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現在、30日AM1時。昨年2009年の関学VS立命のDVD映像をPC画面右上で再生しながら、キーボードを叩いている。 懸案だった台風も、微妙に進路がズレて行き、関西でアメリカンフットボールの試合を行う&試合を観戦する分には、影響は無いものと思われる。快晴の秋空の下での試合になりそうで、一安心しているところです。 先週、DIV2の試合を見に行った折に、今シーズン2冊目の連盟発行公式メンバー表を入手した。試合の合間にページをめくっていると、過去の関西学生リーグ戦成績表を見つけた。 過去のリーグ戦歴史で私が知っていたところは、関学が毎年優勝していて甲南大学や近畿大学が2位の成績を残していた時期があったこと。しかし、よく見てみると、関西大学や同志社大学が2位だった時期も長年続いていることに始めて気がついた。 戦後戦前まで遡ると、同志社大学や関西大学がリーグ優勝しているのだが、それは、毎年読むことになる甲子園ボウルパンフレット記事で知っている。 1970年台は2位の座に京都大学がつくようになって「関京戦」につながっていく。その後、80年には近畿大学が同率優勝、そして82年には京都大学が初優勝となってからは「関」「京」が交互に優勝するような「関京戦」に突入する。 そして立命館大学が台頭してくる90年代。94年に立命館大学が初優勝し、96年は3強3校同率1位のトーナメントプレーオフ初開催となるが、ここが境界点となって「関立」2強の時代に移っていく。 西宮スタジアムでの「関立戦」は、アニマルリッツが関学を粉砕したり、2年連続で10−6の僅差スコアが続くもののゲームメイキングで関学が圧倒した時代が続く。そして、2002年、西宮スタジアムの関西学生公式戦最終戦で立命48関学14という思わぬ大差の試合になるのだが、あとから振り返ってみれば、これがターニングポイントになった試合でもある。 その後、長居・西京極・神戸ユニバで開催された「関立戦」は、マスコミ言葉で「日本最高峰の試合」と命名されたように、高貴かつ高密度な試合が続いた。 そして昨年、第3節の「関関」と第4節の「関立」でリーグ戦優勝戦線が半ば決してしまい、長居陸上競技場での「関立戦」は優勝争いとは無関係な試合になってしまった。関学31立命7という成績を残す。立命館大学得点は第1シリーズのTDのみで、その後は、関西学院大学ディフェンスに封じられてしまっている。 ******** さて、今年の試合だが。 関西学院大学は、前節京都大学戦で、リーグ戦後半戦仕様のスペシャルプレーをいくつか披露するとともに、選手の動きもスピーディーアグレッシブなところを見せて、ワンランク上のギアに入った感じが伺える。懸念事項は京都大学戦で燃え尽きていないだろうか、というところだが、立命館大学戦を年間最大目標に置くようなところがあるので、むしろ、今回が本番、ということでコンディショニングにミスは起きないと思う。 一方のの立命館大学前節神戸大学戦は、観戦記に書いたとおり。QB#15谷口をメインQBに据えてオフェンス準備をしている様子で、ディフェンスも勢いは出てきたものの、前節と今節では、まったく別のチームになる可能性を残す。つまり、展望を考えるための材料が乏しすぎる・・というのが実際の正直なところで、展望UPを諦めて落としてしまおうかと、考えていた。 結論としては、「やってみないと判らない試合」ということになるのだが・・・キーポイントは立命館大学が前節と同じか否か。それによって、最終スコアが昨年の関学31立命7よりも広がるかもしれないし、点差が縮まるかもしれない。第5節展望は難しすぎる、というのが結論です。 ******** GAORAによるテレビ生中継があります。電波が上がらない、あるいは、落ちてこないかも、という心配は、台風進路がずれたことで解消されましたが、実は、懸案事項がもうひとつあります。 試合開始時間は14時30分で、テレビ中継終了時間は16時30分が予定時刻になっています。試合前半+ハーフタイム+試合後半で合計2時間では収まらないでしょう。おそらくテレビ中継は延長されることになるのではないかとしたときに、録画機器の予約時間設定を、少々、長めにセットしておくことをお勧めしてます。 現在、30日AM3時30分。昨年2009年の関学VS立命のDVD映像も終了してしまいました。このDVD映像には、関西学院大学スペシャルプレーがたくさん映っているので、もう一度、見ることになると思います。 |
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