WEST-DIVISION 第5節 結果


11月02日 長居球技場  11:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計 勝敗
関西興銀 70007 1-4-0
アサヒ飲料 077014 1-4-0
(朝日新聞11月03日朝刊より)

11月02日 長居球技場  13:30
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計 勝敗
サンスター 02871449 3-2-0
イワタニ 090615 1-4-0
(現地観戦)
サンスターQB11番、16番、3番の総出演。しかし、マイカル、松下電工戦でも登場してほしかった。仕事優先の社会人フットボウルの限界か?

松下電工、大差で完勝

11月02日 長居球技場  16:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計 勝敗
松下電工 71071438 5-0-0
マイカル 070714 4-1-0
(現地観戦)
マイカルのオフェンスで試合開始。QB14番からRB32番の中央突破を試みたが、1ヤード2ヤードで全く進まず。第3D、TEへスクリーンぎみのパスはキャッチ後のファンブルで簡単に攻撃権を奪われる。
松下電工オフェンスは、QB10番からのIフォーメーションとショットガンを織り混ぜて簡単にエンドゾーンに迫るが、TDパスをインターセプトされる。
次のマイカルはRB32番の左OGも全く進まず、次のパスをインターセプトされる。松下電工は、ショットガンを繰り返してTDを獲得。この時点で松下電工側は、オフェンスディフェンスとも試合の行方をある程度予測できたのではないか。

マイカルはQB17番に変更し、オプションからの中央、オープンランパスで2回FD更新するが、パントになる。このパントが効果的で、以後松下電工を自陣深くに追い込む。その間にマイカルはオプション中央ドローフェイクからカバーの薄くなったWRへTDパスで同点となる。
マイカルのパントに手を焼いていた松下電工81番が好リターン。ブロックを有効に使う好走と、ブロッカーの好ブロックでそのままTD、さらにTFPがバーに当たって入る運も味方する。
相変わらずマイカルのパントに手を焼く松下電工オフェンスはロングパスで脱出すると、敵陣35ヤードからFGトライ。これもバーに当たって入り、完全に流れを引き込んで前半を終了。

後半、松下電工は、50ヤードTDパスや中央ドローフェイクが見事に決まって棒立ちDBの横をボールキャリアがすり抜けるTDなど、完璧な松下電工ペースで予想通りの大差で決着した。

松下電工は、マイカルパントで自陣深くに追い詰められるシーンが続出。いつものオフェンスならランで脱出を企てるのだが、今日はショットガンに固執していたため脱出できなかった。意図したところがあればいいが、いつもの松下電工らしくないのは確かだ。
さらに、プレーが決まらず25秒寸前でのタイムアウトが少なくとも4回(私のメモによる)、それに関係する反則が多発で、バタバタが目立ったのが気にかかる。

一方、マイカルは、試合開始早々からターンオーバーの連続では勝ち目がない。また、複雑なスクリーンやショベルパス、リバース等「この日のために準備しました」的なプレーが多いのは松下電工を特別視している証拠だ。何故、他のチームと同じ平常心で望めないのだろうか。この試合では、ラインを突破できるRBと、パンターのキックが松下電工の拙攻?もあってか効果的だった。


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