作品名 | 敦煌 |
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さくひんめい | とんこう |
初出誌 | 群像[1] |
連載期間 | 1959年1月号〜5月号[1] |
備考 | 1960年『毎日芸術大賞』受賞[2] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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新潮文庫 | - | 敦煌 |
井上靖小説全集 | 15 | 天平の甍・敦煌 |
井上靖全集 | 12 | 長篇5 |
おなまえ | 日付 | ちょっと一言 |
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AKKOさん | 2000.08.03 | 私の名前は敦子と言います。敦子の敦は敦煌の敦から母がとったそうです。現在23歳ですが初めて自分の名前の由来となったこの作品を読みました。何故今頃か?と言うと、先日の衛星放送で映画「敦煌」を観てウイグルの王女の気高さに異様に惹かれて、また古代に栄え消えていった王国の儚さ、それゆえのロマンに見せられ原作を紐解くにいたりました。映画は地震中継の為途中で打ち切られて、続きを知りたかったのもあります。で、早速読んで、一気に読み上げてしまいました。圧巻です。素晴らしい。まずは作者の教養の深さに敬意を表します。それとストーリー、人物の肉付けが素晴らしい。作品の完成度がとても高いと思いました。何より、敦煌に行ってみたくなった。井上靖の作品を読むのは初めてですが、他のも是非読んでみたいとかんじました。 |
映画の題名 | 敦煌 |
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制作 | 東宝 |
監督 | 佐藤純彌 |
封切年月 | 昭和62年3月 |
主演俳優 | 佐藤浩市、西田敏行 |
[1] 井上靖ノート
[2] 旭川市・井上靖記念館ホームページ