カバー画像
カバー
関野準一郎
北の海
新潮社 新潮文庫
初版発行 1980年7月25日
解説 山本健吉(昭和55年6月)
頁数 675
収録作品数 1
高校受験に失敗し、母校へ柔道の練習に通う洪作の前に、ひとりの高校生が現れた。<練習量がすべてを決定する柔道>という四高柔道部の彼の言葉に魅了された洪作は、まだ入学もしていない金沢の高校へひとり出かけてゆく。──柔道に情熱のすべてを注ぎこんだ若き日の奔放な生活を、過ぎ去った青春への鎮魂の思いをこめて描く。『しろばんば』『夏草冬濤』につづく自伝的長編。
備考
新潮文庫い-7-26
ISBN4-10-106326-5
昭和51年11月中央公論社刊行
収録作品 初出年 情報 紹介 感想
1 北の海 1968年 有   有
文庫本限定!井上靖館作品