私的空間 dar-fish
や〜っと観れたぁ〜!!

劇場版『エスカフローネ』鑑賞記念駄文

(註)想いのままをそのままに書いています。ネタばれ必至なのでご注意下さい。出来れば映画を観てから読んで頂きたいです。わがままですんません。 苦苦苦

2000年8月26日〜9月1日ワーナー・マイカル・シネマズ豊川…ついに愛知県にも劇場版が上陸だぁ〜滝涙。(巡業上映なので上映期間がずれつつ日本全国回っているのです。笑 おまけにどこでやるのかなかなか決まらないし、上映期間が短いし。苦苦苦)名古屋から約1時間半かけて見に行ってきました。とにかく今は見られたことに感激です、はい。8月30日は坂本真綾ちゃんの舞台挨拶が有るので心ひかれるが平日ではなぁ〜体も持たないし…苦苦苦。エスカ鑑賞遠征にグッズ購入も含め15,000円近く散財する。トレカコンプリートのために何セット買った事やら…。ここで使わずにどこで使うのだ!爆

見終わった第一印象…8月26日(土)16:00 劇場2 定員271名中6〜7割りほど入ってたかな?
やはり95分に話を詰め込むのがやはり無理なことなのか!TV版のように時間を掛けて語られる想いが無い分、心に届いてくるモノが少ないようにも感じました。映像的には美しかったし音楽も良かったのですが、別物と言いながらTV版を踏まえてなければわかりずらいようにも感じた。あくまで設定は作り直してあるので別物ではあるが、どうしてもTV版と比べて観てしまうので作品に入り込めていない自分を感じる。ううーーん、TV版の出来が素晴らしかっただけにどうしようもないと言うことなのか?…悩む。

2回目見た終わった印象…8月27日(日)16:00 劇場2 定員271中6〜7割ほど、でも前日の方が若干多かった気がする。
今度は心をまっさらにして観ました。とても良かったです。素直に作品に入れました。ちゃんと話もわかったし、だから今回は感動して泣いてしまいました。TV版とは別物…確かにそうですね。ちゃんとそうやって初めから観れれば良かったんだけど、TV版への想いが強いとなかなかそんな風には出来ませんよね。だからほんとに2回観に行って良かったと思います。でなければ劇場版の良さに気が付かなかったかも知れない。今回はエスカフローネを何も知らない人と一緒に行った。「感動作だね。凄く余韻を引く作品だ。また観たい。」と言ってました。きっと何も知らずに観た方が作品に入りやすいのでしょう。

TV版『天空のエスカフローネ』への想いが強ければ強いほど劇場版『エスカフローネ』への違和感は強いだろう。確かに私も初めはそうでした。TV放映後4年の歳月が流れ、それまでのつのる想いが強いのだからTV版とどうしても比べてしまうのは仕方のないことだった。待ちに待ったエスカフローネに会えると過剰な嬉しさで身構えすぎて観てしまったからだ。だからこそもう一度観たいと思った。新たな気持ちで観るために。ちゃんと一作品として観るために!そこまでして観る価値はあると私は思います。
TV版、劇場版、どちらを先に見るのも良いと思います。でもどちらを先に見るにしても他を見るときは新たな気持ちで是非観て頂きたい。両作品に込められているそれぞれの想いを感じ取って欲しい。

ほんとにどちらの作品もそれぞれに素晴らしい私にとって最高の宝物です。あなたの宝物にも成るのならそれはとても嬉しいことです。

(厳註)ここから先はホントにネタばればれです!先に映画を見ることを強力にお薦めします。笑  ネタばれ部分を飛ばして下へ

 

 

■冒頭
バァンが登場するシーンは凄く良い。かっこいい。どきどきする。ただ船内で戦うシーンは…トーンを落として描かれてはいたがちょっと残虐なシーンだ。バァンの戦う事を運命付けられた存在表現の為か?
そして…タイトルが出る!ひとみが学校の屋上でやる気を無くしているシーン…やりたいことが見つからずかと言って死ぬこともできない、どうしていいのかわからない気持ちでいる。ああ、私もなんとかしなくちゃなぁ〜と身につまされてしまう。ここのシーンは有る意味、心に来た…苦苦苦。
ひとみの子供のシーンが出たのはなかなかよかった。バァンとの運命を感じさせる。
そんなときフォルケンの声で「翼の神」としてガイアへ呼ばれることになりエスカフローネの中で気が付く。でもひとみが来たのはフォルケンの元ではなくバァンの元だった。そしてガイアの空には幻の月、地球が浮かび上がっていた。

■アバハラキ
エスカフローネから吐き出されたひとみはバァンと逢う。エスカフロ−ネはひとみの手元に赤い石を残してどこかへ消え去ってしまう。そして黒竜族と戦うアレン率いるアバハラキの仲間達と出会う。メルルはバァンが王に成るために産まれた定めで戦う運命から逃れられないこと、孤独にひとりで戦っていることをひとみに語る。ディランドゥ達が攻めてきたとき船から飛び降りて戦うアレンは凄くかっこいい。ミラーナはTV版とは完全な別キャラになってましたがいい役だったと思う。あとガデスのナイフさばきもかっこよかったしね。でもパンフレットにはガデス載ってないんだよう〜他の仲間は載ってるのにさ、なんでだよう。もぐらさんもいい役だったしさ。メルルは少し力強い感じだったね。それと全体に日本的テイストが入れられてて戦士達は鎧を身にまとっていたし、剣ではなくて刀を持っている。そして馬にまたがって戦ってる。ううーーんなんで?笑

■バァンとディランドゥの対決
バァンとディランドゥの生身の対決は、まさか魔導力なる通力を使えるとは!これにはびっくりした。竜族の血を受け継いでる者だけが使えるようである。竜族の血を引いてる者、バァン、フォルケンそしてデランドゥも…そうなんですよ。ディランドゥはやっぱり凄い。「あ〜あ、死んじゃったよう」とか「さぁ〜遊ぼうか」とか「僕は雨が嫌いなんだよう」とか、こうゆうセリフはデランドゥならではだよね。でもフォルケンにいじめられるディランドゥはちょっと、いや、かなりかわいそうだった。苦苦苦 フォルケンの意地悪っ!

■ひとみとバァンの心の繋がり
みどころであるはずのバァンが落ちたひとみを助けて飛ぶシーンはいきなりの展開で繋がりがぁ〜泣。もう少し上手くやってもらいたかった。もうワンクッション入れて欲しかった。そう思うのは贅沢ですか?
初見での感想はひとみがいきなりはバァンを好きになってるし…爆。短時間で心の動きを見せるのは無理だとは思うが…でもいきなりな展開が多くて見てる方の感情が付いていけない。
でも2回目に観たときはそんな風には感じなかった。死にそうなバァンに戦いから解放して死なせてやればよいと言うジャジュカの言葉に「わたしはバァンに生きていて欲しいの」と言う。ここでバァンへひとみの心が繋がりはじめたのだろう。そしてアドムの里でバァンの傷が回復するのを待っている数日間の、画面では描かれていなかったこの間に二人の気持ちがどんどんひとつになって行く。バァンは兄フォルケンのことを語り、ひとみは「バァンのそばにいたい」と告げる。そして馬に乗って村を出る頃には二人の絆が確たるモノだとして描かれている…「行くぞ。ひとみ」「はい」と言ってバァンにしっかり手を回すひとみ…このシーンが画面では描かれなかった村での二人を想像させます。そしてトルシナで「友が待ってる」と言ったバァンには人と関わろうとする心の動きが見て取れる。

■トルシナ
ここでドライデン、そしてアバハラキのアレン達と合流し、黒竜族に立ち向かうにはエスカフローネで戦うしかないと。今まで身の置き場が無かったような、自分から動くことをしなかったひとみが「あたしがエスカフローネを呼びます」と前向きになる。翼の神は竜の鎧エスカフローネを蘇らしガイアを新たな世界へ導くのだが、その続きには地上の全てを焼き払い去ると言う伝説があった。あんたはガイアを滅ぼしたいのかと詰め寄られ悩むひとみ。フォルケンの影に呼び出され、ディランドゥのアルセイデスがひとみとバァンに迫るとき、ひとみの「現れないでっ」の叫びも虚しくエスカフローネが再び現れた。エスカフロ−ネに乗り込もうとするバァンを必死に止めるひとみ。バァンは「俺には翼の神がついている」と言って乗り込んで行く。エスカフローネはバァンの血を吸いながら動き出していった。

■エスカフローネとアルセイデスの対決
「燃えちゃえ〜骨まで燃えちゃえ〜」のデランドゥの叫びもエスカフローネには利かない。これはもう戦いではないですね。エスカフローネの圧勝。戦いに魅せられたバアンを見て「なんなんだあれは…」と言って逃げ出すディランドゥのパンツ姿が拝めたのは有り難かったのかも知れないが。戦う事に飲み込まれてしまうバァン…漆黒のエスカフローネのシーンはTV版と同じ展開でひとみがバァンを探しに行くいいシーンだ。バァンの「俺はひとりだ」に対してひとみは「あたしもひとりだよ」と言う。「でも、二人だったら……。あたしはここにいるよ」…このシーンは山場ですね。泣けたよう。うるるるる。劇場版の方は恋愛的と言うよりも、もっと人としての繋がり方としてえがかれていたと思う。

■ラスト…バァンとフォルケン
最後はバァンとひとみが竜に変形したエスカフローネでフォルケンの元へ…
バァンは歩み寄ろうとしたのに、やはり兄弟で分かり合うことはなかった…。そう思えばここはTV版と逆だな。フォルケンは最後までかわいそうな人でした。他人の気持ちがわからずに滅びの道を最後まで進もうとしてしまった悲しみに取り憑かれた人だった。そしてジャジュカの踏みつけられた者達の憎しみの想いの剣に貫かれる。それにしてもフォルケンはTV版以上に馬鹿ではないか!(いいのかこんな発言?爆)それにいつもフォルケンの側にいるソラの存在も今ひとつな気がしたのだが予言者と言う立場で、TV版でのひとみの力の役割そして外見はバァンとフォルケンの母ヴァリエの姿を思い出させる。でもソラが歌う竜族の歌はとても印象的でとても素敵で作品イメージにも凄く合っていて効果的だった。そして爽やかっだったのはディランドゥだ。またどこかの戦場で竜撃隊と共に戦っていることでしょう。ディランドゥと竜撃隊の絆はTV版と同じく強かった。よかったよう。

■ホントにラスト…ひとみとバァン
初見での感想…余韻に浸るヒマもないくらいにあっけない感じもした。でもわかる気もする。TV版であんなラストやっちゃうと…映画でどうすら良いのさだしさ。光の柱が出ないのだからどうするのだろうとは思ったがこうですか!「ずっと一緒だよね。あたしたち…」と言うひとみに向けるバァンの複雑な表情が良かっね。それでももう少し余韻引いて欲しかった。
2回目の感想…気持ちが入って観てたので凄く良く感じた。夕焼けの中たたずむ二人…「ねぇバァン、あたしいつまでここにいられるかな」「幻の月がお前を呼び戻すまで、俺はお前の側にいる」「ありがとう。ずっと一緒だよね。あたしたち…」と言うひとみに向けるバァンの複雑な表情、それはひとみが元の世界へ戻ることを知っているからである。そしてソラの歌が〜「聞こえる。あの人の歌が…」と言って一歩踏み出すひとみ、すると……。それを見ていたバァンはハッとして、そしてとても優しく微笑むのです。画面が上がって幻の月、地球を写し…だんだんと消えてゆく地球の姿、そしてそれに被るように主題歌『指輪』が流れてくる。もう涙無しでは見れませんでした。あの唐突な終わり方は残像が残る手法なのかも知れない。ひとみのあの一瞬のシーンが目に焼き付いて離れない…。

 

 

 

作品全体から得た感想
映画版のひとみはTV版以上に普通というかネガティブな女の子である。ほんとに何も出来ない、占いも出来ない女の子である。それがガイアへ来て自分の生き方を考える。「翼の神のひとみ」「悪魔的存在としてのエスカフローネ」「孤独に戦うバァン」どう生きるべきかの選択。ひとりじゃない、ひとりで生きているわけではないことを自覚する事。ひとみとバァンはそれを確認し合えた。フォルケンはそれを確認することが出来なかったかわいそうな人だった。ガイアの世界はひとみの人間成長のステップ…
私は昔の自分を忘れていた。ひとみと同じように悩んでいた時このことを。なんで生きてるのか…そして翼の意味を。私は過去に翼に救いを求めたのに…それを思い出したとき、とても自分と重なる作品なんだと感じた。
ガイアはひとみの作り出した夢の世界だったのかも知れない。そしてひとみは未来へ向かって飛び立つ…

 

長々と読んで頂きありがとうございます。記憶が定かでないかも知れない上にホントに駄文でしか有りませんが、私のエスカへの熱い想いが少しでも伝わったのなら幸いです。そしてあなたもこの映画で感動したのなら嬉しく思います。

 

駄文筆人:とことんエスカばか dar-fish 2000/08/29

 

劇場版『エスカフローネ』グッズ
パンフレット
(2冊。笑)
テレホンカード2種
A3ピンナップ4種
マウスシート
B1ポスター
トレーディングカード22枚コンプリート

くじで当たったセル画「お子さまバァン」
(スピより略奪。爆)

 

私が観るのが遅くなったので…ようやく想いを分かち合える!!

■ Shunさんのエスカ感想文…『ESCAFLOWNEとわたくし』

 

あとはDVD発売をサントラを聴きながら首を長くして待つのみだ。DVD購入時にはまた……。まだまだエスカへの熱い想いは消えない!!

『天空のエスカフローネ』DVD-BOX購入記念駄文

エスカフローネ・オフィシャルサイト