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関西大学は待望の白星だ。ここまでの道のりは長かったがこれでエンジン全開。最終戦までRB32番中心に突っ走ろう。 大阪産業大学も破れはしたが、大差での敗戦でないだけに、次に希望が持てる。 |
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同志社大学の積極性が近畿大学を上回った。第1Qは、パントフォーメーションからのギャンブル成功、第2Qは、敵陣数ヤードでの相手QBファンブルを誘発しての得点だ。なお、第4Qの同志社大学の得点は残り40秒でTDを挙げた近畿大学のオンサイドキックを同志社大学が獲得、そのままTDしたものである。 中位校同士の対決できっかけを掴みたかった両校だが、同志社大学はこの勝利で何かが変わるか。 1勝4敗で4校が並んだ。 |
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京都大学先発QBは今期初の16番。その第1シリーズに左カウンターフェイクから、QBキープ67ヤード独走TD。さらに次の甲南大学攻撃シリーズでファンブルを誘い敵陣10ヤードからの攻撃。しかし、TDを奪えずFGに終わる。第2QはQB8番が登場、TDパス2本+FG成功1本失敗1本。一方、甲南大学オフェンスは、オプションピッチミス等半ば自滅という形で、前半の獲得ヤードをマイナスで終了した。 しかし、第3Q中盤、甲南大学は自陣からラン中心にドライブする。ラインを抜けると大きなゲインを獲得できるという弱点をついて、ドローやスクリーンパスを連発し、結局FGを獲得。次のシリーズもRB21番がロングゲインするなど京都大学ディフェンスには不安がいっぱいだ。これに影響を受けたオフェンスも、得点は挙げるがバタバタする。実力なのか、それとも大量得点の気の緩みか。 第4Q残り4秒、RB21番の50ヤードスクリーンパスでTDをとられた京都大学、どう立て直すか。 |
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第1Q、立命館大学はRB3番WR22番が活躍、敵陣25ヤードまで進むがファンブルターンオーバー。次の関西学院も50ヤード付近で第4Dとなるが、パントフォーメーションから右オープンをかけ上がる奇襲でFDを獲得する。しかし、得点に結び付けられない。 次の立命館大学シリーズは手詰まりだったが、関西学院ラインオフサイドでFDを獲得。ここから流れは立命館大学に傾き、オープンラン中心にFDを重ね、最後はRB3番の中央ドローでTDを獲得する。
やはり、一方的な試合になるかと思ったが、関西学院は、キックオフのボールをリバースでそのまま右サイドをかけ上がりたちまち同点、さらに、次のキックオフをオンサイドキックでボールを獲得し、奇襲攻撃が尽く決まる。ただ、ここまで勢いに乗りながらオフェンスで得点出来ないところが残念だ。
後半は一進一退の攻撃が続くが、関西学院の攻守に前半の様な勢いが感じられない。奇襲攻撃の成功と、同点という事実が、変な余裕を生んだか普通の関西学院に戻ってしまった。その中で立命館大学パントリターンで60ヤードを獲得。敵陣22ヤードからの攻撃で、WR22番へTDパス。次のシリーズもWR22番へ約30ヤードのTDパス。これで、関西学院は完全に浮き足立ってしまった。 関西学院は、前半にパワーを集中させ過ぎたことが敗因かもしれない。しかし、オフェンスがある程度ゲインを重ねられたことは大きな収穫だ。次の京都大学はディフェンスが甘いだけに、可能性はまだある。 |