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ムシトリナデシコは地中海原産で、その名の通り茎上部の褐色の帯(白円で囲った所)から粘液を出しているので小さな昆虫などがトラップされていることがあります。粘着力はそれほど強くなく、ポストイットを少し強めた程度です。虫を捕って消化吸収している訳ではありません。それ故、食虫植物ではないのですが、そうすると粘液の存在理由がはっきりしません。粘液がないとどの様な不利益を被るのでしょうか。調べた人はいらっしゃいませんでしょうか(小学校の自由研究でもできそうな課題です)。一つの考えとしては、その植物にとっての害虫から大切な身(花、つぼみなど)を守るためということが挙げられます。 が、具体的にどんな「害虫」を想定してこの様な粘着物質を作っているのかは不明です。実際、小さなアリなどはこの粘着帯に出会うとトラップされる前に引き返しているようですが。。 |