関西学生アメリカンフットボール Div1 第3節



09月29日(土) 王子スタジアム 13:00
チーム名1Q2Q3Q4Q合計勝敗
関西学院大学142130383-0-0
同志社大学000001-1-1
(現地観戦)
 
関西学院大学
同志社大学
1Q FL
TD
TD 1Q
2Q
TD
TD
TD
2Q END
FG 3Q
3Q
G× 4Q
G×
FG×
END 4Q
(作者Aのメモより)
AK-CHART
AK-CHARTの見方






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09月29日(土) 王子スタジアム 16:00
チーム名1Q2Q3Q4Q合計勝敗
関西大学007071-1-1
近畿大学70010171-2-0
(現地観戦)
 
関西大学
近畿大学
1Q
TD
FG× 1Q
2Q
2Q END
3Q
TD 3Q
4Q FG
TD
4Q END
(作者Aのメモより)
AK-CHART
AK-CHARTの見方


 近畿大学最初のシリーズでWR#88永山への40ヤードロングパスをきっかけにして1TD先行するものの、その後は両チームとも膠着状態に陥る。

 関西大学オフェンスはQB#18が先発、その後は#14原口との併用スタイルになっていく。しかし、近畿大学LB#43末吉、#9藤井、DL#52加藤、#97高山などスピードのあるディフェンス陣が関西大学を止める。RB#22松森、WR#19中村へのパス等々でミドルゲインはあるもののも散発状態でリズムに乗れない。
 さらにDB#17谷原によるジャンピングキャッチのインターセプトなど、近畿大学の動きばかりが目立っていった。

 近畿大学オフェンスもQB#8荒木と#18原田の併用で、RB#5尾下、#20山上、#29吉田の中央とオープンのラン、さらに、WR#88永山、#7冨尾などへのパスを組み込んだオフェンスを展開する。
 これに対して関西大学ディフェンスLB#33大舘、#49宮崎などが対応していたのだが、しかし、ライン戦で劣勢なこともあって、少しずつだがFD更新を許すようになっていく。

 互いにディフェンス健闘ではあったのだが、ランパスの幅の広さとライン戦結果から少しずつだがゲインしていく兆候を見せていた近畿大学に対して、関西大学側は糸口が見つからない状態が続いた。そして、後半は、近畿大学のペースとなっていった。
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 後半先攻の近畿大学オフェンス回数は合計3回、いずれも自陣からロングドライブを行ってエンドゾーン目前まで迫っている。

 1回目が6分近くを消費してドライブの末のTDパスを被インターセプト、そして2回目はQチェンジを挟んだ7分30秒に及ぶ70ヤードドライブをFG失敗、そして、3回目に約4分で待望のTD7点へとつなげた。後半24分のうち近畿大学が17分を使用したことになる、

 関西大学オフェンスもRB#22松森の73ヤードビッグゲインで一度は追いつくものの、その後も近畿大学の時間消費ドライブが止まらず、さらに、関西大学オフェンスは前半から攻撃のきっかけが掴めないまま、ライン戦で押し込まれていたことなど、様々なプレッシャーが重なっていく。

 近畿大学最後のTDドライブがFGまでに止まっていれば、まだ、逆転の可能性は残ったが、10点差残り3分半となったところで、関西大学側の手段が限られてしまった。
 関西大学はQB#14原口からWR#17西尾へアウトパス、#16永川へのスクリーンパスなどでFDを重ねたが、時間が少なくなってパス偏重になったところで近畿大学DB#17谷原によるこの日2回目のパスインターセプトを喫して、万策尽きてしまった。

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 近畿大学後半のロングドライブを成したのは、RB#5尾下、#29吉田、QB#18スクランブルによる中央ラン突破がゲインし続けたことによる。

 さらに、途中で第4Dギャンブルシーンが合計4回あった。いずれもショートヤードを残してのものだが、QBスニークなどで全て成功させている。
 この4回のギャンブル成功もも関西大学側から見ると厳しいものがあり、第4Dに追い詰めてこれで終わりと思っていたところで振り出しに戻されるのだから、精神的にも徐々にスタミナが奪われてしまったのではないだろうか。

 一方の近畿大学だが、後半のI・FGのシリーズともエンドゾーンまでボールを持ち込むことが出来る勢いがあったのだが、エンドゾーンが迫ってくるとパスを投げてしまう。ここをインサイドのランのみで突いていれば、もう少し、早い段階で得点差を広げることが出来たかもしれない。

(了)







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09月30日(日) 西京極陸上競技場 11:00
チーム名1Q2Q3Q4Q合計勝敗
京都大学6330122-1-0
龍谷大学000000-3-0
(現地観戦)
 
京都大学
龍谷大学
1Q
TD 1Q
2Q G×
FG
END 2Q
FG 3Q
3Q G×
4Q
G×
FG×
4Q END
(作者Aのメモより)
AK-CHART
AK-CHARTの見方


 京都大学オフェンスは地上戦にて徹底したパワーオフェンスを展開した。雨天を予想したからなのか、それとも天候に関係なく地上戦で臨む予定だったのか、もちろん、定かではない。
 しかし、この日のパス精度が前回神戸大学戦ほどには高くなかったのは雨による影響も大きいだろう。ロングパスはボールの落下地点とレシーバーの到達地点がバラバラで、ラン中心のオフェンス組み立てにして正解の日だった。

 そのランプレーだが、TB#39高松の中央インサイドとオープンラン、QB#19宮下によるキープでゲインしたのはもちろんだが、FBに入ったRB#99又賀の存在が大きかった。
 FB位置からのダイブによるパワーランでゴリゴリと押し進む姿に、パワーフットボールの真髄を堪能させてもらった。この試合の展望コメントで、パワープレーの減った今年の京都大学と記したが、見事に覆されてしまった。

 もっとも、パワープレーの連続でOLに負傷者続出となったが、若手選手が続々出場して試合経験を積んでいた。

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 京都大学の得点は12点(1TD・2FG)は物足りないと見る向きもあるが、前半オフェンス2回半で1TD1FGに、後半4回中2回のFGトライ(成功1失敗1)を見れば、効率はいい。いずれも自陣からのロングドライブであり、おそらく、この日の課題目標値はクリアしたのではないだろうか。

 前半3回目は残り2分ちょうど、自陣16ヤードからのシリーズだった。得点する記は満々で、タイムアウト行使で時間を止め、RB#99又賀ダイブでミドルゲインしてフィールド中央に到達するが、そこで時間切れとなる。TDパス2回試みたが、この日のコンディション(天候とパス精度)で、いずれも至らなかった。

********

 龍谷大学前半のロングドライブ途中、龍谷大学陣で1ヤードを残した第4Dでギャンブルを選択する。
 そして京都大学ディフェンスにオフサイドの反則があって龍谷大学は難なくFD更新し、そして、龍谷大学に流れが傾く。
 この時間帯で自陣でのギャンブルは無謀といえばそうだが、積極的にオフサイドの反則を狙っていた様子も見受けられた。もしかしたら京都大学が反則をしなかったら、そのままパントを蹴っていたかもしれない。

 その後、QB#12善元からWR#4北山、#18西川、RB#3楠田によるランパスで敵陣深いところまで到達するが、第4DでのFGフェイクのギャンブルを京都大学DBに対応されて更なるFD更新には至らなかった。

(了)







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09月30日(日) 西京極陸上競技場 14:00
チーム名1Q2Q3Q4Q合計勝敗
立命館大学147020413-0-0
神戸大学700070-3-0
(現地観戦)
 
立命館大学
神戸大学
1Q
TD
TD
TD 1Q
2Q
TD
FG×
2Q END
3Q
FL
3Q
4Q
FL
G×
TD
RTD
G×
TD
END 4Q
(作者Aのメモより)
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