第二種電気工事士
⇒ 2009年5月10日 日曜日
技能試験を目指す方に参考になれば幸いです。
⇒ 「平成21年度公表問題 輪作りポイント」 (増井 大介)
【1,輪作りのカイゼン 】
【2,間違いやすい欠陥箇所の要点】
輪作り写真UP/電気的欠陥ポイント/露出コンセントへの応用/ストリッパー/
- ●ランプレセプタクル 輪作り のポイント
|
|
(1)VA(VVF)ケーブルのレセプタクルの長さ50(+20mm追加)mm外装を剥く。
(2)ストリッパーを入れ、内側電線被覆を剥く。
VA(VVF)根元の電線被覆の残しは15mm(理由は、レセプタクルのねじ止めに被覆を挟み込まない適切な長さ)を残す。しかし、剥いた被覆を完全に引っ張らない。
|
|
(注)内側電線被覆剥きの長さが短いと ねじにまわしにくい ので注意して下さい。
長い程(理由 50+20mm追加するのはこの為である。)、ねじに巻き付けやすいのを知っておいて下さい。 |
|
写真のようにストリッパーで剥いた箇所をねじに巻きつけます。
(注)巻き付ける向きは、?の反対と覚えましょう。ねじを時計回りにねじ込むので電線が緩まないよう反時計回り=?の反対を覚えましょう。に
(3)ねじの受金部は白Wをつなぐ。電線の被覆剥けている所をねじ部に回す。
(注)被覆に噛み込むようなら少し電線外皮を引っ張り出す。被覆をねじに噛まさないのは、不合格になるからである。被覆で抵抗を起こすからでもある。
|
|
(4)ねじに電線露出部を巻きつけ、手で押さえたままねじを締めこむ。
(注)電線をレセプタクル底部へ押さえ込みながらねじを回し込む。理由は、電線がレセプタクル底部に密着していないと電線にたるみが出来るからである。しかし、被覆の噛み込みには注意して下さい。 |
|
ねじを締め込み、ニッパーでねじ近くを切り飛ばす。
電線先端をマイナスドライバーを使い整形する。 |
|
(5)対極にある反対側も黒Bを剥き、巻きつけ、ねじで締め込む。
(6)ねじの巻きつけでU字以上になっていればOKである。
(7)巻きつけ終わり箇所の電線をニッパーで飛ばすと完成である。
(注)U字になっていなかったらねじを緩める。ペンチでU字になるよう整える。
マイナスドライバーを使い電線先端をあまり見せないようにします。 |
|
(8)露出コンセントも同様の寸法を剥き巻きつける。
(注)被覆を噛まさない。
電線露出は、ねじ根元から3mm程度である。必要以上に露出電線を見せない。
Wに白(接地)をつなぐ。
(9)ニッパーで切り飛ばす。
U字の形になっていればOKです。
マイナスドライバーで電線先端整形も時間があればやっても構いません。 |
|
・ストリッパー各種
2C用と3C用を欲張って買いました。
値段 2C用 3,500円〜4,000円の間です。
3C用 6,900円前後です。
最近の実技試験では、3Cが必ず出題される。
3C用を買って下さい。買わないと電工ナイフ(カッター)で外皮剥きをしなければならない。
時間のロスが出る。倹約するより3C用を買う方がお勧めです。私は、昨年度倹約し2C用しか買わなかった。買えばよかった。 |