作品名 | 死と恋と波と |
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さくひんめい | しとこいとなみと |
初出誌 | オール読物[1] |
初出号数 | 1950年10月号[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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角川文庫 | - | 愛 |
井上靖小説全集 | 3 | 比良のシャクナゲ・霧の道 |
井上靖全集 | 2 | 短篇2 |
時代 | 終戦後、昭和20年代? |
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舞台 | 和歌山県(紀伊半島、勝浦、熊野灘) |
あらすじ | 杉千之助は事業に失敗し、更に官吏買収の汚名を着て、自殺を決意して熊野灘に面したホテルにやって来る。また、恋人に捨てられ愛情を失った辻村那美も、杉と同じホテルにやって来ていた。那美がホテルのカードの旅行目的にMORS(死)と書いたために、杉は彼女もまた自殺を決意してやって来たことを知るが、彼女の死に興味は無く、那美の自殺を留めることもなかった。しかし、那美は杉の冷たい態度のせいで死ねなくなってしまったと言い出す。 |
[1] 井上靖ノート