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コイントスの結果、立命館大は前半の選択権を放棄、関西学院のリターンで始まった。 関西学院は、QB7番からクイックパス9ヤード等でFDを獲得するも次の第3Dでボールをファンブル。簡単に攻撃権を手放してしまった。続くシリーズもFD更新なしと、オフェンスの手詰まり状態が続く。 一方、立命館大学は、対京都大学で負傷したQB19番が先発した。ラン主体のオフェンスを組み立てるが、2回FD更新もパント、3回FD更新もパントと、ランだけではなかなかエンドゾーンに近づけない。そして、QBキープで中央突破を試みた時にボールをファンブル、さらに負傷してしまい、以後はQB10番が出場することになる。 自陣35ヤードで掴んだチャンスに、関西学院は先のシリーズで見つけた左奥の穴にレシーバーを送り込むパスを繰り返し、とうとう敵陣13ヤードまで攻め入るがFGに終わる。立命館大学はQB10番の最初のシリーズを、QBキープ左オープン、右オープン等でテンポ良く進む。最後はパントとなるが東野に負けず劣らずの能力を発揮し、後半に期待をつなげた。前半は、関西学院のディフェンスが、ラン主体の立命館オフェンスを追い詰めて時間を消費するという、完全な関西学院ペースであったが、これもQB負傷に依るところが大きいか。
後半、立命館大学は、ランからパスオフェンスに切り替えて、ショットガンからのスクランブル、WR22番へのピンスポット25ヤードパスを繰り返し、簡単に同点として流れを引き込んだ。関西学院は、次のオフェンスシリーズでプレーが決まらずのタイムアウト等バタバタし、次のディフェンスで犯したパスインターフェアーの反則が引き金となり、完全に浮き足立ってしまった。
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