FINAL6出場を決めた後のある意味で消化試合だが、負けはプライドが許さない。
昨年は、松下電工3−0マイカルで、FGを成功した松下電工と失敗したマイカルという差だったが、ゲームコントロールしていたのは完全に松下電工であった。さて、今年だが、やはり、松下電工の優位と思う。
マイカルオフェンスは、サンスター戦で活躍したRB32番佐藤が注目されている。しかし、ラインを抜けた後のスピードは速いが、松下ディフェンスを簡単には抜けないだろう。中心となるRBは34番山口、ひたすら中央突破を試みて穴が空くか否かがポイントだ。
さて、今年の新戦力QB17番辻が、今までの試合で本当の姿を見せていない。RB34番山口、32番佐藤でオプション主体のオフェンスになるか。さらにパスが機能すると面白い。
マイカルオフェンスは、つまらない反則をなくすことと、例年のような大掛かりなトリックプレーでなく、正攻法が結局松下電工を倒す1番の近道だと思う。
一方、マイカルのディフェンスだが、アサヒ飲料、関西興銀のRBに簡単に抜かれたのが気掛かりだ。容易に中央突破できそうだが、松下電工のRBは今期大活躍の28番、サンスター戦で戻ってきた33番等タレントには事欠かない。昨年以上の点差で決着するかもしれない。
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