1局指したあと、ある戦法の検討をしていました。 と言っても師匠とえばぁの守備範囲でかぶるのはいわゆる『奇襲』の域なわけで、大声で言えるような戦法ではないのですが(笑) ここまで煽っておいてあれですが、調べていたのは・・・ 初手から、▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角▲2六飛として、次に▲3六飛から▲3四飛と角頭の歩を取る手を含みにするやつです。 えばぁはこの戦法、振り飛車に意地悪するための戦法だと思ってました。 そしたら、居飛車を相手にするほうが深く研究されてるようです。 初めの文献は師匠が持っていた昭和51年(古っ)の本で、対策もしっかり載っていてホントに奇襲扱いされておりました。 ところがネット検索で調べると、なんと定跡が進化してたんですね。 28年も前とはいえ、こんな戦法よく研究するなと言うのがえばぁの正直な感想ですが、進化してしまったものは仕方ありません。 その進化の道筋は、昭和51年時の対策が居飛車にすることだったため、それに対抗する手順を研究したと言うものでした。 で、その変化を調べたわけですが、サーチエンジンでパッと検索して見つかる情報なんていうのは元の文献があるわけです。このHPのコンテンツもだいたいそうです(笑) そして奇襲戦法系の文献は「対策が書いてない」ことが多々あるんですね。 ・・・と言うことはどうなるか。 ネットで出る情報にも、対策が書いていないと言うことになるわけです。 数多くのHPを隅々調べればどこかに書いてあるかもしれないんですが、そこまでする時間と気合が足りなかった(笑) なので結局、ハマった棋譜を見つつ手を変えることが出来そうな場所を探すと言うごくごく普通のことに戻りました。 で、師匠の納得する結論を出してくれたのは、師匠が所有する激指君(ソフト)。 当然と言えば当然の結果であります。えばぁが師匠の感覚を信用しないのと同様、師匠はえばぁの感覚を信用していないからです。 その研究については・・・長くなるので切り上げます。 ちなみにこの研究をしていて一番びっくりしたのは、見つけたサイトの掲示板にn氏がいたことでした(笑)
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2004年8月6日(金)
No.30
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