あれあれあれぇ〜?

 ノブ船長のアジ船が雑誌「つり丸」の取材という事にも関わらず先日の雪辱を果たすべく真鯛船である第18いなの丸にちょろ松さんとともに乗り込んだのでありました。

 右舷ミヨシからおいら、ちょろ松さん、常連さん2名の4名と左舷に常連さん4名の計8名で下浦沖へと船を走らせます。
安定した走りの大型船は、先日のポイントよりもかなり下手の下浦沖。久里浜沖の船団とは違い周囲には全く船がいません。既に下げ潮がかなり速く流れている中を北風に向かい船を立て直しての実釣開始となりました。
いつになく丁寧に感じる?いや実際のところあんなに丁寧な親方のアナウンスは聞いた事がなかった。一応?命令とも取れる親方の指示に従い棚はマイナス1mから攻めはじめます。

 強烈な下げ潮にまごつきながら手返しを繰り返しますがなかなか上手く攻略できません。エサ取りも居るんだか居ないんだか?またもや暗雲が立ち込め始めた時でした。
ふわぁ〜」っとした怪しい穂先の動きが・・・。やる気の無い生命感が手にした竿から伝わってきます。ただただ、ずっしりと重いだけ・・・。親方に見られないように小さくポンピングを繰り返しますが見晴らしの良い操舵室から右ミヨシのおいらが見えないわけはないのです。いや、見逃すはずもないのよねぇ、意地悪だから・・・。
なぁんだぁおー?? そんなもん船の上に上げんなおーぉ!!」とマイクで罵声を浴びせられます。

 なんだかなぁ〜と頭を悩めていると、操舵室に呼び出されて親方からハリス12mに「し・ろ!」と脅迫・・・。(^^;
潮の流れにあわせてロングハリスをセットした頃には潮が淀み始めてしまい、細ハリスの手前マツリも災いして3回ほどでお役御免。(^^;

 ハリスを2.5号8mにチェンジして「淀み」の時間を攻略しようとしますが・・・。
良い感じで突っ込んだ穂先・・今度はいい感じ!なんて思ってやり取りしていると疫病神から「おぉっ!今度はテェだなぁー」なんて・・・言わなくても良いのに。(^^; 上がってくるまでに「テェ」が「カイワリ」に化けてしまってこれまた不発だったのじゃぁ〜!

 その後も順調に?「め〜さ〜」を二本ほど追釣して既にハリスは2号まで落としてました。
よどみで棚をマイナス0.5mにとると再びカイワリにも似た?突っ込みが今度こそ??船の流しで艫よりに流されイマイチ大きさがわからず慎重に上げてきたのは、なんとも手のひらサイズの真鯛ちゃんでした。(^^; しっかし、小さい・・・きっと少し前に放流されたやつだね。

Aiプラス by ちょろ松さん
曲がりは良かったのに・・(^^;
 そんなこんなで右隣に釣り座を構えたちょろ松さんも「め〜さ〜」二本に真鯛を一枚を上げて。「め〜さ〜」のせいで真鯛の活性が低いのかねぇなんていいながらお昼前に船上を一回りすると艫の常連さんは小ぶりながらも既に10枚、他方では1kgオーバのイシダイ、真鯛が3枚も・・・
ありゃりゃりゃりゃぁ〜?

 その後上げ潮が動き始めても喰い気は上がらず真鯛は終了。
ここで親方は「
未来のワラサ」を狙いに行くと言う暴挙に出ました。金谷沖でノルマ10本を課せられ、ナマケモノといわれないように前半がむしゃらにコマセを撒くと4本連続で1kgオーバのまずまずのイナダを快調に抜き上げます。
その後もポンポンと追釣して7本ほど確保したところで食気が落ちて時間的にも納竿となりました。

考えてみるとこれだけイナダを釣ったのは今年初めてだなぁ。
なかなか型の良かったイナダは脂の乗りも程よくお刺身でいけましたよ。


こうしてみると可愛くも見えるけどねぇ・・・(- -;)



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