水分補給をお忘れなく!!

 ここのところ涼しい中での釣行が続いたんだけど・・・今回はとにかく暑かった
いつもより多めに1.5リットル
麦茶を持参するも危うく足りないところだったよぉ。 氷代わりに使っていた500mlのペットボトル2本を飲んだで、船上で2リットル強の水分を補給したことになるなぁ。もっとも時間帯が暑い盛りのAM7:30〜PM4:00というのもあったのかも知れないけどね。

 ここ金沢八景の港は電車組にとっては勝手の良いAM7:30出船なんだぉ。駅までの送迎もあり至れり尽せり。今回はそんな八景の港を利用しているわたせさんと「野毛屋」から「シャクリ鯛&イサキ」へ出かけることにしたんだぉ。
平日とは言えAM4:30にわたせさんを拾ってAM5:00に船宿に着くと既に6名ほどのお客が店のシャッターが上がるのを待っていた。船宿から船が停留してある港までは歩いて5分ほどあるけど荷物は軽トラで船まで運んでくれるんよ。
AM5:30にシャッターが開くと船の形に飾られた釣り座の番号札を宿に来た順に取っていく。今時の釣り物は当日から始まったワラサ・カンパチの泳がせフグにおいら達が乗るタイ・イサキ船で若船頭2人を含め3人が舵を握っているようだ。
無事?右艫に並んで席を確保して出船までの2時間をコンビニへ食事を買いに行ったり船で支度をしたりして過ごしていると慣れない港のせいか?意外にもアッという間に時間が過ぎた。イサキは剣崎沖へ向かうためここからは1時間近くかかるのであまり早く準備をしても意味なかったんだけどね。

上がったり・下がったり
 この港からはいくつかの橋をくぐって外海へ出るため潮の干満で水位が上がると高いフライブリッジを持つ船は橋を潜れなくなってしまう。このため剣崎の船とはちがった外観と特殊な構造をしているんだぉ。
GPSやアンテナを備えたマストとスパンカのマストをそれぞれ倒し、操船室のキャビンは中央の油圧式の支柱により沈動式になってるんだぉ。


 AM7:30に奥まった運河に停留されていた釣り船が順番に橋を潜って来る。橋桁の間隔は船の両端1m程の間隔で船長もさぞかし気を使うことだろう。
橋を潜って外海に出ると再度操船室の屋根を上げてマストを立てる。そして船は徐々に速度を上げて行くのだ。みなとみらいの見える湾奥から見慣れた猿島を過ぎ観音崎久里浜までは陸地を確認することが出来たが先に進むにつれ空は鉛色へと変化し、やがてガスで周囲の視界は閉ざされた状態になった。

 出船してから1時間ほどが経過してからだろうか、ようやく船は速度を落としたが見渡す限り真っ白で位置を把握することは容易ではなかった。時折近くで汽笛を鳴らしたタンカーが大きく見えることから航路に近い沖よりポイントと思われるところに、一之瀬米元釣具あさなぎ弁天屋と八景ではおなじみの船が既に流し始めていた。
剣崎の船宿も休みが多いとはいえそこには一艘も見えなかったので、やはり剣崎組とはすみ分けているのだろう。操船の方も剣崎は根の一点に船を停めるのに対してこちらは流し変えながら釣るようだ。

 前回のイサキ釣りで好調だった5本針仕掛けをセットするが按配が悪い。風が強いため手前マツリが多い上に船の立て直しのタイミングが悪く集中力を欠いてしまう。
 以前にあぶずるの港で見かけた初老の方の話では先週のイサキは脂の乗りも良かったらしいが、最初に釣り上げたものは前回の剣崎より多少大きめではあるもののやはり少々ダイエット気味。それでも型が良いのでとりあえずキープしていると左艫の常連の方は楽に35cmを越えているだろう型を取り込んでいるのが目に入る。どうやら今回は型物も混じっているようで期待しているとわたせさんが36cmをあげる。先に良型をタモ取りしたあとだけに順調といったところだろう。20cm程度のものは全てリリースしながらそれでも中、大型を15匹ほどキープし外道の丸鯵とお土産には充分な釣果となりました。
 連日の釣行と暑さのために集中力を欠きダレた釣行になってしまったが、針が小さいからか?タイミングが悪いからか??一度掛かっても途中でバレてしまう事が多く、かと思えば背中や目に掛かったり痛々しい光景もありでなんだか腑に落ちなかった。
流しながらのコマセワークもイメージしにくくコマセシャクリの経験の無いおいらにはシャクリの大きさや、間合いの取り方などいろいろ奥深く難しさを実感した一日になりました。


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