早春の墓参

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作品情報

作品名 早春の墓参
さくひんめい  
初出誌 人間[1]
初出号数 1950年9月号[1]

収録状況

文庫/全集 文庫本名/副題
角川文庫 - 楼門
角川文庫 - 花のある岩場
井上靖小説全集 3 比良のシャクナゲ・霧の道
井上靖全集 2 短篇2

作品紹介

時代 昭和(戦中〜戦後)
舞台 静岡県(天城、熊野山)、中華民国(河北平野)
あらすじ

岐部は戦死した野田口伊之助の墓参りのため、天城にある野田口の生家を訪れる。岐部が野田口を知ったのは大陸の戦地だった。野田口は脆弱な岐部に対しても優しく、岐部が思い出す野田口の姿はどれも慈愛深く暖かいものだった。しかし、野田口の郷里や家族は岐部の想像とは異なっており、また、家族や村人から岐部が聞く野田口の話は、岐部が野田口に対して持っている印象とは違っていた。

参考

[1] 井上靖ノート

文庫本限定!井上靖館作品