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 チャイナタウンで食事を終えて、車はグランドゼロへと向かった。初めて海外旅行をニューヨークに選んだのも、ここグランドゼロに来たいからだった。悲劇は2年前の9月11日、ちょうど今頃起こった。テレビ・マスコミなどでいろいろな映像が流れ、「いつかあそこへ行ってみたい!」 と思っていた。このニューヨーク旅行で1番訪れたい場所だった。現場に着くとたくさんの観光客が、世界各国から来ていた。我々の目的も彼らと同じだが、祈りを捧げる人、写真を撮っている人、花を手向ける人、みんないろいろな思いを胸に、グランドゼロを見つめているように見えた。若い黒人がフェンスの前で、グランドゼロの本と写真集を売っている。いくらかと聞くとどちらも10$だという。写真集を買って一緒に写真を撮らせてもらった。ガイドの話によると、ドイツ人の建築グループによって世界一高いビルを再建するとのこと。(最近のニュースによると、ビルではなくモニュメントに変わったらしい。) グランドゼロを離れる前にもう一度手を合わせた。

    

    

    

ここがあのグランドゼロ!かつてここにツインタワーが建っていた!写真集を10
$で買って(オレが手にしている)、「一緒に写真を撮らせてよ!」 と頼んだら
「OK、OK!」 と快く引き受けてくれてこのショット!God bless you、America!

 再び車に乗りトランプタワーへ向かった、というより国連本部へ行ったのだが、ガイドの、「そしてこの高級マンションにヤンキースの松井選手が住んでいます!」 このひと言でみんな国連本部などどうでもよくなってしまった。それがトランプタワー、国連本部の斜め前である。86階建てと高いので、上までは見えない。85階にはあの世界一のお金持ち、ビルゲイツが部屋を所有しているし、松井の同僚ソリアーノもここのマンション。12、3年前、エリック・クラプトンがここに住んでいて、当時3才か4才の愛息が窓から落ちて死亡。坊やを思って書いた、ティアーズ・イン・ヘブン≠ェヒットしたのは有名な話だ。写真にはないがこの裏のマンションには、あの郷ひろみ・二谷友里恵夫妻が住んでいた。

    
 
    

松井が住んでいる超高級マンション、トランプタワー!松井の部屋の家賃は1ヶ月180万円だとか!写真では見えないが、ドアの向こうにはボブサップ級の大柄な
黒人の門番がいた!


 このトランプタワーで、ニューヨーク1日観光ツアーは終わった。朝から4時頃までいろいろなところをまわって充実した1日だった。夜に予定しているイルミネーション(夜景)ツアーまで時間があるので、ホテルに戻ってシャワーを浴びることにした。まだ1日しかニューヨークに滞在していない。でも、新宿か渋谷の街を歩いているように感じる。そこにはニューヨークの街に溶け込んでいる、もう1人の自分がいた。

    

        NYの街角で!右はラブのオブジェ!やっぱり絵になります!




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