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世界的な指揮者・小澤征爾さんと奥志賀の仲間達


私が奥志賀高原にやってきて20数年になりますが、その間に何度も小澤征爾さんとお酒を酌み交わす機会に恵まれました。奥志賀の自然や風土をたいへん気に入って頂き、帰国の度に当地で静養する小澤さんは山に暮らす地元の人々との交流も大切にして下さっています。そして年に数回開かれる小澤さんと山男たちの宴会はこの高原の恒例行事になっているのです。
「世界的な指揮者と酒を酌み交わす?」正直言って最初は信じられなかったし、かなり緊張しました。山で暮らす諸先輩の面々も最初はそうだったのではないでしょうか?ところが『慣れ』とはたいしたもので、事ある毎に繰り返される宴席を重ねるうちに、かなり打ち解けた雰囲気(→右の写真のように!)になって来ました。私も今では小澤さんの暖かい人柄に引き込まれ以前よりも幾分気負わず大分ラフに宴会を楽しむ事ができるようになっています。

以前、宴席で小澤さんと話した時に「あなたはこの奥志賀に来て何年になる?」と尋ねられました。「○○年になりますよ」私が答えると「あっ!じゃあ僕の方がここでは一年先輩だ!うんうん・・・僕が奥志賀に来て一年経ってからあなたが来たんだねぇ」と、この高原での後輩を見つけてとても嬉しそうな表情。噂通りびっくりするほど人懐こい人なんだなぁ・・・年長者に向かってちょっと失礼な表現ですが、あの時は本当にそう思いました。

小澤さんは年に一度開かれる『森のオーケストラ』を通じ、我々に音楽の楽しさや素晴らしさを教えてくれ、またスキーや酒宴を通じて我々との交流を深めてくれます。私は常々「この貴重な機会を何らかの形で記録できないものか」と考えていたので、数年前から作りはじめたホームページに事あるごとに拙い文章で小澤征爾さんと奥志賀の仲間達の交流の様子を綴るようになりました。”これ幸い”と宴席の度にデジカメを持ち歩くのは少々不躾で気が引けたのですが、どうしてもこの機会を記録したかったのです。こうして「奥志賀便り」のニュースページに書き留めた小澤さん関係の記録もちょっとした量になりましたので以下にピックアップしてみました。

 

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小澤さんと山男達の宴会の風景

森のオーケストラ会場「森の音楽堂」

オペラと山男(1999年8月30日)
全国の音楽ファンが注目する「サイトウ・キネン・フェスティバル」が昨日より松本市で始まりました。オペラやオーケストラを始めとした様々な音楽で構成されるこの音楽祭は今回で八回目を迎えます。
初日の昨日、奥志賀高原と関係の深い指揮者の小澤征爾さんのお招きで、氏の指揮するオペラの公開リハーサルの見学に奥志賀高原の仲間達20人ほどで行って来ました。
公開リハーサルという事もあって会場は大入り満員。今年のサイトウ・キネン・フェスティバルに於けるメインプログラムのひとつである、このオペラの演目は「ファウストの劫罰(ごうばつ)」と云うんだそうです。ゲーテの詩劇ファウストをモチーフに、ざん新な舞台表現で高い評価を得ているカナダの演出家ロベール・ルバージュ氏の演出、ジュゼッペ・サッバティーニ氏ら世界で活躍する歌手らの出演、そして指揮者にはわれらが小澤征爾氏と超豪華な顔触れ。国立パリ・オペラ座との共同制作なのだそうです。
リハーサルとはいえ本番さながらの素晴らしい舞台で、最後には観客の割れんばかりの拍手が会場に響き、日頃オペラなどとはトンと縁の無い生活をしている私ですら夢中になって手を叩き続けていました。
約3時間に渡るの至福の時を堪能して会場を後にした我々「奥志賀組」のバスの中には,なんと小澤氏の姿が…そのまま松本市内にある小澤さん行き付けの焼肉屋さんに直行し音楽家と山男達のなんだか不思議な夕食会が始まりました。
炭火の焼肉と良く冷えたビール。奥志賀の仲間達と語らう小澤さんの笑顔を見ながら「氏のエネルギッシュな活動の源はこの店の特上カルビなのかもしれない」等と、なんだか馬鹿な事を考えていました。我々にとってはこの上ない豪華な一日の豪華な締め括りでした。
オペラに招いていただいたばかりか、忙しいスケジュールの合間を縫って我々と夕食を共にしてくれた小澤氏に参加したメンバーの一人として心より感謝いたします。
「サイトウ・キネン・フェスティバル」は9月12日までの15日間続きます。
そして、サイトウキネン終了後の9月14日、奥志賀高原「森の音楽堂」に小澤征爾氏指揮の「森のオーケストラ」がやってきます。

 

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森のオーケストラ打ち上げパーティー


小澤さんの人柄に惹かれる奥志賀の仲間

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台風シーズン1999年9月16日
直撃かと思われた台風16号ですが岐阜県から長野県に入った辺りで温帯低気圧にパワーダウンし志賀高原は事なきを得ました。ホッと一安心です。台風直撃に備えて庭に置いてあるブランコやベンチ等をかたずけたりしたのですが、なんだか取り越し苦労だったようです。毎年、この季節は台風のルートが気になります。勢力を保ったまま直撃コースを辿る台風の時など標高の高い志賀高原に吹き荒れる風の勢いたるや半端なモンじゃありませんから。台風一過の朝などはペンションの周りにいろんなものが飛ばされて来たりします。以前、何処かの山荘のトタン屋根が剥がれてここまで飛んで来た事もありましたね。
さて、14日に森の音楽堂で行われた小澤征爾氏指揮による「森のオーケストラ」ですが450人以上の観客が集まり成功裏に終了しました。
コンサート終了後はいつものように出演者を交えてのバーベキューの打ち上げパーティーです。このバーベキューもなんだか恒例になってきましたね。
繊細な音楽とワイルドなバーベキューの組み合わせが、ちょっと面白い初秋の奥志賀でした。

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野外でのバーベキューでいい気分

小澤征爾さんと呑む 2000年2月9日 
昨夜のお話。
オリンピック記念イベントの為に志賀高原に訪れていた小澤征爾さんと奥志賀高原の仲間達との懇親会がありました。
我々奥志賀高原の住人が小澤征爾さんと杯を酌み交わすのは去年・夏のサイトウキネンのオペラ公開リハーサルの後の焼肉パーティー&秋の『森のオーケストラ』の打ち上げバーベキューパーティー以来です。
ちょっと不躾でしたが今回はデジカメ片手に会場入りし、小澤さんと山の仲間達のスナップ撮影を試みてみました。
深深と雪の降る夜に暖かな奥志賀の山荘で、とっておきの岩魚の骨酒を回し飲みしながらスキー談義に花を咲かせる小澤さんの笑顔がとても印象的な一夜でした。

 

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奥志賀のとある山荘にて宴会

 

森のオーケストラと大蛇祭り 2000年8月20日
志賀高原の夏の2大イベント、「森のオーケストラ」と「志賀高原大蛇祭り」が続けざまに開催され志賀高原中がなんとも賑やかな週末でした。
奥志賀で行われた「森のオーケストラ」はご存知、小澤征爾さんが未来の音楽家を志す学生さん達を率いて、森の音楽堂で演奏を披露する恒例のコンサート。
今年で15回目を迎えます。毎年多くの音楽ファンが集まり、静かな高原で素晴らしい鑑賞のひと時を堪能します。
コンサート終了時には出演者、スタッフ、そしてお手伝いに参加した我々奥志賀高原の住人たちが、こちらも恒例になってしまったバーベキューパーティです。今回は和太鼓の即興コンテストも行われ小澤さんも特別に華麗なバチさばきを披露してくれたのです。会場は大盛り上がり!
炭火の焼肉を頬張りつつ、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
同時刻、
蓮池エリアを中心とした「志賀高原大蛇祭り」の前夜祭会場では毎年恒例の迫力たっぷり花火大会や、初めての試みである「志賀高原青年会」の演じる、志賀高原に古くから伝わる「大蛇と黒姫の伝説」の再現劇アトラクションが行われ訪れた観光客を楽しませていました。
前夜祭の興奮をそのまま引きずって日曜日の20日はいよいよ「本祭り」です。粋な木遣りと共に大蛇行列がサンバレーから蓮池までを練り歩き、メイン会場である「志賀高原総合会館98」周辺でも様々なイベントも行われて高原の夏祭りは大盛況でした。
志賀高原の短い夏は訪れる旅行者も、高原に住む住民達もみんなで思いっきり楽しむ企画が目白押しです。21世紀の夏はこんなイベントを楽しむ高原旅行なんていかがでしょうか

 

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小澤さんの周りはいつも人の輪ができる

小澤さんとの晩餐 2001年1月31日
昨夜、おなじみの小澤征爾さんと奥志賀の仲間達がスキー談義に花を咲かせる宴席が奥志賀高原ホテルでありました。勿論、今回もデジカメ片手にお邪魔してきました。
スキーが何よりも好きな小澤さん。この季節の宴席での話の中心はやっぱりスキーの話ですね。ゲレンデの話、雪の話、リフトの話などを楽しそうに話す小澤さんの表情がとても印象的でした。ちなみに小澤さんのスキーの腕前はかなりのモノで、杉山進スキースクールの校長先生の折り紙付!宴会明けの今日も颯爽と奥志賀のゲレンデを楽しんでいる事でしょう。
毎回「奥志賀便りNEWS」でレポートしていますが、小澤さんは超ハードスケジュールの合間を縫って定期的に我々との懇親を深めてくれます。嬉しい事ですね。小澤さんの人柄に魅せられた奥志賀の山男達とスキーが何よりも好きな小澤さんとの不思議な組み合わせの宴会は本当に楽しいひとときです。

 

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ほろ酔い加減でスキー談義

 

小澤征爾さんを囲んで 2002年3月16日
昨夜、指揮者の小澤征爾さんを囲んでの宴会がありました。
小澤さんは我々山で暮らす人間と酒を酌み交わすのが大好きで、この宴席は毎年の恒例行事になっています。我々には想像もつかないほど忙しい日々を過ごしている筈の小澤さん。いつも貴重な時間を割いて我々に会ってくださる心遣いに只々感謝です。
今回はNHKの取材スタッフが同行して宴の様子を撮影していきました。正直言って音楽にはまるで縁の無い生活をおくっている我々と、世界的な指揮者・小澤さんの取り合わせを不思議に感じたのかもしれませんね。
眩しい撮影用の照明と見慣れない撮影機材を前にして、さしもの山男達も最初のうちは緊張気味のでしたが酒が進むに連れ、いつもの砕けた雰囲気になってきました。というか、なってしまいました(笑)
最後はやっぱりいつもの通り・・・椅子テーブルを傍らに除け、床にどっかと腰を下ろして車座スタイル。オリンピックの思い出や音楽会の思い出、スキーの話etc,ほろ酔い気分で延々と続く楽しい語らいのひと時。気が付けば窓の外は雪が降り出していました。

 

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珍しくテレビの取材付き宴会(笑)

小澤さんのテレビ番組 2002年7月3日
今週の木曜日(2002年7月4日)午後9:15よりNHK総合で放送予定の『にんげんドキュメント』という番組で奥志賀高原に縁の深い指揮者の小澤征爾さんが特集されます。
今回は小澤さんが、日本の若者を一流の音楽家に育てる為に自ら資金とスタッフを集めて立ち上げた『小澤征爾音楽塾』に焦点をあてた内容らしいのですが、この番組の中で小澤さんと奥志賀高原に暮らす人々の宴会の風景も放送される(かもしれない!)と云う情報が伝わってきました。
この宴会の様子は当サイトでも今年3月のニュースでお伝えしましたが、まだ雪の多く残る早春の高原で楽しい宴のひとときでした。
なにぶん放送前なので、奥志賀での小澤さんの様子がどの程度取り上げられるかは不明ですが、必見の番組である事に間違い無いでしょう。
是非ともご覧下さい。

 

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マエストロの餅つき 2002年8月18日
恒例の『小澤征爾指揮:森のオーケストラ』が昨晩行なわれました。
今年は、より多くのお客様に楽しんで頂こうと森の音楽堂の周囲に野外席が設けられ、例年よりも多くのお客様が世界的な指揮者の演奏を堪能する事ができたようです。アメリカのタングルウッドのコンサートを模した試みですが、開放的な雰囲気がなかなか良かったですね。ただ、真夏とはいえ標高1500mの高原の夜・・・薄着のお客様は思いの外寒かったのではないでしょうか。野外席の決定通知が遅れた為、事前に充分な案内が出来なかった事が悔やまれますが、この経験を糧として徐々に良い方向に進んでくれればと思います。
さて、昨日のコンサートはいつもより報道関係の取材が多かったようで撮影機材を担いだクルーの姿が目立ちました。噂では8月19日(月)TBS系列の『NEWS-23』で取り上げられるとの事・・・以前、このNEWSページで宣伝して空振りに終わった例もありますので断言はできませんが、もしかしたらコンサートの模様がブラウン管から流れるかもしれません。一応チェックしてみてください。
コンサート終了後の打ち上げパーティーもいつも通りの盛り上がりを見せました。今年のアトラクションは季節外れの餅つき・・・本格的な臼と杵が用意され、威勢の良い掛声と共に餅つきアトラクションの始まりです。
まずは小澤さんの渾身の一振り!歓声の中、力強く杵が振り下ろされ、会場の盛り上がりが最高潮に達した瞬間の連続写真をお楽しみください。タクトならぬ杵を振るう小澤さんの画像はあまりありませんよね(笑)
小澤さんは餅つきの後も、疲れた表情ひとつ見せずに奥志賀の山男たちと楽しそうに語らい、昨晩のうちに松本へ移動となりました。今度は『サイトウキネン』の大イベントが始まりますので過密スケジュールなのでしょう。サイトウキネンの成功を心よりお祈りいたします。
お盆のシーズンも一段落し森のオーケストラも終了しました。来週末は志賀高原最大のイベント『大蛇祭り』も予定されていますが、高原は一足早く秋風が吹き始めてきたようです。

 

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小澤さんの力強い一振り!!

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今宵だけ・・世界一早い小澤さん情報 2003年1月29日
情報の価値を計る尺度のひとつに『鮮度』というものがあります。その意味では今回のNEWSには些か自信があります。なんと言ってもつい一時間ほど前の小澤征爾さん情報をお届けできるのは数多あるウェブサイトの中でも「奥志賀便り」だけでしょうから(笑)
画像をご覧頂ければ一目瞭然ですが、今宵はご存知指揮者の小澤征爾さんを囲んでの宴席がありました。先程宴席がお開きになったのでオードヴィーに舞い戻り、PCに向かってホームページの更新作業をしています。当サイトでもすっかり好例となった小澤さん関連のニュースですが、即日アップロードはもしかしたら初めてかも知れませんね。今回の宴席会場が当館のご隣家とあって速攻更新を試みる気になったのですがキーボードを叩いている私も宴会の余波を受けておりますのでタイプミスやおかしな言い回しがあるかもしれません。まぁ悪文はいつもの通りですが、その辺りはご愛嬌と云う事で何卒・・・(笑)
2003年1月末現在、小澤さんは奥志賀に滞在中です。そして今宵は待ちに待った山の仲間達との宴会です。それにしてもここ数年、小澤さんとの宴席の夜はいつも吹雪。世界的なマエストロは案外雪男なのかも知れませんね。と、冗談はさておき、吹雪にもめげずに集まった山の仲間たちに囲まれて今夜も小澤さんは楽しそうです。いつもの如く美味しいお酒と料理を前にスキー談義や音楽談義に花が咲き、とても充実したひと時でした。慣れとは恐ろしいもので目の前に座っている小澤さんと杯を酌み交わす度に、この人が世界的なマエストロである事を忘れてしまいそうになります。気取らずに自然に山で暮らす我々と言葉を交わす・・・そんな気さくな一面に滲み出る豊かな人間性が小澤さんの大きな魅力のひとつであるは広く知られていますが、その事を再認識した一夜でした。
宴席ではスキーのお話に大分熱が入っていたようですから明日の奥志賀高原ダウンヒルコースでは小澤さんの颯爽としたスキー姿を見ることが出来るでしょう。志賀高原に滞在中の方は是非、奥志賀に足を運んでみてください。

 

 

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奥志賀のペンション村にて宴会風景

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18th森のオーケストラ 2003年8月18日
奥志賀の夏・最大のイベントである小澤征爾さん指揮の『森のオーケストラ』が昨日行われました。
昨日は生憎の雨模様の天気となり、予定していた野外席は中止となってしまいましたが森の音楽堂の館内では小澤さんのエネルギッシュな指揮で盛り上がりを見せていたようです。
コンサート後はいつものように小澤さんをはじめとした出演者の皆さんやスタッフの皆さんと奥志賀の人々との交流を深める打ち上げパーティです。今回は地元山ノ内町にあるサークルの皆さんが大活躍。太鼓や踊り・獅子舞などの多彩なアトラクションで大変な盛り上がりを見せました。
皆さん本当にお疲れさまでした。

 

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18回森のオーケストラ打ち上げ

 

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森の打ち上げパーティ 2004年8月12日
昨晩、奥志賀高原の夏の風物詩『森のオーケストラ』が行われました。今年も会場は大入り満員。一昨年から登場した森の音楽堂の一部を開放して作った芝生席もたくさんのお客様で賑わいを見せました。参加したひとりひとりが夏の高原の一夜を楽しまれたようです。
午後7時からアンコール終了の9時までエネルギッシュな演奏を見せてくれた小澤さんをはじめとする出演者の皆さんに楽しんで頂こうという感謝の気持ちをこめたバーベキューの打ち上げパーティもすっかり好例行事となりました。右の画像は昨夜の打ち上げパーティのひとコマ。小澤さんの人柄に惹かれて集まった人々の笑顔が印象的です。

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19回森のオーケストラ打ち上げ

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20回目のオーケストラ 2005年8月14日
奥志賀の恒例行事・・・小澤征爾さん指揮による『森のオーケストラ』が昨晩行われ、森の音楽堂周辺は大勢の人で賑わいを見せました。今年は20回目となる節目の森のオーケストラで、いつもよりも長いプログラムが用意され数回の休憩を挟んでの約3時間、素晴らしい演奏が奥志賀ゲストの方々に届いたようです。ここ数日雨が続いていたので本番時の天候が心配されていたのですが、昨日の夕刻にはすっかり雨も上がり、会場に入りきれないお客様も鑑賞できるようにとの配慮で作られた野外席も無事オープンすることが出来ました。今年はスケジュールの関係でお盆のトップシーズンに重なってしまい準備段階では各方面大わらわでしたが、結果としては大盛況の第20回森のオーケストラとなったようです。
演奏会も終了した午後9時30分、長時間に渡りエネルギッシュに演奏された小澤さんを始め出演者の皆さんは疲れた様子も見せず、我々が用意した打ち上げパーティ会場へいらしてくださいました。岩魚の塩焼きやバーベキュー、ビールや地酒に舌鼓をうちつつ地元有志の方々が演じる和太鼓などを楽しみ最後は恒例『三本締め』のフルコース。エネルギッシュな小澤さんの表情に会場にいた全員が引き込まれる楽しい一夜でした。
小澤さんはこのあと松本に入りしてサイトウキネンオーケストラの準備に入るそうです。どこの場所に於いても最高の音楽を聴衆に届ける為に最大限の努力を惜しまない、そんな小澤さんのひたむきな姿勢に人々は益々魅かれるのでしょうね。
サイトウキネンの成功を奥志賀常会員のひとりとしてお祈り致します。

 

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出演者の方々に声をかける小澤さん

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遊歩道に架かる橋 2006年6月21日
今日は一年で一番昼の長い『夏至』ですが生憎の曇り空、時折にわか雨の降るおまけ付きのぱっとしない天気です。なんとなく一年の折り返しって感じですが夏山シーズンはこれからが本番。オードヴィー周辺の風景は日毎に緑の色が濃くなっています。
さて、今日の【Kara's eye weekly】は先日行った遊歩道整備の図。今月の初め(6月8日)に行った作業の画像ですが諸事情で掲載が遅くなりました。
ここ数年、奥志賀の有志で整備しているハイキングルート『奥志賀渓谷コース』の満水川にかかる橋がこの冬の大雪で流れてしまった為、この日は新しい橋を架け替える作業を行いました。何百キロもある重い鉄骨を大勢で車道から川まで運び、先代の橋の残骸を片付け、川に鉄骨を渡して板を張る・・・数時間の悪戦苦闘の結果ご覧のような橋が完成です。
写真は指揮者の小澤征爾さんに渡り初めをしてもらった時のひとコマですね。この日、ちょうど奥志賀に来ていた小澤さんが我々の作業を見学したいという事で、作業現場まで同行して頂きました。
橋も無事完成し、渡り初めも終わって一安心。このあとは例によってマエストロと山男たちの酒宴となり、夏の初めの奥志賀は楽しい笑い声で満ちていました。

 

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奥志賀渓谷コースに架かる橋
小澤征爾さんによる渡り初め

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マエストロのフラダンス 2006年8月16日
8月14日と15日の両日、奥志賀高原・森の音楽堂にて小澤征爾さんと森のオーケストラの演奏会がありました。21回目の今年は二夜連続という事で例年に比べてより多くの皆さんがゆったりと夏の夜のクラシックを堪能しました。ひとりでも多くの方にお楽しみ頂きたいとの希望を二夜連続という形で叶えて下さった小澤さんに地元常会員の一人として感謝致します。
さて、2日目のオーケストラの終了した昨日午後9時半、いつものように打ち上げパーティの始まりです。例によってワイルドな炭火焼のバーベキューとビールで小澤さんをはじめとする出演者・スタッフの皆さんにお楽しみ頂きました。恒例になっているパーティの余興ですが本年度は何故かフラダンス。地元のフラダンスサークルの皆さんの指導で小澤さんをはじめとした出演者の皆さんも一緒になって踊っていました。写真はその時の画像。右から2番目が小澤さんです。

 

 

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森のオーケストラ打ち上げパーティ
今年はマエストロのフラダンス

 

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夏の音楽会 2007年8月3日
さて、一昨日(8月1日)は森の音楽堂で『小澤征爾音楽塾オーケストラ』が開催されました。この音楽塾は小澤氏の恩師、カラヤンの言葉「交響曲とオペラは、音楽という車の両輪のようなもの」という考え方の実践の場として、オペラを通じて若手音楽家を育成することを目的に活動していますが、本年の森の音楽堂コンサートスケジュールでは、「小澤征爾音楽塾オーケストラ」と題し、オペラ「カルメン」の抜粋などを演奏です。
そんな訳で、今回の【Kara's eye weekly】は開演前の音楽堂の様子。撮影したのは午後5時30分くらいだったのですが既にたくさんの人々が行列を作り6時の開場を心待ちにしているシーンです。コンサート本番も馴染み深い曲が続くプログラム構成で、若い演奏家と小澤さんのコラボレーションに酔いしれた至高の一夜となりました。
コンサートのあとは出演者の慰労を兼ねたバーベキューの打ち上げパーティがあり、こちらでも小澤さんの素敵な笑顔に人の輪が出来ていました。

 

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音楽会の開演を待つ人々

 

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マエストロ再び 2007年8月13日
土曜、日曜と二日間連続で行われた「森のオーケストラ」は大勢のお客様にご来場いただき大盛況のうちに終了しました。今年は小沢征爾さんのオペラ塾オーケストラが8月1日にあった関係で小沢さんと親交のあるアメリカの音楽家ロバートマンさんが「森のオーケストラ」の指揮をされ、高原の夕べに至福の時を届けてくれました。また、12日の公演にはサイトウキネンの準備で多忙を極めていらっしゃる小沢征爾さんが松本より駆けつけてくださり、会場は一層の盛り上がりを見せていました。2日連続のコンサートのあとは例によってバーベキューの打ち上げパーティです。ここでもロバートマンさんや小沢さん、そして出演者の皆さんスタッフの皆さんの楽しそうな声が響いていました。素晴らしい音楽と楽しいひと時をありがとうございました。

 

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森のオーケストラの打ち上げパーティ
小沢征爾さんも駆けつけてくれました。

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一本締め 2008年8月11日
9日と10日の夕刻に森の音楽堂でサイトウキネン合宿コンサートが行われました。毎年、森のオーケストラとして続いているシリーズですが今年は声楽と室内楽を2夜に分けて開催し、避暑に訪れているたくさんのお客様にお楽しみ頂きました。10日の日には小澤さんも松本より駆けつけ会場は更なる盛り上がりを見せていたようです。
コンサートの後はいつものように出演者&スタッフ、そして地元の我々を含めた打ち上げパーティ。今回の『Kara's eye weekly』はその会場からパーティの最後に写したひとコマです。奥志賀を含む北信州では宴席の最後にみんなで「ヨー」と声を揃えて「シャン」と手を打つ『一本締め』という風習が残っています。小澤さんはこの一本締めがとてもお気に入りで、毎回宴席の最後には「一本締めで〆ましょうよ」と当地の長老たちにリクエスト。そして若い演奏家の方々に一通り一本締めの説明をして「いいか!ヨー、シャンの一本だぞ、この潔さがいいんだ、チャンスは一回だけだからそのつもりでしっかり手を打つように!!」と檄を飛ばします(笑)
毎年、コンサートと小澤さんとの宴席はこの時期のお楽しみなのですが、これが終わると夏もひと山越えたかなぁ、という感じがします。

 

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サイトウキネン合宿コンサート打ち上げ
締め括りは奥志賀名物の一本締めで

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24th 森のオーケストラ 2009年8月16日
奥志賀高原の森の音楽堂で14日と15日の二夜に渡り、第24回の森のオーケストラが開催され多くのお客様にお楽しみ頂きました。今年度は声楽と弦楽オーケストラの2部構成でお馴染み小澤征爾さんの指揮の下、素晴らしい演奏を聞かせていただきました。
今回の『Kara's eye weekly』は15日の夜に行われた打ち上げパーティ。この風景もすっかり恒例になってきていますね。小澤さんをはじめとする出演者の方々、コンサートスタッフの皆さん、そして我々地元奥志賀住民がコンサートの成功を祝って賑々しく乾杯をしました。今年は揃いのオリジナル記念Tシャツを着た小澤さんや出演者の方々が楽しいダンスパフォーマンスを披露してくれて会場は大盛り上がり。写真はその時のヒトコマですが素晴らしい音楽の余韻が残る初秋の高原に歓声と笑い声が響く楽しい一夜となりました。

 

 

 

 

 

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今年の森のオーケストラ打ち上げパーティ
ダンスパフォーマンスに参加する小澤さん

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25年目の森のオーケストラ 2010年8月4日
ご病気で療養されていた小澤征爾さんが8月1日に奥志賀の「森の音楽堂」で公開リハーサルと復帰の記者会見を行いました。このニュースは即日配信されテレビ・新聞、Web等で大きく取り上げられましたので、ご覧になった方も多いかと思います。リンク



記者会見の翌日(8月2日)は地元・山ノ内中学で生徒の為に演奏を聞かせてくださり、昨夜(8月3日)は奥志賀の森の音楽堂に再び舞台を移して「サイトウキネン室内楽勉強会・森のオーケストラ」が行なわれました。地元の人々に生の音楽を届けようと小澤さんのかけ声で始まったこれらの企画も、早いもので今年で25年目になります。四半世紀に渡り当地の事を思って頂き、そして素晴らしい音楽を届けて頂いて、小澤さんをはじめとする音楽家の皆さん、スタッフの皆さんには心から感謝しております。
さて、コンサート当日の会場は小澤さんの復帰を心待ちにしていた大勢の音楽ファンの皆さんが集まり、大入り満員です。今回の構成は弦楽合奏ということで小澤さん指揮のチャイコフスキー弦楽セレナーデなど素晴らしい演奏が続き、涼しい夏の奥志賀に訪れた多くの聴衆を魅了しました。
コンサート終了後の打ち上げパーティもいつも通り賑やかで、25周年の赤いTシャツを着た小澤さんは、我々裏方のひとりひとりに声をかけて下さり、固い握手を交わしてそれぞれに久々の再会を喜び合いました。炭火のバーベキューや手打ち蕎麦を味わいつつ地元の伝統芸能集団「らくのう座」の余興に拍手を送る小澤さんのにこやかな表情が印象的な夜でした。小澤さんはこの後、サイトウキネンの準備のために松本へ向かわれます。

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コンサート直前の会場



コンサート後の打ち上げパーティ 

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小澤さんと記念撮影 2011年7月29日
昨日は夏の奥志賀の一大イベント・小澤征爾さんのコンサートの日。今年から小澤国際室内アカデミー奥志賀という名前に変わりましたが、今回はその設立記念演奏会ということでした。生憎の空模様となってしまいましたが、例年通りの素晴らしい演奏は満員の観客を魅了し、奥志賀らしい夏の夕べになりました。今回の『Kara's eye weekly』の一枚目はお馴染みの打ち上げパーティでのひとコマ。すっかりお元気になられた小澤さんを囲んで出演者やスタッフの方々、地元の人々が記念撮影です。みんなの笑顔が弾ける瞬間ですね。
奥志賀高原の森の音楽堂ではこの後、8月6日・7日の二日間に渡り「森の音楽会」を開催します。6日(土)は森の六重奏団による「弦楽アンサンブルの調べ」。7日(日)は森のオーケストラによる「金管アンサンブルの響き」というタイトルで、いずれも入場無料です。この夏休みは涼しい高原で心地良い音楽の調べをご堪能下さい。

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コンサート後の打ち上げにて記念撮影 



 

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