作品名 | 銃声 |
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さくひんめい | じゅうせい |
初出誌 | 文学界[1] |
初出号数 | 1951年1月号[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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文春文庫 | - | 貧血と花と爆弾 |
井上靖小説全集 | 3 | 比良のシャクナゲ・霧の道 |
井上靖全集 | 2 | 短篇2 |
時代 | 昭和(戦時中) |
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舞台 | 中華民国(河北平野、京漢線のとある駅) |
あらすじ | 岐部は河北平野にある京漢線の小駅で、戦地を離れるための電車を待っていた。衝心性の脚気を持つ岐部は雪中の行軍に耐えられず、部隊を離れたのだった。駅では、岐部と同じく小島という男がアンペラに横たわっていた。 |
作品について | 井上靖が自身の戦場体験をもとに描いた数少ない作品の一つ。井上靖は毎日新聞に入社して間もない昭和12年9月に応召して北支に駐屯するが、翌昭和13年1月には脚気のため内地送還となっている。[5] |
[1] 井上靖ノート
[5] 文春文庫『貧血と花と爆弾』〜解説(福田宏年)