最近棋書を買っていないことに気付いた。 最後に買った棋書は渡辺の「四間飛車破り・居飛車穴熊編」である。他に買った本と言えば、パクリ疑惑があるわりにベストセラーになっていると言う羽生の「決断力」と、別冊宝島「次の一手読本」、別冊宝島のインタビューを再構成した「棋士の魂」くらい。要するに読み物である。だからレビューを書かないのだ。
ただその代わり「将棋世界」を買うようになった。半年くらい前から毎月買っている。最近は藤井をフューチャーした企画が多いので涙ものだ。 「将棋世界」にはいつも付録がついてくる。だいたい次の一手か詰将棋である。次の一手は一目でわからなかったらめくっていて、詰将棋に至っては第1問を解いたら閉じることがほとんど(笑) それが上達しない理由だと自分でも思うのだが、嫌いなんだよなぁ・・・。付録でこれなのだから、本誌の詰将棋や免状コースの問題などは想像できるだろう。
要するに文章ばかり読んでいる。 島の竜王戦本戦トーナメント出場時の意気込み「普及に協力しない人には勝ってほしくありません」の「協力しない人」は誰だとか、福崎の文章に多用される例えは微妙だなとか、怪老の「〜ですぞ」調が移ってしまいそうになったりとか、とにかくそういうとこばかり見ている。ちなみに島の発言相手は三浦だろうと言われている(笑)
言い訳みたいだがとにかく新刊を読んでいない。「新・振り飛車党宣言」くらい買おうかなぁ。
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2005年10月22日(土)
No.66
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