++えばぁの屁理屈将棋++

2005年9月の日記

2005年9月18日(日)
藤井2勝! (NHK..
2005年9月11日(日)
藤井ワールド (A..
2005年9月6日(火)
佐藤、二冠へ王手。
藤井2勝! (NHK&JT)
 今日はNHK杯とJT杯に出場する藤井デー。
 どちらも勝って一安心です。

(NHK杯・対有吉戦)
 先手を取り、出だしは藤井システム。
 先手でも最近の駒組みは、急戦対策なのか、▲6七銀と上がる形はあまり指さないように思う。久保は平気な顔(注・見た訳ではない)して上がっているようにも思うので、そこは見解の違いなのだろうか。
 端を突き返された場合は△7四歩がなくても▲4八玉とあがることも多かったと思うが、今日は居玉・▲7八銀型のまま▲3六歩。

 後手は△7二飛型との組み合わせで5五角戦法を採用。角をじっくり8二に引き持久戦になったが、どうだったろうか。▲8六歩〜▲8八飛を見せられ手損を余儀なくされてしまい、作戦的にはうまくなかったと思う。

 8筋の歩を換え飛車を引いたところで藤井長考。
 ところがNHK杯では「えええええ〜〜〜!」ってくらい長考し、残り2分になってしまう。順位戦で藤井ワールドを見せ付けられたばかりでもあり、不安感を掻き立てられる。
 ・・・有吉は朝日OPで吉田アマ(当時。今は奨励会初段。)に負けているんだと言う事実が頭に浮かぶ。もし今日負けてしまったら、初段より弱いA級になってしまうのでは。明日から藤井スレ荒れるのでは・・・

 残り2分で8筋に継ぎ歩をする藤井。7筋の歩が切れたあと7三に焦点の歩を打つ筋はえばぁにも見えていた(注・打つ手がある、くらいの認識)が、継ぎ歩ね、なるほどなるほど・・・。
 7五に飛車を捌いてさてどうするかと思っていると、▲3五歩! 確かに▲3九玉型生かしているとは思うけど、銀冠ならともかく高美濃でやるかぁ・・・と思いドキドキ。これが指しすぎで負けてしまうのでは・・・。

 飛車と角を換えて金取りに▲5二角と打ったところで、有吉の受けは△2四飛!
 すごいところに飛車を打つもんだと思っていると、藤井はその後出来た馬と飛車を交換してから▲3五歩〜▲3六歩と自玉頭の傷を消す。
 「まぁ、確かに怖いもんね」とは思うものの、実際自分があの局面で指せるかどうかというのは怪しく、ああいうところで落ち着くってのが大事なのかと感じ入る。

 その後3五に何かを打てば駒柱と言う局面でしたが結局そうはならず。
 ▲2六香からは攻められた端も逆用して寄せて勝ち。ホッとした瞬間でした。次は谷川×阿久津の勝者と。


(JT杯・対渡辺戦)
 棋譜はまだ不明。
 対渡辺戦は初勝利なのでは。最初の対決では必勝から悪手を連発する藤井ワールドを展開し、2回目でも渡辺の声(「あっ」だかなんだか)に惑わされて負けていたはず。

 とにかくこれでJT杯はシード、つまりタイトル経験者が全員負ける事態に。
 優勝も狙える気がするが、反対の山が郷田と森下であるのが不安と言えば不安。どっちも対戦成績よくなく、郷田に至っては今期だけで3連敗中。決勝で借りを返すというのもあるけど。
2005年9月18日(日)  No.64

藤井ワールド (A級順位戦)
 ・・・。

 序盤作戦勝ちで、途中先手勝勢とも言われた将棋。
 どの将棋もだいたい序盤は問題ないんです。羽生相手の相振り飛車は勝っていない(と言うかしばらく連敗中)とは言え、どうしようもない将棋を指しているわけではないのに。

 ・・・なぜ落とす・・・。
 羽生コンプレックスを跳ね返す大チャンスだったのにぃ・・・。藤井ワールド大炸裂でした。はぁぁ・・・
2005年9月11日(日)  No.63

佐藤、二冠へ王手。
 王位戦第5局は佐藤が勝ち、3−2で奪取へ王手。
 連勝→連敗となり、王座戦第1局も落としたときにはもはや羽生ムードかと思いましたが、まだまだ死んでなかったようです。棋王戦で森下に、銀河戦で櫛田に負けたみたいですけど。
 将棋世界の来月号では渡辺と藤井がこの17番勝負について語るそうです。藤井が出てくるだけで既に期待。

 藤井と言えば今月の将棋世界「感想戦後の感想」ですが、何で藤井が勝てないのかわかる、ステキなものとなっておりました。挙句の果てに河口にも言われちゃったりして。
 今期、郷田に3連敗。はぁ・・・
2005年9月6日(火)  No.62

No. PASS
 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
++HOME++
[日記一覧] [最新]
shiromuku(fs2)DIARY version 2.02