるフェイスの爺さん。
 もはや一人奇面フラッシュです。

 どうやら、体組織を調べてる様子ですね。
 そーいや外科医って設定でしたっけ。
 この辺になるとすでにどうでも良くなってます。

 若返りの秘術に迫る老外科医。
 移植の道はあるのか。



 となりで勝手に人肉食ってるゾンビ女を何とかした方がいいとは思いますが、そこは天才のする事です。

 周りにいくらでも肉が転がってますしね。
 老いたとはいえ天才外科医ですから。



 すると驚愕の発言が。






「…失敗だ」




「なぜですか!?」




「血液型が合わん」






グダグダだよ。





 どこへ持ってったらいいんだこのグダグダ。

 血液型も調べずに殺しまくる天才外科医。



 バカボンみたいな爺さんです。



 赤塚先生もきっと泣いているでしょう。
 納豆よりも腐りきったこの展開。

 そして爺さんの採った手法がまた泣かせます。






血液型が合わないならば。






合うまで殺し続けよう。






それだ!!!!




あんたに惚れそう。





 かくして突撃ジジイの目標は、今まさに男同士でゲイ術を高め合ってる小僧のパーティーに向けられるのでした。
 やれやれ。
 私の亀もそろそろ寿命です。



 一方その頃。
 小僧のパーティーでは、やっとセックスが始まりそうです。

 一時はもしやこのままサムソンかと怪しまれた展開ですが、どうやら普通に男女でヤルみたいですね。
 大変危ない所でした。

 怖い映画で思わず目を閉じてしまう。
 良くある事だと思います。



 私は思わずケツ筋シメましたからね。

 お尻に大変厳しい映画です。



 さあ、脇役が脱ぎましたよ。
 きっとこいつら最初に死にますよ。
 それがB級のお約束。
 とか思ったら、なんとヒロインまで脱ぎ始めましたよ。




 どこもかしこもヤリまくり。






キターーーーッ!!!!




祭りだーっっ!!!!







…下着止まり。



「・・・・・・・・」




ことごとく寸止め。




…ちなみに赤いブラでした。




私の怒りも3倍だ。






 あのですね。
 別に私は、エロシーンが観たくて言ってるわけじゃないんです。
 いやそりゃ観たい事は観たいんですけどそこは重要じゃない。

 重要なのはカタルシスです。

 この映画ではカタリで死すです。

 何かもう、すべてを投げ捨てて思いっきり古いシーツを引き裂きたくなります。



 そんなこんなで来ましたよ。

 突撃ジジイの大襲来。

 ゾンビ女は大暴れ。
 脇役の坊主をあっさり殺すと、ついに御大のご登場であります。

 いやあ長かった。
 長すぎて弥勒も目覚めます。
 高々こんなうんこ映画に、まるでバシルーラで飛ばされた仲間探すような苦労ですよ。



 ついに怒涛の展開か。
 などと思ったら。






場面は変わってチャックです。





どこまでも寸止め。






 長い人生、思い通りになる事なんて滅多に無いさ。
 だから今を楽しもう。

 Dr.チョッパーは、そんな教訓を我々に語ってくれます。



 大嘘です。

 単にひたすら脚本がクソなだけです。



 仕方ないからチャックに注視してみましょう。
 どうやらここは警備員の控え室。

 戦いもせずに逃げ出した伝説の英雄チャック君ですが、今度はお部屋で独り言です。



 すごい大声で独り言です。

 お前の指圧はもしかして脳にでも作用するのか。
 そんな事を考えてしまいます。

 またこの独り言の内容がね。



 清々しいほど後ろ向きで。

 ちょっと書いてみましょうか。
 こんな事を言ってんですよ。
 大声で。






「ああ、トリクシー(彼女の名前)…」

「俺はあいつを見殺しにしてしまった…」

「何もできなかった」

「あいつも、お前と同じ目をしていたよ…」



「また会いたい」

「お前に会いたいよう!!!!」







…いきなりピストル自殺。






ええ〜っ!!!?








 …言っときますけど、これ全部マジですよ。
 何ひとつ作ってません。

 とんでもないチャックだよ。



 しかもですよ。






ピストルに弾が入ってない。







ええっ!!!?






「何でだ!? 何で弾が出ないんだよぅーっ!!!」




何このチャック。




ひどいチャックだよ。






 言っときますけど実話です。
 こんなチャックはもう知らん。

 しかもですよ。

 その上ですよ。






「畜生!!!! みんなブッ殺してやる!!!!」






斧持って駆け出すチャック。








伝説のオヤジ、謎の逆ギレ。






 人類の生み出した偉大な文化が今、重大な危機に晒されています。

 映画とは。
 こうまで難解なものだったのでしょうか。



 1950年代に始まったヌーベルヴァーグの荒波から数十年。
 映画界は、こんな鬼子を生み落としてしまいました。

 共通点はただひとつ。
 観てもさっぱり分からない点です。

 されど、アンディ・ウォーホルは天才でした。
 そしてこの映画を作った奴は、ある意味その天才すら凌駕しています。

 誰もたどり着けなかった地平を目指す【Dr.チョッパー】。
 いやもとい。
 誰も行こうとしてない地平に行っちゃった映画です。



 もう2度と、こんな所に帰って来るんじゃないぞ。
 チャックの背中を見送りつつ、続きを観てみる事にしましょう。



 ジジイ乱舞のその後は。
 ようやくアジトに舞台を移し。
 バラバラ死体を風鈴代わりに飾っているという素敵な小屋で、小僧&ヒロインチームとジジイ&ゾンビ女チームの対抗戦が始まります。

 試合は一方的です。

 あたし前です。

 すっかり囚われの身となったヒロイン。
 できればジャバに捕まったレイア姫みたいな格好でもさせて欲しかった所ですけど、やっぱりここでも脱ぎません。
 もう慣れました。



 いや、それは別にいいんですよ。
 そんな事より。



 ここで小僧が、実に奇妙な行動に出ます。

 ジジイに協力するんです。



 ヒロインも、しばらく開いた口が塞がりません。
 それは私も同じです。



 ここで小僧が。

 とんでもない事をカミングアウト。






Dr.チョッパーを指差して。






「ぼくの父だよ」











ええーっっ!!!?









これは読めない。
これは無理!!!!








 さすがに唖然としましたね。
 キャディーさんのバッグの中にM16を見つけた気分です。

 言うに事欠いて親子。

 お前がそうなら私の親父はローマ法王かも知れない。



 長い長い、映画やドラマの歴史の中でね。
 親子の対面ってのは、ず〜っと素晴らしいモチーフでしたね。

 『母を訪ねて三千里』しかり。
 『ベン・ハー』しかり。



 『Dr.チョッパー』しかり。



 しからない。



 ちゃぶ台どころか、まんぐりを返してお釣りが来る展開です。

 だって、何の伏線も無いんですよ?
 誰が脚本書いたんですか?
 チンパンジーですか?
 チンパン君が面白がって書いちゃったんですか?
 それじゃ読めないよ。



 ヒロインをチェーンで縛り付けた後。
 長年離れて暮らしてきた父と息子は、彼女の前でカラクリを説明します。

 どうでもいいけどチェーンゆるゆるです。

 テンコー引田でなくても一発です。

 なぜか絶対に逃げないんだよね。
 これぞB級クオリティ。



 小僧が言うには、何だかの機会で【Dr.チョッパー=父親】だと気付いたと。
 だから獲物を連れてきたと。

 大変迷惑な親孝行です。

 それ以前に。
 実の親が連続殺人鬼だと知って、それじゃ協力しなきゃと思うお前がすばらごい。
 死んだ婆ちゃん見てますか。



 こいつらキチガイですから。






「…これで、父さんの名声も取り戻せるんだ」






人殺しに何の名声が。






血液型も知らんくせに。








「…かつて、この顔は美しかった」



「だが今は移植しても拒絶反応が出る」







あたし前でしょが。






血液型も知らんくせに。








 それ以前に美しくねぇから。
 20年前のあんたと比べてただ顔にドーラン塗っただけでしょが。

 『ブラックジャック』の昔から、医学会に文字通りメスを入れた作品は数知れず。
 それがついに。
 こんな形で駄目になりました。

 医学バンザイ。



 なおかつ、こういうシーンでヒロインに結婚を迫る小僧というのも泣かせます。
 くどき所を間違ってます。

 パワハラです。



 「永遠の命が欲しくないかい?」って。

 今まさに死にかけたジジイが隣にいるんですが。



 ヒロインもそうなんですけど、一緒に捕まった友達はもっと悲惨です
 ゾンビ女がディナーの準備をしています。
 こいつら、画面の隅にいるだけで何でこんなに濃いんでしょう。

 されども新事実。
 ジジイが調べた結果、ついにジジイの体にピッタリの体組織だったという…。



 私に怒らないでくださいね。

 私も同じ気持ちですから。



 さあ、後はこいつら刻んで終わりです。
 Dr.チョッパーは若返り、小僧はヒロインと結婚し。
 ゾンビ女はお腹いっぱい。
 すべてこの世は事もなし。

 …なんてね。
 そんなに甘い映画じゃないんですよ。



 ジジイが、ヒロイン指差して言いました。






「…その女は生け贄だ」






なんでっ!!!?








「殺さねばならん」






だからなんでっ!!!?









 これには、さすがの小僧もキレました。

 あたし前です。

 ヒロインを殺すのに、まったく何の必然性もありません。

 さあここで怒涛の仲間割れ。
 2度も寝返る我らが小僧。
 ゾンビ女をなぎ倒し、命からがら愛の逃避行です。

 ジジイもさらに激昂です。
 「ワシの女に手を出すな!」と叫びつつ(本当にこう叫んでます)、刃物をかざして年寄りの冷や水攻撃です。



 とても87歳とは思えません。

 どこにそんなパワーを隠してたんでしょうか。
 ついでに、さっきまでの感動の再会は何だったんでしょうか。
 ものすごいアッサリと小僧を殺すと、返す刀でヒロインに襲い掛かります。

 ここでヒロインも反撃。
 刃物をジジイの脚に突き立て、一人暗い森の中へと逃げました。



 失礼、訂正します。

 わりと明るい森です。

 どう考えても人工のライトが照らす森の中へと逃げました。



 この映画を観てますと。
 伏線の張り方というのが、非常によく分かります。
 勉強になりますよ。

 こう作ってはいけないという手本です。



 その証拠をお見せしましょう(まだある)。

 誰もいない森の中で。
 ヒロインが出会ったのは。






あの放尿金髪です。








まだいたよ。








 一人でこいつ一体何をやってんでしょうか。
 尿と一緒に脳まで流してしまったんでしょうか。
 私もまさか、ここでこいつが出て来るとは思いませんでした。

 どこまでも変化球。

 予想を裏切り期待を裏切るこの展開。

 まさにギリギリの映画です。



 たぶん時刻は夜中過ぎでしょう。
 そんな時間までまだ鼻中国を探してた放尿金髪。

 たった一人で。
 誰もいないはずの森で。
 懐中電灯も持たず。
 警備員に何も知らせず。






そんなに鼻中国のフィンガーテクは凄いのかい?






おしっこ漏らすほど凄いのかい?






その内容ならちょっと観たい。








そこに出ましたDr.チョッパー。






放尿金髪死にました。













 …こっちが放尿しそうです。
 文字通り、殺されるためだけに戻って来たんですね。

 逃げるヒロイン、追うジジイ。
 バイクを相手に道路沿いに逃げるという愚行に気付いたのか、再び森に入って行きます。

 逃げながら、途方に暮れるヒロイン。
 思わず独り言も出てしまうのでした。



 大声で。

 まるでレスラーのマイクアピールです。
 どうしてこの映画の出演者はこうまで危機感が無いんでしょうか。

 「みんな死んじゃったわ」
 「私のせいね」


 どーでもいいです。

 彼女の願いを聞き入れ、私が代わって殺してやろうという気にさせます。
 やる気にさせるという点で、このヒロインはふくろう博士の上を行きます。



 そしてついに。



 ヒロインとチャックの出会い。






「あなたは誰!?」



「俺は森林警備員さ」






暗い森で斧持って走ってる奴の言葉じゃありません。






「森林警備員!?」



「そうだ。これは俺が片を付ける」






指圧でか。








 …ことほど左様に。
 ここからジジイとチャックの対決、そしてヒロインの戦いが始まるわけですが。

 正直もういいやという気分に嫌が応にもなってしまいます。

 『Dr.チョッパー』。
 禁断の踏み絵ですね。



 このDVD映画を配給しているのは、『アルバトロス・フィルムズ』という会社です。
 素晴らしいインディー魂を感じる会社です。
 特に『アルバトロス・コア』シリーズが珠玉の駄作ぞろいで最高です。

 私も長年のファンなのですよ。
 B級映画を愛する者たちからは、『アルバ様』と呼ばれて親しまれています。

 参考までに申しますと。
 究極うんこ映画『ダイナソー・ファイター』の配給元です。
 どれほどのレベルに達しているか、これで伺えますでしょうか。

 例えば世の中、辛い事は山ほどありますよね?
 仕事で失敗したとか。
 彼女にフラれたとか。
 作ったゲームがあんまり売れないとか。



 そんな時でも大丈夫。

 まだアルバ様がいらっしゃるから。



 ちなみにアルバ様のサイトでは、この『Dr.チョッパー』の関連キーワードは以下のようになっています。






『おじさん』

『狩る!』


『変人』


『ハイオク満タン』




…売る気があるんでしょうかここの社員は。

ちなみに系列は■ホラー(ビビる・ちびる系)だそうです。





 監督さんはルイス・ショーンバーンという人。
 色々調べてみたんですけど、これしか監督してないみたいです。
 また珍種を発見しちゃいました。
 すでに絶滅しているとしか思えません。

 しかしチャック役のコスタス・マンディロアは、地味〜に色々出てるみたいですよ。
 何しろあの怪作『北斗の拳』にも出てますしね。
 そして意外にも良い出来だったギャング映画の『モブスターズ/青春の群像』とか。
 なんと『ソウ3』にも出ていると知った時はびっくりでした。

 全部脇役なんですが。

 ヒット作では脇役だけど、いざ主演してみれば全部B級アクションという、ある意味うちにピッタリの役者さんです。
 長生きしてください。
 私の中ではこの映画の主演はゾンビ女ですけどね。



 チャック以外の役者さんはもう全滅です。
 これ1本しか出てない方ばっかりです。
 私の力ではどうにもできません。

 今ごろテキサスの田舎に帰って綿花でも摘んでるかも知れませんね。

 すごい危険な発言。

 それとも、過去を消すために名前を変えてるのかも知れません。

 まるで犯罪者ですね。






少しは島袋光年を見習うべきです。







…言っちゃったよ。







 分かりもしない事を勝手に捏造しております。
 どうか強く生きてください。

 今回のレビューもね。
 映画に負けないグダグダさで書いてきましたけど。
 このどうしようもない設定、意味のない伏線、実のない脚本と相まって、まるで3ない運動みたいな『Dr.チョッパー』でありました。
 尾田栄一郎は泣いています。
 全部嘘です。



 いわゆるこの手の「マニア以外は見向きもしない」作品、そしてそのマニアですらクソ評価の作品こそが、うんこ映画の醍醐味というものでしょう。
 他のジャンルの多くでは、こんな作品の作り手は勝手に潰れて綿花を摘みに帰ってしまいます。
 しかし映画界は違います。

 低予算という間口の広さを武器に、今日も続々とうんこが作られています。



 日本のエロゲー業界や同人界と一緒ですね。



 せっかくだから、最後まで危険な発言でシメてみました。
 文句があるなら観てみりゃいいんです。



 本当にうんこだから。








『Dr. Chopper』2004:米

監督&編集:ルイス・ショーンバーン
製作:タニヤ・ヨーク
   マーク・ヘッドレイ
   ミランダ・クォック
撮影:アンディ・パーク
脚本:イアン・ホルツ
衣裳:ニッキ・ザンブレロ
出演:コスタス・マンディロア(チャック)
   ケンドラ=スゥ・ウォルドマン
   エド・ブリガディア
   チェルシー・クリスプ
   ロバート・アダムソン






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