宗 廟 (チョンミョ) |
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李氏朝鮮歴代の王と王妃の位牌が祀られているところで、1392年に朝鮮王朝を開いた太祖季城桂(イ・ソンギョ)が1394年、開成(ケソン)からソウルに都を移したとき、景福宮(キョンボックン)とともに建てた。開国の祖、太祖と、四代前までの王およびその后の霊を祀ることが基本であるが、これに加えて歴代の王のうち、特に功績の著しかった王と王妃の霊も同時に祀られた。宗廟の建設は太祖3年(1394)に始められ翌年完成した。創建当初は正面7間の建物であったが、徐々に増築され、壬辰乱焼失後の再建では11間となった。その後もさらに増築を重ね、現在では19間となり、さらに左右に3間ずつの翼室が設けられている。この柱間がそれぞれ祭室となって歴代の王の霊が祀られているのである。
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毎年5月の第一日曜日には宗廟祭礼といって、全州李氏一族が集まり、伝統的な民族衣装に身を包み、雅楽が演奏され、荘厳な雰囲気の中、儀式が行われる。宗廟祭礼は1462年に定形化された形態を500年以上ほとんどそのまま保存・維持し続けているという。日本ではゴールデンウィーク時期にあたるので、日本からも毎年多くの観光客が訪れている。韓国文化を体験するという意味で、一見の価値がある。
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5月の第一日曜には、宗廟祭礼が盛大に行われる! |
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世界遺産、宗廟(チョンミョ)に到着した。今回のツアーは、“韓国の世界遺産、観光ツアー!” と銘打ってあり、3ヶ所廻るうちの2つ目だ。入り口を入ると中は大きな公園のようになっている。暖冬に加え今日は快晴、新緑が眩しかった。5分ほどまっすぐ歩くと、宗廟の門にたどり着いた。門を1歩入ると、とても広い石畳が目に入る。その奥に宗廟の建物が。この中に歴代の王たちが祀られているのだろう。そしてこの石畳では、毎年5月の第一日曜に、500年以上も続く宗廟祭礼が行われる。入り口のところにそのときの写真が貼ってあったが、是非ともこの目で見てみたいと強く思った。
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宗廟と儀式が行われる広い石畳!正面の建物内には19間!
左右には3間づつある!ここに歴代の王・王妃たちが祀られている!
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