挑戦したとたん存続が危ぶまれると言う朝日OPの第2局が行われて、藤井が勝ちました!
やったー! うおー! 久しぶりの対羽生戦勝利だぜ!!! 怒らせてから長かったな!!! (※ 最後に藤井が羽生に勝った順位戦の将棋は、羽生の大ポカで藤井の大逆転勝利だったのだが、そのときの手つきがいかにもだったらしい。それが羽生の癇に障ったとの話も。)
羽生の作戦は飯島流と呼ばれる角道不突きの戦法。えばぁの記憶では、三浦と森内に使われたことがあります。あー、相振りじゃなくてよかった。この作戦は藤井システムを避けたとも言える戦法。と言うことは第1局負けたものの、藤井システムがやれることを見せつけたため、気合面で有利になったのではないかと思いたいです。 藤井がいきなり銀を4五まで出張したときにはどうなることかと思いましたが、△4四歩と突かせ、4五に争点を作った意味があるとのこと。私見ですが、羽生はあまり序盤がうまいとは言えません。この作戦を採用した理由が消極的であった・・・と言うえばぁの思い込みも手伝ってるんですが、羽生が序盤から工夫をしてうまくいった将棋と言うのはあまりない気がします。
藤井は穴熊、羽生は4枚銀冠で固めましたが、相穴でないことに少し不思議でした。三浦は相穴だったと思います。 駒組みでポイントを少しずつ稼いだ藤井は、藤井ワールド発動もなく、穴熊手付かずで勝ってしまいました。何手違ってんだかもう考える気にもなりません。羽生はもうこの形指さないんじゃないだろうかとまで思います。こんな圧勝してしまっていいのだろうか。
ちなみにこの戦前、羽生はハードスケジュールでした。 おととい、羽生は竜王戦の4位決定戦を指してます(しかも負け)。そのまたおととい(土曜)には棋聖戦の準決勝。5日で3局です。 こんなんでは藤井システム対策なんて考える暇なかったのでどうしようかと思いつつ、昨日部屋に置いてあった河北新報(東北ローカル紙)を見たら棋王戦の遠山×飯島が載っていて、飯島の作戦を見て、「おー」みたいな(笑) これはひどい妄想。 次は後手番ですが、羽生の調子も戻ってくるとは思うものの、勝ってほしいなぁ。とにかく連敗ストップでよかった。
しかし・・・休みだったら見に行ったのになぁ。
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2006年4月19日(水)
No.78
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