末裔

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作品情報

作品名 末裔
さくひんめい まつえい
初出誌 新潮[1]
初出号数 1953年10月号[1]

収録状況

文庫/全集 文庫本名/副題
角川文庫 - 楼門
角川文庫 - 花のある岩場
井上靖小説全集 10 伊那の白梅・大洗の月
井上靖全集 4 短篇4

作品紹介

時代 昭和26年の春
舞台 長野県(R湖(諏訪湖)畔、T川(天竜川)、八ヶ岳)、静岡県(天城、奥伊豆)
あらすじ

田所は遠縁に当たる佐和三男三郎に会うため、春の諏訪湖を訪れる。田所が幼い頃に聞かされた話では、田所家の初代の先祖は農民一揆を起こすような人物だったが、その反抗的な血は田所家には残っておらず、佐和家に受け継がれているということだった。諏訪湖の水門を預かる技師である三男三郎は諏訪湖の綜合開発を夢に抱いており、ふと東京から帰ってきた妹の摩耶子は兄に一つの秘密を隠していた。

参考

[1] 井上靖ノート

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