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 初めて中国・北京を訪れたが素晴らしい旅だった。3泊4日ではあった 、朝早くから夜遅くまでとても充実していて、1週間くらい行ってきたような感じだ。

 観光で最初に圧倒されたのは万里の長城だった。あれが本当に6000kmも続いているというのは信じられない思いだ。故宮博物院、ここは歩いているとタイムスリップした気分になり歴史を体感できたところ。建物のひとつひとつに歴史が感じられ、まさに、「中国四千年の歴史」 そのものだった。そして天安門広場、100万人を収容できるといわれているこの広場はとにかく広かった。あの天安門事件が起こった場所ということもあり一番訪れたい場所でもあった。ほかにもいろいろ訪れたが、やっぱりこの3大観光スポットが印象に残っている。



食もバラエティーに富んでいた。ほとんど中華料理だったが、飲茶、北京料理、四川料理などを味わうことができた。お決まりのコースだったとはいえ楽しめたと思う。また、街の中華レストランに出かけて行って、注文に苦労したのも良い思い出となった。言葉が不自由ななか彼らとなんとかコミニケーションを取る。どこの国へ行ってもこの作業はけっこう楽しめる自分である。



 北京を旅して一番感じたことは、“すべてにおいてスケールが大きい!”ということだった。やはり国土が広いせいか、お土産屋ひとつとっても日本とは比べ物にならないほど広かった。もっとも都心の繁華街のお店の広さは日本と変わらないが。その繁華街は日本のそれとほとんど変わらない。デパートやゲームセンター、ブティック、レストランなども賑わっていて、ネオンサインが派手な分、日本より華やかに見えた。そして、2008年に北京オリンピックを控えているからかどうかは分からないが、街中に活気があった。あちらこちらで工事が行われていて、日本の高度成長時代を思い出させる様相だった。



 人口約13億人を抱える世界の大国・中国。首都・北京へ3泊4日の短い旅ではあったが、予想以上に充実した旅になった。もう一度北京へ行って見たい気もするが、他にも上海、西安、敦煌、桂林、など探訪したい四千年の旅路はたくさんある。彼ら中国人に敬意を表し、また本場の中華を食べられることを夢見つつ、この、「中国四千年の歴史・北京!」 を終わりにしたい。再見、中国!





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