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最新の『気紛れWeekly NEWS』NEWSバックナンバーリスト


バックナンバー集-16

2001年7月25日

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白樺苑路を歩く

今日の午後、オードヴィーのすぐ近くにある白樺苑路を歩いてきました。

奥志賀高原ペンション村の通りを突き当りまで進むと、そこが奥志賀高原の遊歩道『白樺苑路』の入口です。森の中の遊歩道に足を踏み入れた途端、とても良い匂いが漂ってきました。シナノキの大木に花が咲いて、それが香っているようです。シナノキはこの季節に開花するんだなぁと、今更ながら感心しつつ、ほのかに甘い香りと森の持つフィトンチットを胸一杯に吸い込んで遊歩道の先を目指します。
山野草に詳しい人なら数歩毎に足を止め遊歩道の傍らに佇む植物に目を向けるのでしょうけれど、悲しいかな私の乏しい知識では分からない種類ばかりです(笑)
少しばかり覚えた数種の植物(オオカメノキ、サワグルミ、オオバタケシマラン、ツクバネソウ、エンレイソウ、ウツボグサ、コウモリソウ、センジュガンピなど)や野鳥達(ヒガラ、クロジ、シジュウカラなど)を確認しつつ野鳥の鳴き声に誘われるように奥へと進みます。林の中の落ち着いた雰囲気。なんだかとても浮世離れしていて不思議な世界です。
しばらく進むと、少し大きな沢が現れます。このあたりの水源でもある大沢の流れです。今日の一枚は白樺苑路と大沢が交差する地点にある木製の橋の風景にしました。
猛暑の下界を忘れさせる流れの清涼感。いつまでも残したい風景の一つです。

夏のお薦めプラン
ハイキングパック

ゴンドラプラスパック

今日の一枚



白樺苑路の途中にある木橋
大沢の流れに清涼感を感じる

 
2001年7月15日

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暑中お見舞い申し上げます!

暑い日が続いていますね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
連日30度を越える猛暑のニュースを聞く度に、標高1500mの亜高山帯気候の恩恵を実感します。
思えばこの土地に移り住み今年で13年目の夏、13年間の間にすっかり涼しい夏に身体が慣れきってしまい、たまに用事で麓の中野市や長野市に下る時などは暑さで溶けてしまいそうになります。
本当の避暑地、快適な気候の志賀高原の夏。
梅雨が明け日本中が暑くなると電話やメールによる予約の動きがにわかに活発になります。
そろそろ部屋の方も満室に近づきつつある日程もありますので、ご予約はお早めに願います。

夏のお薦めプラン
ハイキングパック

ゴンドラプラスパック

今日の一枚



先週に引き続き、焼額山山頂の稚児池
周囲には木道が整備されています。

 
2001年7月7日

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奥志賀ゴンドラ夏季運行のご案内

奥志賀ゴンドラがこの夏(7月28日〜8月19日)までの毎日運行します。
料金、大人:片道750円往復1300円(子供:片道650円往復650円)

標高2000mの別天地、焼額山山頂にある稚児池は志賀高原で一番標高の高い所にある池です。奥志賀ゴンドラを利用してゴンドラの山頂駅から上に広がるお花畑、更にはその上にある稚児池と周囲の高層湿原を楽しみましょう。
今日の一枚はワタスゲの咲く稚児池の風景です。この池のほとりにのんびりと腰を下ろし、お弁当を広げてくつろぐ。猛暑の都会とは全く違った世界に浸る贅沢はいかがでしょうか?
これがオードヴィーのオススメする夏の楽しみ方の提案です。便利なゴンドラの往復乗車券とお弁当宿泊代をまとめたお得なプランを作りましたので是非ご利用ください!
ゴンドラプラスパック

今日の一枚



標高2,000m焼額山山頂の稚児池
池のほとりに咲くワタスゲの花が風に揺れる

 
2001年7月2日

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夕暮れコンサート成功御礼!


先週末(6月30日)にオードヴィーで初めてのコンサートを開きました。この奥志賀便りでも数週間前よりご案内しておりました、ヴァイオリンと語りのひと時を楽しむ企画『夕暮れコンサート』です。
当日は生憎の雨模様の天気となりましたが、宿泊者を含め40名近くものお客様にご来館頂き素晴らしい音楽と絵本の語りの世界を楽しむ事ができました。
私共にとっては初めてのコンサート企画で幾分不慣れな進行もありましたが、出演者の皆様の熱演が訪れたゲストの人々の心に残る良いコンサートになったと思います。

雨の中、遠路遥々奥志賀高原まで足を運んで頂いた多くのゲストの皆様ありがとうございました。
そして、素晴らしい演奏をして頂きましたヴァイオリンの永井寿子様、小田原由美様、ピアノの中丘零様、絵本の語りの世界を熱演して頂きました湯本正子様、ありがとうございました。
またいつか、奥志賀の自然の中でみんなで楽しめる企画が組めたらと思います。

今日の一枚



『夕暮れコンサート』演奏者の皆様
左より永井寿子様(ヴァイオリン)
小田原由美様(ヴァイオリン)
中丘 零様(ピアノ)

 
2001年6月19日

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今年もまたタケノコの季節


梅雨に入った志賀高原、一雨毎に山の緑が色濃く変化してきます。
志賀高原に多く自生する『ネマガリダケ』という熊笹に似た細身の竹のタケノコを求めてたくさんの人々が入山する季節になりました。この細身のタケノコは市販の山菜の水煮などに良く入っていますので注意してご覧下さい。こちらの地方では缶詰の鯖の水煮と一緒に味噌汁に仕立てて頂くのが代表的な食べ方です。他にも皮付きのままホイルにくるんで火で炙り焼きたてのところを味噌やマヨネーズをつけて頬張ると絶品でお酒のお供に最高です。その日に消費できない分は水煮にして瓶詰にし保存用にします。
どうも、このタケノコ狩りは人々を夢中にさせる『何か』があるらしく、熱心に取るあまり山奥まで入りすぎて迷子になって捜索隊が出動したりなんてアクシデントもたまぁにありまして・・・とにかく、この季節の北信地方の話題を独占している感があります。タケノコ狩りのシーズンは7月の初めまで続き、それが終わればいよいよ夏山の季節です。

奥志賀便りでは夏山シーズンに向け新たなページを続々アップロード中!

緊急決定!6月30日
夕暮れコンサート ヴァイオリンの調べと語りの世界を初夏のオードヴィーで・・・

フォトアルバム集 四季の風景アルバムが完成しました。

ハイキングパックのご案内 お弁当付きの便利なプランが登場しました! 

陶芸体験パックのご案内 世界で只ひとつ!自分だけの器はいかがでしょうか?

イベント集 グリーンシーズンのイベント情報をまとめました。

今日の一枚



レンゲツツジが見頃を迎える奥志賀高原
オレンジ色が鮮やかです!


 
2001年6月14日

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益子の陶芸家 佐藤巧さん来館


私が陶芸を習っている『つれづれ陶房』のお師匠さんのそのまたお師匠さん、栃木県の益子焼の陶芸作家佐藤巧(さとうたくみ)さんがペンションに遊びに来てくれました。
2年前の夏に足を運んで頂いているので佐藤さんの来館は今回で2度目です。2年前にも、ロクロの手ほどきを少し受けたのですが、今回もいろいろ教えて頂きました。お忙しい中、親切にご指導頂き誠にありがとうございました。
つれづれ陶房で使用している粘土は主に益子産の土です。益子は関東のやきものの里として有名で、カメ、すり鉢、土瓶等主に日用雑器が知られています。黒釉や柿釉の施された厚めの温かみのある作品が多いですね。佐藤さんの作品は写真のように赤く仕上がる辰砂窯変が特徴で温かみのある人柄がそのまま作風に表れ素晴らしいものです。
インターネットの検索サイトで佐藤さんのプロフィールを扱ったページを発見しましたのでご覧下さい。

さて、今月末の6月30日にオードヴィーでコンサートを行なう事が急遽決定いたしました。
ヴァイオリンとピアノの調べに「語り」を加えた『夕暮れコンサート』です。
宿泊パックもご用意しました。勿論、コンサート鑑賞だけでもOKです。
詳細をページにまとめましたのでこちらもご覧下さい。

今日の一枚



佐藤巧氏作品
辰砂窯変壺

佐藤巧氏紹介ページ

 
2001年6月7日

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新聞のコラム


ひょんな事から出身地である群馬県の地方紙に文章を載せる事になりました。
県外に暮らす人が故郷についての思い出を綴るという連載形式の投稿コラムです。
5月の下旬頃、書いてみたのですが、いやはや「ふるさとの思い出」と一口に言っても漠然としているし、たくさんありすぎて、なかなか考えがまとまらず苦労しました。
なんとか、少年時代に故郷の町から見た『夕焼け』にテーマを絞り、記憶に中に散乱している情景のいくつかを結び付けて懐かしいシーンを頭の中に想い描きながら、拙い文章を書き綴ってみたのですが・・・

欄外に掲載されたコラムを転載致します。
文中の『中之条町』とは私の出身地である群馬県中之条町の事で『吾妻郡』は中之条町を含む群馬県北西部一帯の地域です。

昨日の新聞に掲載されたのですが、直後より私の実家やペンション宛に「新聞を読んだよ!」と電話やメールでの連絡をたくさん頂きました。新聞を見てくれた知人友人親戚の方々からです。思いもよらず、懐かしい人々からの連絡を頂き、喜びもひとしおで、つくづく新聞というのは凄いものだと感心しました。
今回のコラムの掲載にあたりご尽力頂きました上毛新聞の記者の方には心より感謝致します。

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少年時代の夕焼け

生まれ育った中之条町を離れて十九年。現在は奥志賀高原で暮らしています。故郷に帰るのは年に数回ですが、町の所々に残る昔ながらの風景を見ると、夢中で遊びまわった少年時代の情景と重なり懐かしさでいっぱいになります。
特に印象深いのが夕焼け。当時は学校が終われば、暗くなるまで仲の良い友達と過ごしましたが、夕焼けは至福の時間が終わりを告げる合図でした。薄暗くなった野原や田んぼ、家々の窓には電灯が灯り始め、あわてて家路に急いだものです。
私のペンションは中之条町の北西、上信越国立公園の山々が連なる中にあります。遊び疲れて眺めた夕焼け。その山並みの、更に奥で暮らしている事に不思議な因縁を感じます。
志賀高原と吾妻郡は山を挟んで裏表に位置し、志賀草津高原ルートを利用すれば車で二時間ほど。地図上を直線で結べばほんのわずかな距離ですが、心情的にはもっと遠くに来た感じです。
標高1500mの奥志賀高原は今、新緑の真っ盛り。あちこちで野鳥のさえずりが聴こえる季節になりました。少年時代に見た山の反対側から東の空を眺め、人情味あふれる人々の暮らし、冬の鳥追い祭りや夏の祇園祭など楽しく思い出しています。

上毛新聞〜思い出ぐんま 2001年6月7日

今日の一枚

霧が一瞬晴れて美しい風景に出会いました。

雲海の彼方に沈む夕日

志賀草津高原ルート
山田峠付近にて撮影。


 
2001年6月3日

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奥志賀林道開通〜カヤノ平へ


半年間クローズしていた奥志賀林道(栄線)が6月から再び通れるようになりました。
開通後最初の日曜日、下見を兼ねて奥志賀からカヤノ平に足を運んでみました。
久しぶりの奥志賀林道、雑魚川の渓流に沿ってしばらく下ると秋山郷への分岐が出てきます。
ここを左に曲がってカヤノ平に向かいます。
こんな奥山深くですが渓流釣りに側へ降りる釣り人、三脚を担いだカメラ愛好家、バードウォッチングを楽しむ人など多くの人々が林道を歩いていました。
奥志賀林道からカヤノ平へ向かう未舗装道路にさしかかる頃になると視界も開けてきます。
ブナやミズナラ・ダケカンバの巨木が牧草地に点在するカヤノ平は新緑の鮮やかな季節を迎えています。
今日は日曜日という事もあって休日を山の中の牧場でのんびり楽しむ家族連れの姿が多く見受けられました。
 カヤノ平は夏のみ牛が放牧される牧場なんですが肝心の牛の姿はまだ見る事ができませんでしたね。
牛の移動はもう暫らく後のようです。

奥志賀林道(栄線)は野沢温泉スキー場を経由し栄村の蓑作(みつくり)まで続くのですが、
今年は工事の為、6月7日まではカヤノ平の分岐から先、野沢方面への通行が出来ませんのでご注意ください。(奥志賀高原から奥に秋山郷方面・カヤノ平方面への通行は可能です)

今日の一枚



カヤノ平の牧場
6月の緑が鮮やかです。

 
2001年5月23日

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今年も参加してきました・・・薪窯焚き


高校時代の友人を介して知り合った陶芸の窯元からお誘いを受けて、薪窯(まきがま)焚きに群馬県まで行ってきました。
去年も参加して貴重な体験ができたと喜んでいたので、今回のお誘いも二つ返事。この薪窯は七昼夜焚き続けるので、その間いろいろな人々が入れ替わり立ち代り炎の番人を交代しますが今回も、その末席になんとなく加わる事ができたのは本当に光栄でした。
窯元の指示を仰ぎ温度計と吹き上がる炎を睨みながら定期的に薪を窯に放り入れる作業は圧巻です。薪を投げ入れる時に投入口から1200度以上もある熱風が噴出し、はじめのうちは腰が引ける思いでしたが慣れてくると段々と楽しくなってきます。蓋を開ける少しの時間でも汗がびっしょりになるので長い時間窯番をやるとなるとかなりの重労働ですね。
私が今回参加した時間はごく僅かなものでしたが、いい体験ができました。
窯元を始めとするスタッフの皆さんに心より感謝致します。
デジカメ画像をお送り頂いた「すぎなみ自然村」の湯本さん感謝いたします
 
今回は4つの作品を窯詰めして頂きました。作品の窯出しは来月の初旬、その時にどのような表情で出てくるのか、今からとても楽しみです。

今日の一枚

つる首の壺

前回の窯で焼いて頂いた私の作品
・・・つる首の壺です。
作ったのは去年ですね。
初めての粗土で苦戦したのを思い出しました
窯元のお陰でいい感じに仕上がり感謝感激

 

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