++えばぁの屁理屈将棋++

2005年2月の日記

2005年2月26日(土)
羽生四冠。 (棋王..
2005年2月19日(土)
羽生、連勝。 (棋..
2005年2月14日(月)
清水名人。 (女流..
2005年2月10日(木)
羽生4連勝 (王将..
2005年2月9日(水)
高橋和、引退。
2005年2月4日(金)
棋王戦第1局
2005年2月2日(水)
A級順位戦・8回戦
羽生四冠。 (棋王戦)
http://www.niigata-nippo.co.jp/KIOU/30_index_pre.html


 羽生の3連勝で、終わってしまいました。
 でも当然の出来事のように見えてしまうところが、羽生の凄いところ。

 先手谷川で始まり、戦型は相掛かり引き飛車棒銀。
 序盤ヲタのえばぁですが、相掛かりはさっぱりなのでなにがなんやらもうわからない(笑) しかも今回の中継は棋譜だけだったので、余計訳わからなかった。

 実況スレは、勝負がほぼ決まると駒柱ネタ(87手目で▲2三角△5一玉と進めば5筋に駒柱が出来る)でちょっと盛り上がっていたくらい。


 これで羽生四冠、谷川九段。
 タイトル戦では去年夏の王位戦から11連勝。鬼のような強さです。
 だから名人挑戦権くらい、藤井に譲ってくれないかなぁ(笑) まぁ、羽生も挑戦→奪取なら18世名人ですから、譲ってる場合じゃないなぁ。
 プレーオフに持ち込んだとき、藤井に大山が憑依しないと無理じゃないでしょうか。(えばぁは悲観的藤井ファンなのです)

 名人は今の森内だし、棋聖はカモの佐藤だし・・・という訳で、年末は羽生六冠対渡辺魔王もとい竜王が見られるかもしれません。
2005年2月26日(土)  No.35

羽生、連勝。 (棋王戦第2局)
http://www.hokkoku.co.jp/syougi/

 羽生が連勝。
 谷川の調子も考えると、これは羽生四冠っぽい。


 出だし▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩ですから、谷川はゴキゲンを予定していたんでしょうけど、5手目▲6八玉を見て居飛車に変化。
 『早囲いには急戦』っていうことですか。
 そこで、問題の▲7七金。

http://game9.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1108803439/354

 理由はこんなところのようです。△4一玉型を咎めるねぇ・・・。
 ちなみに解説のハッシー(地元)も、前にこんな将棋をしたらしいとのこと。解説を見て戦型を決めてそうに見える羽生、恐るべし。
2005年2月19日(土)  No.34

清水名人。 (女流名人戦)
http://www.hochi.co.jp/html/shougi/index.htm


 女流名人戦第4局が行われて、清水の防衛に終わりました。
 千葉は碓井時代も含めて3度目の挑戦でしたが、またも失敗。

 戦型は4局連続でお互い意地を張った相掛かり新旧対抗形。
 この「新旧対抗形」と言うのは好き好んで相掛かりの本とか読まないとわからないと思われる言葉でして、えばぁも『将棋の公式』を読んだからなんとなく知ってるようなものです。

 大雑把に言えば5筋を突かないのが「新型」、5筋を突くのが「旧型」。
 5筋を突くと▲7一角から馬を作られる筋が出てくるので、『角換わり将棋に5筋は突くな』と言うセオリーに反するところがあり、旧型は廃れたそうです。

 あまり見ないでこういうことを言うのもあれですが、千葉はこういう相掛かりとか角換わり棒銀と言う、ガシガシ殴りあうような将棋が好きらしいです。
 ついでに千葉は結婚して(旦那は千葉幸生五段)将棋が変わったと評判。今月号の『将棋世界』では第1局立会人の石田和雄九段が前夜祭で「千葉さんは将棋が変わった。結婚して寝技を覚えた」などと語っております。

 ・・・とまぁ、プレーオフで石橋を破り、期待されて出てきたわけですが、結果は1−3で敗退。
 観戦記によれば第1局は相当優勢だったらしく、それを落としたのが響いたんですかねぇ・・・、なんか森内みたい。ちょっと前の講座コンビ。
 前回は中井に、今回は清水に、と言うTOP2に阻まれて終わってしまいました。

 えばぁは清水の将棋と文章が好きじゃないので千葉に勝って欲しかったんですが・・・はぁ。
2005年2月14日(月)  No.33

羽生4連勝 (王将戦)
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1107282761/101


 振り飛車を宣言していた森内の端歩位取り穴熊だったわけですが、なんと昼食前に投了という異常事態。
 羽生の対策は『島ノート』を参考にした羽生流の9筋反攻作戦。これがあまりに優秀すぎたということ・・・なんだろか。
 でも、杉本の『端歩位取り穴熊の極意』にはこれが優秀なので避ける手順も研究されていたような。よく見てないのでわかりませんが。

 てか、森内はなんで今シリーズ振り飛車にこだわったんですかねぇ。
 羽生×谷川の「テーマのある戦い」(えばぁにはわからないが、2人の対決を見慣れためいじんにはわかるらしい)に憧れてたとかいうんでしょうか。
 タイトル1回くらい防衛してからそういうことは考えなさいって話だけど。


 勝った羽生は大盤解説を見に訪れたお客さんの前に現れて、インタビューなどをしてくれたそうです。えらいねぇ・・・。
2005年2月10日(木)  No.32

高橋和、引退。
http://www.shogi.or.jp/osirase/news/2005-02.html#takahasi-y


 今期、女流名人戦A級リーグから落ちたのもあったんですかねぇ。ブログのTOPにも、のんびりしたいとか書いてあったし。

 将棋を見るより、テレビで将棋以外のことをやっているほうでしか印象にありません。あと、初めてこういう人(女流棋士)がいると知ったとき、『「和」で「やまと」って読むんだなぁ』と思ったくらい。

 将棋で勝ち負けを争うより、物書きするとか、普及活動に勤しむほうが性に合っているんでしょう。今までそうやって生きてきたから。
 逆に言えば、今の女流トップクラスではやっていけないんだってついにわかってしまったのかと。詰将棋作家としては名があるようですけど、実戦では敵わない。
 その女流トップクラスは清水、中井に加えて矢内、石橋まで男性棋士に勝ちだし、清水・中井にはフリークラス編入の話さえちらほらしているレベルですし。


 何はともあれ将棋界に少ない外向きの人材(ハッシーは別)ですから、がんばってほしいところです。
2005年2月9日(水)  No.31

棋王戦第1局


http://ja.st76.arena.ne.jp/kioh/index.htm


 タイトル戦で、注目の局面が再度出現。
 『居飛穴対後手藤井システム』をUPしたとたんにこれ。実を言えばあの部分の解説はまだまだあやふや。今日は▲2四銀でなく▲3四銀でしたが違いはなんなのか。

 形勢は、△2一歩に▲3二竜と突撃、△1四角と打たせて戦った谷川有利だったそうです。48手目△5七金に▲9六歩がうまく、先手残しているとのこと。
 時間はたっぷりあるので谷川かなという流れの中、61手目▲9八玉がどうだったかとの話。検討の阿部は▲8六歩を推奨していたとか。
 とは言え▲9八玉も、△9六歩▲9二歩△同香▲9三歩△同香▲3四角で先手勝ちだった模様。その局面がとっくに通り過ぎたあと、コバケン・杉本のコンビが発見したらしいですが。

 谷川は▲5二桂成以下の△6三玉を見落としていたっぽい。
 (リアルタイムで見ていたわけではないのであれですが)
 という訳で先日の久保戦に続き、逆転で勝利。恐るべし羽生。
2005年2月4日(金)  No.30

A級順位戦・8回戦
 昨晩はA級順位戦に釘付けでした。
 500円は払ってませんが(笑)

 藤井は、通算では勝ち越している丸山と対戦。
 藤井の対○は順位戦に限れば3戦全勝。去年は相振り、一昨年は変則穴熊。その前にはB2で当たっているようです。
 「遅れてきた羽生世代」として、とかく同列に扱われるこの2人。○名人・藤井竜王という時代もあったわけでして。



 さて、序盤は藤井システムで進行。
 端を突きこし(ちょっとびっくり)、▲7七角に△7四歩。○は無難な▲3六歩△6二玉▲5七銀△3二銀▲8八玉の陽動作戦を採用。こうなると玉頭戦にはなりづらく、△4三銀〜△3二飛から捌きを狙う展開になる。
 序盤の見所は藤井の△9三香。(たぶん)▲9一角成には△7三銀で馬を封じると言う、へぼには思いつかない脅威の構想。○はこの筋を避けて▲4六角と自重。
 藤井は以下、△3五歩▲同角△3四飛と2筋を受けてから△7三角と据えていく。

 5局もあるので忙しいなと思っていると、いくつかの将棋が動いて形勢が傾く。
 ▲谷川△三浦は三浦良し、▲羽生△久保は久保良し、▲佐藤△深浦は佐藤良し。有料サイトはそちらの解説に重点を置き、▲丸山△藤井戦は▲高橋△鈴木戦と共に置いてけぼり。
 しかも▲丸山△藤井は途中で棋譜の間違いが発覚。そして関西の解説陣には「あまり検討されていません」とまで言われてしまう始末(笑)


<▲佐藤康光棋聖×△深浦康市八段>

 なんて言っていると、一番はっきりしていたこの将棋が終了。佐藤勝ち。
 戦型は深浦の横歩取り△8四飛+中原囲い。双方飛車があっちこっち動いていたのだが、最後は深浦の飛車が成り込んだあと、角と一緒に敵陣で隠居させられてしまい勝負あり。龍と馬が無惨な投了図となった。
 佐藤は勝って4−4、順位のおかげで残留確定。
 深浦は負けて4−4。こちらは順位が悪いため、まだ降級の可能性がある。


<▲谷川浩司棋王×△三浦弘行八段>

 続いて終了。終盤もたついたが三浦勝ち。
 戦型は、三浦が今期連採している相横歩取り。
 相横歩取りは後手が△7六飛と横歩を取ったときに▲7七銀とするのが最も激しい変化だが「先手勝ち」が定説。しかし研究家の三浦が指してくるとなると、▲7七銀には秘策があると考えるのが普通。
 というわけで、ハメられて負けてはかなわないと見てみんな(深浦、丸山)▲7七桂と避けた。
 今回の谷川も例に漏れず▲7七桂だが、自重するというのは谷川の棋風に合わなかったか、三浦が良くなると、あっという間に勝勢に至る。三浦が最終盤決め手を逃して谷川ファンが「すわ逆転か」と色めきたったが、あまりにも大差過ぎて逆転ならず。
 三浦は勝って3−5。まだ降級候補だが、次が高橋なのが救いか。
 谷川は負けて4−4。順位の差で残留は決定だが、竜王戦に続いて三浦に往復ビンタ。棋王戦の防衛線はだいじょうぶなのかとタニヲタは不安なようだ。


<▲丸山忠久九段×△藤井猛九段>

 ここで、後続情報があまり流れてこなかった▲丸山△藤井戦が進む。
 なんとえばぁでさえ一目で藤井が勝ちそうとわかる大差の局面が現れる。それから幾許もなく丸山投了が伝えられた。
 なんだか気づいたら終わっていたというのが本音だが、ともかく勝った藤井は6−2で依然トップ。
 負けた丸山は4−4に。順位の差で残留は確定。


<▲高橋道雄九段×△鈴木大介八段>

 実況スレは▲羽生△久保に夢中だったが、そんな流れの中ひっそりと終局。高橋は今期順位戦初勝利。
 戦型は鈴木が端歩位取り穴熊を採用。穴熊を目指そうとする高橋に、△3二銀型で待機し△4五歩と角交換を迫る鈴木システムの常套手段を組み合わせる。高橋は穴熊から銀冠へ方針転換、6筋の位を取って厚みで対抗する。
 中盤の小競り合いで作った馬を自陣に引く高橋。最後はそれがよく働いて、自玉が詰まず勝ち。
 勝った高橋は1−7。既に降級決定済みだが、全敗は逃れた。
 負けた鈴木は3−5で、三浦より順位が下。この日トップを争っていた羽生と久保には勝っているのだが他に負けが続き、いよいよお寒くなってきた。


<▲羽生善治二冠×△久保利明八段>

 最後に終了。
 いいところでスレが1000に達してしまい、しかも次スレが重複してあたふたしている間に終局。肝心の勝敗は・・・・・・なんと羽生の粘り勝ち。久保相手に不倒流(久保の師匠・淡路は「不倒流」と呼ばれた)をやってみせた。
 戦型は久保のゴキゲン中飛車。羽生は▲4七銀〜▲3六銀と繰り出す急戦で対抗するが、どうも「居飛車悪い」と結論の出ているらしい局面へ突っ込んでいったため、中盤〜終盤の入りは久保良し。しかし久保は決めきれない終盤(精神力?)の弱さを露呈、再三再四の決め手を逃して自爆。
 久保は前期順位戦でも途中までトップを走りながら、森内相手に必勝の局面を逆転され落とすというここ一番での弱さを露呈。しかもその後全部負けるという冷や冷やものの残留だった。この日はなんだかそれの再現を見た感じ。
 勝った羽生は依然、藤井と並ぶ6−2でトップ。
 久保は負けて5−3。一応、まだ挑戦の目は残っている。


<まとめ> ()内は順位・9回戦の相手

 6−2 羽生(1・深浦)、藤井(7・佐藤)
 5−3 久保(8・丸山)
 4−4 佐藤(2・藤井)、谷川(3・鈴木)、丸山(4・久保)、深浦(9・羽生)
 3−5 三浦(5・高橋)、鈴木(6・谷川)
 1−7 高橋(10・三浦)


<挑戦権争い>

 羽生○、藤井○ → 羽生×藤井のプレーオフ
 羽生○、藤井● → 羽生挑戦
 羽生●、藤井○ → 藤井挑戦
 羽生●、藤井●、久保○ → (藤井×久保の勝者)×羽生のプレーオフ

 まぁ、羽生か藤井のどちらか。プレーオフにならず藤井挑戦が一番いいのだが・・・。
 久保はこの流れだと最終局まで落としそう。


<降級争い> ・・・既に高橋は降級決定

 鈴木● → 鈴木降級
 鈴木○、三浦● → 三浦降級
 鈴木○、三浦○、深浦○ → 鈴木降級
 鈴木○、三浦○、深浦● → 深浦降級

 鈴木は負けると完全アウト。勝っても、深浦も勝ってしまえば「勝ち落ち」。
 三浦は負けなければ良い。負けても鈴木も負ければ残留。
 深浦は勝てば残留だが、相手が羽生。先手番ではかなり分がいい(▲深浦△羽生は9−4との話)ようだが果たして。負けると鈴木、三浦の結果を気にしないといけない。


 -------


 ▲丸山△藤井戦終了後、ふと交流1を覗くと、ラウンジで○ファンの方を発見。しばらく話し込んだ。
 すると、サイトを見てくれていた人のようで、えばぁだとバレる(笑) 意外と見てくれている人はいるものだなと思った。
 まぁ、プロフィールに「えばぁ」って思いっきり書いてたんですけど。

 ○の将棋とか印象深い将棋とかを話したあと、藤井は○と再び2月9日に竜王戦1組1回戦で当たるので、「そのときにでもまた〜」と言って落ち。
2005年2月2日(水)  No.29

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