四間飛車・藤井システム


17th December 2002


 藤井システムは、
『えばぁの見解 先手藤井システム対居飛車穴熊』
『えばぁの見解 居飛車穴熊対後手藤井システム』
 で深く研究しています。


 僕が将棋を覚えて、採用していた戦法は振り飛車、しかもほぼ三間か四間飛車ということは何度も書いていますが、始めた頃に入門の本を読んだだけで、その後振り飛車を指すにあたって、高校時代に△7五歩をすぐ取ってはいけないということを覚えただけでした。
 相手の囲いに気を遣うこともなく自分の戦闘体勢を整えたら攻撃!という将棋を指していたわけです。
 ・・・というわけで、居飛車穴熊に組まれてぎゃーということがありました。
 (大して気にも留めなかったんですが(笑))

 一方の1998年。
 その居飛車穴熊に対する「藤井システム」を駆使し、藤井猛六段(当時)が谷川浩司竜王(当時)に挑戦、大方の予想を覆し4連勝で見事に竜王位を奪取しました。
 家で読売新聞を取っていたため(西武ファンなのに)、そのニュースはすぐ知りました。
 藤井竜王は振り飛車党であること、藤井システムという戦法があること。
 この2つしか気に留めなかったわけですが、新し物好きなので、いつか指してみたいもんだと思いつつ、高校での将棋人生は終わりました。



 さて、そしてPCを手に入れ、32kbpsながらも常時接続の環境を手に入れた2001年。
 Yahoo将棋で将棋人生を再開し、(ある程度の)定跡の大切さを知った僕は、HP巡りを始め(本買えよ(笑))、「藤井システム」と再会しました。
 そして、型を見たらすぐやってみたくなる僕は、見よう見まねでの藤井システムを採用するようになりました。

 さて、その藤井システムですが、ご存知の方も多いと思いますがとりあえず説明しますと、

「居飛車穴熊に対する四間飛車側からの急戦法」

 というような感じです。
 (※ 左美濃に対する藤井システムも存在します。)
 四間飛車側は居玉のまま角の効きと左銀、右の桂・香を使い、穴熊が完成する前に攻撃に行きます。
 囲いを崩して仕掛けに行くので、居玉のほうが安定しています。
 この藤井システムによって、一時期プロでは左美濃が消え、そして現在でも、工夫なしに藤井九段(現在)に対して居飛車穴熊を組むプロもいなくなりました。

 しかし、この藤井システム、最近ではプロでも藤井九段しか指さないようになりました。
 かなり特殊な感覚が必要で、藤井九段でなければ指しこなせないという結論にたどり着いてきているからです。
 アマチュアでも、ゴキゲン中飛車などに流れていく振り飛車党が多くなっているようです。



 しかし。
 ゴキゲン中飛車だけでタイトルを取った棋士は居ないわけで。
 一方の藤井九段はほとんど四間飛車でタイトル、しかも竜王位を取っているわけです。
 僕は振り飛車党として、

 現代振り飛車(四間飛車)党の大家である藤井九段に敬意を表して、

 藤井システムを指していこうと思っています。



 藤井システムを指すことは、おそらく僕のような「昔の振り飛車党」の捌き狙いだけでは不可能だと、僕は考えました。
 そこで、いろいろと考えて研究をしてみました。  その一端をご覧ください。

1.居飛車を指す。

 対振り飛車に対して急戦を仕掛けます。
 相手は捌きに来るので、それを抑えこむような指し方を目指しています。
 要は、大事に受けることに気を遣っています。
 藤井九段は、対振り飛車と矢倉であれば居飛車も指せます。
 その辺をヒントにしてみました。


2.藤井九段の棋譜を眺める。

 始祖ですから。しかし最近は前述のように藤井九段に対して普通の居飛車穴熊はなかなか見られないので、専らちょっと前の棋譜鑑賞です。
 ただ、最近の棋譜でも対急戦その他に対する勉強、最新の戦型に対する勉強になります。
 棋譜は、2ちゃんねるの棋譜貼りスレまたは藤井九段スレにて調達します。

棋譜貼りスレ  藤井九段スレ (2002年12月10日現在)


 居飛車穴熊対藤井システム
第61期順位戦・島朗八段戦


3.穴熊組む人と実戦。

 友達の中では、めいじんがかなりの確率で組んできます。
 めいじんは右銀急戦もやってくるので、右ミレニアムだの右名古屋城だのを指していて普段使ってない頭を使わされます(笑)。
 この間、初めてめいじんに勝ちました。うおー!
 (まぁ、めいじんの絶好調期を10とすると、今は2とか3なわけで・・・)
その棋譜

 ・・・とはいえ、あんなようにガジガジ攻められない・・・。
 まだまだ藤井システムの道は遠いようです。

 また最近、その右ミレニアムだのなんだのやっているので、四間に飛車を振らないことが多いのです(笑)。
 というわけで最近は実戦不足という事態に陥っています(爆)。

 とりあえず、どこでも絶賛されてる『島ノート』を買って読んでみよう・・・
 (人生初の棋書購入です・・・たぶん。
 今まで読んだ棋書は、全部名前を挙げられるくらい少ないです。
 加藤一二三 「将棋入門」
 赤塚不二夫(監修は誰なんでしょう・・・) 「ニャロメのおもしろ将棋入門」
 芹澤博文  「芹澤の最新戦法」
 芹澤博文  「芹澤の詰め将棋」
 これだけです(爆)
 「将棋入門」を除けば、親が持ってたものです。)


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