「旅行貯金」らしい局巡りの日のこと

 「郵便局巡り」を始めてからかれころ1年が経とうとしていました。しかしその間はまさに「局 巡り」の様相で、「旅行貯金」の「旅」の字もない、旅情のかけらも無いことをやっていました。 ここにきて、少しは観光色を混ぜてみようかということで、1998年3月31日という日に出かけました。
↑但馬日高局。訪問当時は普通局でした。↑上石簡易局
 姫路に出てJR播但線にて「北近畿」に入りました。この頃、播但線の一部区間が電化されたばかり でした。まずは城崎で降りて、郵便局を訪問しました。ここで折り返すのですが、列車の時間が先なので ここで観光タイムとなりました。1995年の春、今は無き「ワイド周遊券」でやはり「北近畿」を 巡っていました。その時いくつか温泉に入っているのですが、鳥取・竹野・浜坂に行っておいて、 一番有名な城崎をとばしていました。とりあえず、近場の「地蔵湯」で済ませました。
 山陰本線で京都方に進んで、江原で降りました。行政上では城崎郡日高町に位置し、駅前にある 但馬日高局で1100局目となりました。予定では丹後方面に行くのですが、ここでも時間を余しました。 しかしバスの時刻を見ると、豊岡行きがあったので乗りました。城崎→江原の途中の国府駅前に簡易局 が見えたので、そこに向かいました。それは上石簡易局で、商店が受託していました。
 ここから列車で豊岡に行き、駅前の豊岡千代田局を訪問。さらにもう1局行けそうだったので、豊岡局 まで足を伸ばしました。ところが、次に乗車予定の列車の発車時刻が迫り、慌てて駅まで駆ける羽目に なりました。おかげで列車の中でぐったりでした。
↑天橋立駅前局↑ふざけた看板(^^;;
 (天橋立駅前)
 初乗りの北近畿タンゴ鉄道で宮津まで行きます。1局訪問して1駅戻った天橋立でも降ります。 駅前の局を覗くと、あれま「」のゴム印が5種類も有るではないですか。 ご丁寧にサンプルまで見せています。ここはしっかり、その5種類を捺してもらいました(これです)。
 天橋立は言わずと知れた日本三景の一つであります。その天橋立を歩いてみました。対岸まで2km は有りました。その対岸には天橋立局がありました。訪問して直ぐに引き返しました。「又覗き」 を堪能する余裕は有りませんでした。この後は、舞鶴・京都を経由して、深夜に自宅に戻りました。

10-03-31
城崎→但馬日高→上石(簡)→豊岡千代田→豊岡→宮津→天橋立駅前→天橋立

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