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木村茂
夜の声
新潮社 新潮文庫
初版発行 1980年2月25日
解説 佐伯彰一(昭和54年12月)
頁数 288
収録作品数 1
交通事故で負傷した万葉研究家の千沼鏡史郎は、深夜、病院の一室で神の声を聞いた。「人間の心を正せ、世の紊れを直せ!」今や汚辱と虚偽に満ち、魔ものどもの跳梁するこの世に戦いを宣し、万葉の浄らかな心を取りもどさせねばならぬ──崇高な使命を自覚した彼は、家人の目を盗み、最愛の孫娘を連れて旅に出た……。ほのかなユーモアの底に現代への鋭い批判をこめた異色作。
備考
新潮文庫 草63Y
昭和43年8月新潮社刊行
収録作品 初出年 情報 紹介 感想
1 夜の声 1967年 有   有
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