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近畿大学の前節は関西学院大学戦。前半、攻撃は零封されてしまったが、春に観戦したときほどのワクワク感がなかったのはなぜだろう。だが、そもそも春と秋では戦い方が違う。そのあたりを含めて、もう一度確認してみたい。 守備はライン戦段階で劣勢だった部分はあるが、その中にあってもDB陣のスピード・判断が良かった印象。 ******** 立命館大学の前節は同志社大学戦。前半の得点はわずかに2TDと数字上は低調だが、非公式BBS(管理人Asaiさんのサイト「GO!FIGHT!GO,PANTHERS!!」を参考にさせていただきました。)の掲載内容を参考にすると、5シリーズで2TDなので、開幕戦なら、ままあり、かなとも思う。ちなみに関西大学オフェンスも、試合前半は同じようなペースだった。 後半はQB#12荒木による2シリーズとも得点に繋がっているようだが、リターンTDが相手ディフェンスに与えたメンタルなダメージとも関係するので、省略。 試合最初の立ち上がり不調だったのか、何か実験的なことをしたのか、は、実際に試合を観ていないので判らない。今回は実際に観ることができるので、このあたりも含めて楽しみにしています。 |
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前節現地観戦したチームは関西学院大学。同志社大学については観戦していないので短文になってしまいますがご了承願います。 前節の関西学院大学は、QB#18畑先発し第3Q中盤までを担当、その後を#7松岡と#11斎藤が出場し、トータルで7TD2FGの猛攻&パントなし(ただしターンオーバー3回)という結果となった。 今年のオフェンスチームの第1プレーは、FB#44、TB#43望月というIフォーメーションでセット、左G付近をOLとFB#44ブロックでTB#43望月が余裕で抜けていくというパワープレーで27ヤード前進する。 「I」のFBTBパワープレーは第2シリーズ以降代2Q中盤までの各シリーズで各1回ずつぐらいある。ロスっているシーンもあるが、そういうことをやろうとする意思は明確になった。 さらにRB#28鷺野、#3飯田、#33米田などでランコース&キャリアを散らしながらゲインを重ねていく。個人技なスピードで捲り上げるプレーが多かったが、ライン戦勝利していることもあって止むを得ない結果だろう。 パスはWR#87小山、#80南本などへQB#18畑の得意とするところのショートミドルパスも適度にヒットしている。 「滞空時間の長い」ロングポストも2回ほど試みていて、1回はレシーバ渾身のパスキャッチで成功するが、もうひとつはレシーバーと合わなかった。 QB#18畑の春欠場は、怪我の治療とバックアップメンバーの養成、以外にも、ロングパスの練習(レシーバーランと併せた記録上のロングパス、ではなく、飛距離がロングのパス)をしていると思うのだが、その成果は第2節以降。 第3Q終盤の関西学院大学攻撃シリーズからQB#7松岡が登場する。走りのスピードはピカイチ、自身の中央突破ランキープが70ヤード近いTDランになるなど走りまくっていた。パスでは同じく2年生の高速レシーバーWR#82横山とホットラインを形成していて20ヤード超のTDパスが決まっている。 オフェンスチームについては好発進という状況だが、ディフェンスは第2・3列のパスディフェンスは課題が残る。ショート〜ミドルレンジパスが飛ぶと、そのサイド全員が慌てていて冷静なポジショニングが出来ていないような。結果レシーバーフリーとなってパスがつながる。 試合序盤は近畿大学オフェンスコールが冴えてQBも安定していたので、ヒヤヒヤするシーンがいくつかある。 スペシャルチームでは、 ・パント機会がなかったのでパントチームのデビュー戦は第2節にシフト。 ・相手パントキックに対するリターン距離は伸びなかった。 ・フリーキックは、前半4回目でオンサイドキックを試みて失敗。 ・近畿大学のオンサイドキックは成功している。 というのが、前節の関西学院大学攻守蹴である。 ******** 同志社大学については、公式スタッツの数値を見てみると・・・。 攻撃は、ボール所有時間29分10秒で、ラン40回パス7回という春同様にランプレー中心のオフェンス組み立て。ただラン記録の中には「パス投げられず」の回数が入っているだろうと勝手に想像してランパス比率4:1は、個人的に考えていた以上にパスを投げようとしている???。 パスは7回試みて3回成功、その獲得距離が44ヤードなので平均15ヤード程度のパスは決まっていることになる(成功3回しかないので、個々のパス飛距離が類推できるのであって、成功回数10回以上になると平均値では話ができない) さらにFD更新回数5回中2回がパスということで、必要なところでままパス成功していることになるか。 そして、試合スコア、前半0−12という拮抗した展開は、同志社大学守備健闘なのか。以上、スタッツによる「数字上のお遊び」の域を完全には抜けることが出来ない。 ******** 同志社大学サイドからの視点で、この試合の見所ポイントをあげておくと。 攻撃では、春のかなりの時間を費やして成長したOLブロックが関西学院大学DLに通用するか、ここは最大のポイントである。 ランドライブできたとして、前掛かりになるLBDBの足を止めるようなパス精度があれば、関西学院大学ディフェンスを切り崩せるかもしれない。 守備では、前節、立命館大学の前半攻撃5回のうち3回をシャットアウトしているディフェンスの完成度、特に、春不調だったDL陣の活躍を楽しみにしています。 |
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前節現地観戦したチームは神戸大学のVS関西大学の試合。京都大学のVS龍谷大学については観戦していないので短文になってしまいますがご了承願います。 試合前半、勢いがあったのは神戸大学。 神戸は自滅(自滅の過程)、キックオフのフリーキックを#7と#22に蹴り込まないという意図は正しいのだが、ショートキックにしたときに主将#1砂川のところへ蹴ってしまいリターンTDで失点、その次の攻撃シリーズで中央ランFD更新したところでファンブルロストから攻撃権献上するとともに試合の流れも渡してしまった。 その後、オフェンス組み立てプランも崩壊してターンオーバー献上というパターンに陥ってしまったが、序盤の勢いはよかった。神戸大学らしい。 自滅なかったらという展開を見てみたかったがそれは無理な話、この試合、期待しています。 神戸大学攻撃はよくすすむ。春でもゲインしていたRB#9羽星の中央突破とQB#7林によるキープランは、神戸大学OLが関西大学DL清家をダブルブロックで仕留めるとともにそのホールを抜けていくなど、ゲインを重ねる。さらに、WR#81などへのパスもフリー状態でのヒットし続けていた。関西大学パスディフェンスに課題があるものの、神戸大学QBWRの連携が整っていてイージーなミスがなかった。 神戸大学DLがいい。特にDT#94都間とDE#55。破壊力がある。 ******** 京都大学のVS龍谷大学戦公式スタッツでは、オフェンスチームにおいおて、パス21回ラン39回で比率としては1:2。ちなみに獲得距離比率も1:2。攻撃時間28分04秒は京都大学攻撃らしい数値のように見える。 守備は完封しているが、ここでは差し控える。春の印象では、QB#19小原による攻撃は概ね整備されつつあるのだが、OLが差し込まれ気味なところと特にレシーバーにおいて固定ターゲットなところが課題だったが、 ******** リーグ戦前半戦でアップセットがあるのならこの試合その1。両チームともランプレー中心のオフェンス組み立てで攻撃ドライブに時間がかかるタイプ。それをそのまま適用すると。 2TD差以内のまま終盤を迎えるならば、 その時は時間をかけたランドライブはできなくなるので、パスの成否が試合を別ける。 京都大学側は#1上廣オンリーターゲットなところがあるが、TEへの縦パスが決まれば十分。 神戸大学側はパスターゲットは豊富、前回関西大学戦でもそれなりにパスが決まっていた時間帯もある。 京都大学パスディフェンスは強力。CB大岡筆頭にSも若手 神戸大学側のパスディフェンスと神戸大学の集中力。 |
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前節現地観戦したチームは関西大学。龍谷大学については観戦していないので短文になってしまいますがご了承願います。 関大:立ち上がりが悪かった。リターンTDで追いついたのは流石に主将の心意気。もしもこのビッグプレーがなかったらと思うのだが、そのシーンがなかったのは、経験しなかったのは良かったか悪かったかは微妙。いずれにいても神戸大学がチャンスをくれたような試合なので、関西大学としては何もしていない。 RB#22前田、WR#7高崎、第4Q終盤はQB#18北川のパス練習となったが成功率が良かった。 QBに#22が先発、その後#18と#14の交互起用から#14メインで第3Qを展開、その後はQB#18による。攻撃リズムが良かったのは#14と#18によるシリーズ、QB#14が指揮するランドライブとQB#18によるパスドライブ、いずれも安定感があった。ともに関西大学得点がリードを広げていくあたりからの攻撃指揮とはいうものの落ち着いて精度がよかったのが印象にのこる。QB北川のランに威力がなくなったのはパス上達との兼ね合いだろうが、個々からは両方とも充実していくことになるだろう。 関西大学K#5によるフリーキックは、直接エンドゾーンへ蹴りこんだのが4回くらい??滞空時間のあるキックだった。 関西大学オフェンスが進むのだが、バックス技量よるところもある。個人技的な。 ******** 龍谷大学0点。開幕戦唯一の完封試合。龍谷大学オフェンスによるのか立命館大学ディフェンスによるのか、そこがわかる試合。 |