1998年の ある日
『これからの企業・社会が求める人材』
★これからの企業・社会が求める人材
今ある自分の存在を知る
大学まで両親に育てられて大きくなった。それなのに、反抗してしまったりする。大学4
年間で800万の投資になる。子供たちが、独立してもっと稼ぐようにと投資をしてく
れている。親に感謝し、もっと大事にし、親孝行しなければならない。仕事でいやなこと
もつらい苦労をして、仕送りをしてくれている。社会に出て立派に家族を作らなければな
らない。ビジネスの投資の場合、利息をつけて戻さなければならない。学生生活の1日1
日を大切にし、小さな努力を積み重ね、60歳になっても必要とされる人になりたい。ア
メリカは、もっと厳しく20代からもリストラがあるそうだ。日本は、なまぬるい感じが
する。
★世界の経済及び社会の動き
世界の流れを頭に入れ、一緒に流れなければならない。今や、世界に国境はない。 日本
人は、日本で働くという考えがなくなる。自分の周りに外人がいるのが当り前になった。
★日本の経済・社会は大変革の時代
日本も今まで経験していない新構造社会になる。構造文化が、変わって行く道は、どの国
も同じである。グローバルな企業が、日本にもあり、体力のある企業が、自由競争の中で
生き残れる。若い人が、目標を持ってしっかりとやらないと不況日本の再生はない。日本
の子供は、よその国の成人の年間所得くらいのお小遣いをもらう。それを18年間やって
きた日本の子供たちは、目茶苦茶豊かな国で生活している。罪を犯してまで密入国する人
が後を絶たない。
★現在の労働環境
年功序列システムで、仕事についていけない人も企業は、抱えていた。アメリカに比べ、
日本は、1時間当りの生産量が低い。が、日本の人件費は一番高い。アメリカの学校では、
1クラスに23カ国ぐらいの生徒がいるので、教師の話せる言語数で給料が、倍違ってく
る。国際化社会で活躍するには、言語は必要不可欠。日本人は、平均人間が多いが、これ
からは一芸に秀でることが重要。それも人にないオリジナリティーを身につける。松山で
は、情報が少ないが、東京の大学生は、ダブルスクールが当り前だ。自分も意識を変えな
ければならない。企業が求める人よりも優れた能力を身につけ、晴れ舞台で活躍し、日々
楽しく、仕事を思うようにやれる自分を作りあげたい。
人生の目標は、 大学の目標は… … …
能力、 友達、 豊かな心、 勇気の財産
苦しい時、悲しい時、相談できる本当の心の友をみつける。何事にも積極的にチャレンジ
したい。できようが、できまいが、やり終えた後には、どちらの場合でも何かが身につく
と思う。毎日の積み重ねで、能力という財産を作り、リストラされないようにしておきたい。
日本の教育は、知る・理解するだが、アメリカの教育は、できるかできないか。
知っている・理解しているだけでは、役に立たない。人よりも秀でようと思ったら即行動しな
ければならない。失敗を恐れず、中途半端になることだけは、絶対にだめだ。社会に出た
らお金をもらって働くので、プロという意識を持たなければならない。大学は、授業料を
払っているから、できようができまいが、怒られない。しかし、社会に出たら、企業がお
金まで出して、学ばせ、できるようにさせているから、できなければ、当然厳しい。初め
から即戦力として、働くことは、難しい。けれど、できる限り即戦力に近い人になってな
ければない。大学時代は、自由で1番学べる時だ。勉強をやらされていると考えずに前向
きに取り組むのでは、吸収の度合いも全然違ってくる。企業に入ると、能力のない者は、
ほっとかれてしまう。社会に出るための土台をしっかり作っておく。悲しみ、苦しみ、喜
びに心を使うから、豊かな心がつくられ、信頼される人間になる。4年間の自由な時間を、
悔いの残らないように大切にしたい。能力・友人・豊かな心の財産は、社会に出たら、必
ず役に立つ。物事に積極的に取り組み、生き生きとした充実した毎日を送りたい。自分の
目標に、少しでも近づけるように、やるべきことはやっていきたい。