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               梨 奏 院 (イテウォン)
  
 もともと、周辺のアメリカ軍基地関係者が主な顧客であったが、1970年代以降、観光客に知られはじめ、'83年のASTA、IMF国際会議を通じて全世界に知れ渡った。そして、'86年アシアンゲームと'88オリンピックを経て、今や世界的ショッピングの名所となった。オーダー製品、シルク製品、ダウンジャケット、革製品、スキーウェアなど1,500余りの店では、取り扱う商品もきわめて豊富。特に梨泰院での人気アイテムは靴である。最高級ブランドのスニーカーをはじめ、輸入した革で流行をいち早く加味した靴が手にはいるのも魅力である。 また衣類と靴以外にもスポーツ用品、韓国特産品、記念品、工芸品、革で作ったものを売る店も多い。さらにアメジスト、ヒスイなどの宝石類を扱う店も多く、毛皮の免税店では驚くほど安い価格で毛皮が買える。ほとんどの店で英語や日本語が通じ、ウォンはもちろんUS$、日本円も使える。 カラオケやバーなどのネオンが輝く、夜の梨泰院も名物の一つである。

   

   

             夜の梨奏院、ネオンが光り輝いている!

 ガイドの金さんに帰りの地下鉄マップをもらい、梨奏院のメーン通りで降ろしてもらう。昼間は衣料品をはじめ、靴、皮製品などを売っているショッピング・エリアとして有名だが、夜はネオンが煌き、お洒落な飲食店が軒を連ね、屋台・露天なども数多く出ている。やたらと外国人が多く、東京でいえば六本木と原宿をミックスしたような街で、まさに、“インターナショナルな街、梨奏院!” の面目躍如だった。露天でTシャツや携帯グッズなどを売っているのも陽気な外国人が多く、「安いよ!」 とか 「どう、買わない?」 と両手を広げて英語で話しかけてくる。スマイルを返しながら適当に英語で返していると、スターバックスの前に来ていた。ここでひと休みすることにして中に入ると、「ここはソウルじゃないんじゃないの?」 と思うくらいに欧米人ばかり。店員も客とのやりとりは英語で、韓国語は全然聞こえてこない。オレも英語でカフェラテとチョコレートチーズケーキを注文、ちょうど空いていた窓際に席をとった。ガラス越しの窓から見る梨奏院は、ネオンが華やかで外国人と若者でいっぱいだった。

   

   露天もたくさん出ていた!           スターバックスコーヒー!

   

 スターバックス店内と、注文したカフェラテ、チョコレート・チーズ・ケーキ!

 言葉が通じない国でその国の慣習、文化に触れてみる。ガイドなしでその国の交通機関を利用するのも好きだった。そろそろ帰ろうと地下鉄の駅に向かった。ガイドの金さんに聞いてだいたい分かっていたが、駅のキオスクでわざわざ女店員に聞いてみた。地下鉄マップを指差して、「○○に行くには何番線ですか?」 とジェスチャーで尋ねると、お互い言葉が分からないが何とかやさしく教えてくれるのが嬉しかった。目的の駅まで地下鉄で約30分、駅からホテルまでは徒歩で約15分。夜のソウルの街並みを楽しみながらホテルに戻ってきた。

   

  お馴染みのケンタッキー!           ソウルらしい看板!

   

     地下鉄の改札口!              地下鉄のホーム!

   

      ソウルの地下鉄!               地下鉄車内!





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