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Painting and Waterproofing work & management

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色彩計画HEADLINE

カラープランニング

■カラープランニング いろのコーナーへようこそ!!

■色の基本編
無彩色−白、黒、灰色で明るさのみの度合い
有彩色−色み、明るさ、色の強さの3つの属性があります。

■マンセル表色系
マンセル表色系とは、上記の「色み−色相」、「明るさ−明度」、「色の強さ−彩度」の3つの組み合わせで1つの色を表すシステムのことです。

・色相とは左図のように赤・黄・緑・青・紫の5つに大別し、さらにその中間色の黄赤・黄緑・青緑・青紫・赤紫として細別します。

・明度とは色彩の明るさの事で、その明るさを0から10までの数値で示します。完全吸収の黒0、完全反射の白を10で表す。左図の垂直方向にあたります。(通常は黒1、白9.5)

・彩度とは色彩の鮮やかさのことで、数値が大きくなるほど鮮やかな色を表します。もっとも彩度の高い色を純色といいます。この最高彩度は、色により数値が変わり、赤系では14程度青系では9程度となります。

マンセル表色系は下記右図のように三次元として捉えるとわかりやすくなります。




■カラープランニング

基本その1・・・違和感の無い色、飽きのこない色、落ち着いた色とはどのような色なのでしょうか。それは、私たちが住んでいるこの地球「大地」そのままの色です。(青空、木の緑や、果実の色は時間とともに色が移り変わるのでこのような色は含みません)たとえば・・・
•砂の色-白っぽい色(真っ白ではない)
•岩の色-グレー系(微妙な色合いがある)
•土の色-ベージユ又は茶系(様々な茶系の色調が含まれる)

基本その2・・・私たちは一般に赤や橙色を暖色系、青系統の色を寒色系といいますが、これとは別に同じ系統の色でもその中に含まれる色が、黄味を感じる色をウォームトーン、青味を感じる色をクールトーンといいます。つまり同じ青色でも暖かく感じる青色もあれば、冷たさを感じる青色もあるのです。

実際のカラープランニングの進め方。(例)

•ステップ1 環境調査・・・基調となる色の決定をするために、最初に周辺の環境調査をおこないます。近隣の構造物や風景もしくは街全体のイメージがウォームトーンかクールトーンである判断します。イメージがウォーム系であれば、ウォームトーンをクール系であればクールトーンの色を基本に配色します。

•ステップ2 基調色の選定・・・個人の住宅であればステップ1の系統で、家の形状や将来の家族構成も踏まえ選定します。オフィスビル等や学校、工場の場合は一般にクールトーンが用いられ、商業施設や人の集う構造物には、ウォームトーンが選定されることが多いようです。

•ステップ3 アクセントカラーの選定・・・次にアクセントカラーですが、ここでもステップ1の同系統色から選定してください。一般に基調色よりも彩度、明度の高い色が選ばれることが多いようです。アクセントカラーは1色から2色とし、かつ面積は全体の10%以内にしてください。

•ステップ4 カラーシュミレーション・・・基調色とアクセントカラーの選定がすんだら、カラーシュミレーション等でイメージ通りの出来上がっているか、周辺の環境に調和しているか確認してください。