関西学生アメリカンフットボール Div1 第4節



10月13日(金) 西京極陸上競技場 18:30
チーム名1Q2Q3Q4Q合計勝敗
立命館大学73720374-0-0
京都大学000002-2-0
(現地観戦)
 
立命館大学
京都大学
1Q
P×
TD
1Q
2Q
FG
2Q END
3Q
TD
3Q
TD 4Q
TD
G×
TD 4Q
(作者Aのメモより)
詳細テーブル



 先攻立命館大学QB#9木下によるショットガン第1プレーは、RB#26松森へのスクリーン。ディフェンスの隙間を抜けて15ヤード、さらにレイトヒットも加わって、立命館大学は敵陣38ヤード地点でFD更新する。
 このまま、ショットガンのランパスで京都大学ディフェンスが崩されていくのかと思われた。だが。

 続くランプレー1ヤードとミドルパス失敗後の第3D、DL#91三井によるQBサックで大きく後退する。さらに、第4Dパントでもスナップコントロールが乱れて、後逸。
 かろうじてボールを蹴ることはできたが、ディフェンスプレッシャーがQBに届くシーンとも重なって、単純な試合にはならないかもしれないという雰囲気をかもし出した。

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 京都大学オフェンススタート地点は自陣34ヤード。

 京都大学オフェンスが仕掛けるとすれば、この最初のプレーにおいてほしいと個人的に考えていた。

 これまでの試合は全て最初はランプレーを多用して、試合時間が経過するにつれて少しずつパスが加わるという攻撃の組み立て方だった。時間を消費するタイムコントロールドライブは、京都大学攻撃にとっては定石かつ必須条件ですらある。
 そして、それに従わないからこそサプライズであり、立命館大学パスカバーが若干甘いかもしれないこれまでの試合のこともあって、突くとしたら、この瞬間。

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 注目の第1プレーは、両TEセットQB#19宮下がランフェイクを入れてからの縦ミドルパス。ターゲットは、もちろんTE#34伊藤。
 前節関西学院大学戦をはじめ、これまでの試合でキラープレーとなっていたパスが飛ぶ。しかし、QBの思惑位置とレシーバー位置が一致しなかったのか、大きく外れてパス失敗となってしまった。

 レシーバーフリーだったので、通れば、そのままロングゲインだったが、惜しい。

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 立命館大学オフェンス第2シリーズは、RB#26松森による中央ラン突破で前進した。

 QBからボールを受けてから走り出すのではなく、FBダイブのような早いタイミングで中央を抜けるので、京都大学ディフェンスがボールキャリアを一瞬見失ってしまう。
 敵陣21ヤードでFD更新すると、RB#26松森の右オープンランから右WR#11前田へのリバースプレーで、左サイドへ大きく振り回した。スピードあるキャリアのリバースに京都大学ディフェンス側は追走するのがやっとの状態で、立命館大学は待望の先制点を獲得した。

 何が何でも先制点がほしいという立命館大学の意思の現れなのだろう、とっておきのプレーによる得点だった。第1Q残り7分28秒。

 そして、試合は、ここから膠着状態に陥っていくことになる。

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 京都大学のIフォーメーションからのRB#39高松、#34伊藤によるランプレーは、立命館大学LB#44橋本、#5木下の執拗なマークによって中央もオープンもほとんどゲインできなかい。

 第2QにQB#19宮下によるキープが10ヤードゲインしたが、その後はLBがQBをもマークするようになっていき、ランプレーは手詰まりになっていく。さらにこの日は、QB#19宮下とレシーバー陣のコンビネーションの不一致が続いた。DB#14藤本による再三のショートパスカットも加わっていく。

 ランはLBに対応され、パスは失敗とDBの堅守、こうして立命館大学ディフェンスの壁を攻略する手段が、すこしずつ消えていった。
 ランで手詰まることはある程度予測できたが、WR#87藪崎などへの早いタイミングのショートパスにも反応するスピードに、改めて立命館大学ディフェンスの底力を見せ付けられた。

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 一方、立命館大学のショットガンオフェンスも、京都大学ディフェンスの積極的な仕掛けによって攻撃が続かなかった。

 DLとOLのライン戦ではDL若干優位な上に、LB#29植竹が毎回のようにブリッツでQB#9木下に突進してくる。
 このプレッシャーは序盤はそれほどでもなかったが、時間の経過とともに効き目が見えてきた。
 パスコントロールを乱したり、プレッシャーによる一瞬の迷いがオーディブルのプレー変更途中にディレイの反則を引き起こし、さらに、DB#15前川によるパスインターセプトへ繋がっていく。立命館大学オフェンスシステムのテンポを乱すのに十分な威力を発揮した。
 なお、この日は他にもDB#23田畑のあわやインターセプトのシーンやDB#11武藤などのパスディフェンスのファインプレーが続く。これもフロントのQBプレッシャーによる効果だろう。

 さらに、ショットガンからのもう一つの攻撃手段であるRBへのスクリーンパスやショベルパスに対して、京都大学はLB#5南出、#54川島を残してボールキャリアRB#26松森に対抗するスタイルで臨み、そして、絶妙なタイミングでタックルを決める。

 こうして、立命館大学ショットガンオフェンスを第1Q中盤からの4シリーズ連続無得点シリーズへと追い込むというディフェンスの健闘を見せた。

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 しかし、立命館大学は、ハンドオフからの中央突破というオーソドックスなプレーだけは、第2シリーズで得点したときのように、ゲインできた。

 第2Q終盤のFGドライブは、このRB#26松森中央突破9ヤードをきっかけにして始まった。さらに、WR#11前田へのタイミングパス13ヤードと久しぶりにミドルゲインを連発し、京都大学ディフェンス網に揺さぶりをかける。

 さらにWR#84中林へのパス10ヤードなどで敵陣16ヤードに到達、得点機を迎えるが、最後は、やはり京都大学DLプレッシャーが厳しい。DLパスカットと2本のパス失敗でFGの3点に留まった。

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 第2Q残り0分42秒。

 京都大学は、自陣から2回のロングパスを試みるもいずれも失敗。

 得点差はわずかに10点なのでなにかしらの得点があれば後半に繋がる。
 さらに、試合前半残り時間が少ないので、たとえ立命館大学にインターセプトされても失点には至らないだろうという狙いもある。

 しかし、立命館大学もパス重視のディフェンス隊形。

 京都大学はタイムアウト行使でプレー準備した第3D、誰もがパスと思ったが、ここは中央突破のランプレーだった。
 パス重視でディフェンスが広がっている中央の空間を、そのまま突き抜けるビッグゲインを狙ったプレーであり、たしかにRB#39高松は大きくゲイン、した。
 だが、それでも25ヤード前進まで。立命館大学の反応も絶妙だった。

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 試合前半を終わって10−0ギリギリの得点差は、試合後半京都大学が先に得点を挙げれば、だが、実際に先に追加点を挙げたのが立命館大学だった。

 立命館大学はRB#26によるスピードランでオープンと中央突破でゲインを重ねる。この間に京都大学ディフェンス選手が一気に2名の負傷退場者を出してしまった。
 メンバー交代しながら建て直している間に、立命館大学RB#26松森ランとWR#7小城へのショートパスゲインが続き、最後はWR#7小城へTDパスを通して17点差をつけた。

 その後、京都大学ディフェンスメンバーが一部復帰した時の立命館大学オフェンスシリーズ。
 第2DでDL#92木村によるQBサックで9ヤードロス、第3DではセットするもDLに睨まれてプレー開始できずにディレイの反則、第4Dパントではスナップが乱れて大きくロスしたところからのキック、と京都大学ディフェンスの脅威は衰えることなく続いていたのだが。

 しかし、京都大学オフェンスの手詰まりを打破する手段は最後まで見つからないままのタイムアップとなった。

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 立命館大学ディフェンスは、RBに対するLBのマークが完璧、DLは今年もまた強い大きい早いのメンバーが揃っている。さらに、パスディフェンスではDBの反応がよく京都大学の攻撃をほぼ完封した。

 一方ショットガンオフェンスは、QBに対する京都大学のプレッシャーに手詰まり感が漂いはしたものの、第2Q最後のFGドライブは立命館大学チームの底力を見た。ショットガン手詰まりはOLの今後の課題ということで。

 ところで特筆すべきは、P#20木下とリターンカバーチームとのコンビネーションである。京都大学が終始自陣での攻撃を余儀なくされたのは、キッキングによるところが大きい。
 パントキック距離とカバーチームの到達速度が一致しているので、ボール落下地点には立命館大学選手が複数名到達している状態で、京都大学ほとんどリターンできなかった。
 立命館大学スペシャルチームの整備が、現時点でここまで整っているという点で脅威である。

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 京都大学ディフェンスは、立命館大学にパスを許すシーンがあったが、その中でDB#23、#11、#22などに反応のいい動きがいくつか見ることができた。オープンランプレーに対するタックルミスは続くが、立命館大学の攻撃にある程度対応できることが出来たパスディフェンスは、今後につながりそうだ。






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10月14日(土) エキスポ フラッシュF 14:00
チーム名1Q2Q3Q4Q合計勝敗
同志社大学01007172-2-0
大阪産業大学3307130-4-0
(現地観戦)
 
同志社大学
大阪産業大学
1Q
1Q FG
TD 2Q
FG
FL
2Q FG
3Q
3Q
4Q
FL
TD
TD
4Q END
(作者Aのメモより)
詳細テーブル



 先攻同志社大学QB#8村上によるオフェンスは、RB#22會田の中央ラン3連発でFD更新、さらに、WR#9池田へパス5ヤードなどショートゲインを積み重ねるが、第3D2ヤードのパス失敗により攻撃権が移動する。

 大阪産業大学は、QB#11康、UB#30田儀、TB#2渡邊というIフォーメーションからラン中心の展開。QBキープ7ヤード、さらにRB#2渡邊による右OT付近の縦突破9ヤードと続く。そして大阪産業大学もRB#2渡邊による連続キャリーによってドライブがつながった。

 左右OT付近のパワープレーやドローなどオーソドックスな組み立てながら、4回のFD更新して敵陣16ヤードに到達。しかし、LB#54輪地、#55川口がQBキープに対応されたり、RB交代などで敵陣12ヤード付近で第4D。
 8分のドライブはTDには至らなかったが、しかし、K#8崔によるFG3点を獲得し大阪産業大学が先行した。

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 続く同志社大学攻撃は自陣から。しかし、ランにディフェンスが集まり、パスはレシーバーがはじいてあわやパスインターセプトのシーン、ディフェンスの勢いが第4Dパントへと追い込んだ、

 しかし、このパント途中に大阪産業大学にラフィング・ザ・キッカーの反則があり、同志社大学がFD更新することになる。
 さらに次の第1プレーでRB#22による中央カウンター気味の中央突破ランが52ヤードのTDランとなって同志社大学が7−3と逆転した。

 このパントのシーン、大阪産業大学はリターナー#24辻が敵陣25ヤード付近まで戻すビッグリターンをしていた。反則がなければ敵陣での攻撃開始となるはずが、チャンスが幻になり、逆に一発TDを奪われるという明暗差の大きなシーンになった

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 同志社大学は次のシリーズでも、WRが縦に走り込んでDBを誘いその空間へのRB#22會田オープンランという凝ったプレーで25ヤードゲインと、ビッグゲインがたまに生まれるが、大阪産業大学DL#99松岡、#97白井、#90稲田、LB#55中田の対応も厳しく、通常のランプレーはショートゲインに抑えられてしまう。このシリーズもFGの3点に止まった。

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 第2Q終盤、同志社大学はWR#14田又のリターン10ヤード、WR#14田又へのプレーアクションパス14ヤード、さらにRB#22會田の連続キャリーによって大きく前進、敵陣6ヤードでFD更新する。

 試合前半残り時間は1分台。ここでの攻防も最終的には大阪産業大学ディフェンス陣が厚く、エンドゾーン手前1ヤードで同志社大学は第4Dを迎えた。

 残り時間20秒台。得点は、同志社大学10、大阪産業大学3。

 同志社大学はタイムアウトを使ってプレーを選択、そして、FGではなく第4DギャンブルでTD7点を狙った。

 中央突破ランは、しかし、タックルを受けてボールをファンブルしてしまう。そして転がったボールを拾った大阪産業大学#89春田がそのまま大きくリターンした。

 リターンのシーン、大阪産業大学ブロック役2名を引き連れていたが、同志社大学も1名追走する。
 リターナーのスピードが敵陣へ入ったあたりで、一瞬、緩んだ。ブロックを待ったか、エンドゾーンまで走りきるのを諦めたか、それとも単にコースを変えたかっただけかは不明。

 そして、同志社大学選手のタックルを受けてプレーデッドとなった。残り時間9秒敵陣40ヤード地点だった。

 もう少しリターンしていたら、もしかしたらFGを蹴る時間は残っていなかったかもしれない、それともリターンTDになっていたか。だが、結果的にはベストの選択だったかもしれない。

 大阪産業大学K#8崔が44ヤードのFGキックを決めて6−10、前半を終えた。

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 後半、オフェンスが順調にゲインしたのは同志社大学のほうだった。QB#8村上からセイフティバルブWR#9池田へのミドルパス判断を筆頭に、RB#20和田谷、#22會田のラン、WR#15中川へのプレーアクションパス等でFD更新を繰り返しす。
 だがDL#92山田のQBサックやDB#20細川パスインターセプトなど、大阪産業大学ディフェンス全体のスピードと勘所がよかったので、同志社大学優勢ではあったが、得点に結びつくところまでには至らない。

 第3Qは両チームとも無得点で10−6のまま第4Qに突入した。

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 大阪産業大学オフェンスは、後半の2シリーズいずれもFD更新できないまま経過している。インターセプトにより敵陣スタートのシリーズは得点のチャンスだったのだが、緊急発進が逆に災いしたのかドライブできなかった。
 後半3回目の攻撃シリーズは第4Qに入ってから。パス狙いだったがDL#78松本によるQBサックを受けてファンブルロストと、3回連続FD更新できず。

 同志社大学は、このファンブルターンオーバーによって、直前2シリーズと同じ程度の距離を進めば得点できそうな敵陣35ヤードのフィールドポジションを得る。
 そしてQB#8村上キープやRB#22會田によるランプレーを絡めて、ようやくTDにつなげることが出来た

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 続く大阪産業大学は、RB#2渡邊によるランプレーでFD更新するが、ここで負傷(?)退場。だが、替わって出場してきたRB#31阪本も負けず劣らずのゲインを重ねた。微妙なタイプの違いがディフェンスのタイミングを乱したか。
 さらにWR#19寺川へのパスもつながり、両名による1回10ヤードのランパス6連続によって大阪産業大学がTD得点し、再び4点差とする。

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 残り時間2分46秒。大阪産業大学はオンサイドキックによって、攻撃権奪取を狙った。

 キックされたボールを確保したのは大阪産業大学選手だったのだが、しかし、審判団協議の末、大阪産業大学に反則があったとのことで、同志社大学に攻撃権が移った。(キックオフでボールを蹴ったチームの選手は、ボールのとんだ距離が10ヤードを越えないと触れてはいけない、というルールがありこの反則による。)

 大阪産業大学ディフェンス堅守によってFD更新させることなくパントに追い込むが、同志社大学のコントロールパントによって攻撃開始地点は自陣1ヤード地点。
 残り時間1分27秒だが、タイムアウトが残ってなく、逆転のエンドゾーンには届かなかった。








10月14日(土) エキスポ フラッシュF 17:00
チーム名1Q2Q3Q4Q合計勝敗
関西学院大学142860484-0-0
近畿大学700070-4-0
(現地観戦)
 
関西学院大学
近畿大学
TD 1Q
TD
TD 1Q
2Q
TD
FL
RTD
TD
TD
REND 2Q
3Q
FG
FG 3Q
4Q G×
4Q END
(作者Aのメモより)
詳細テーブル



 先攻関西学院大学オフェンス第1シリーズ、QB#9三原によるショットガンスタイルから、QBキープやWR#85秋山、RB#21稲毛、#31川村へのランパスでFD更新3回、そして最後はTE#95韓へのTDパスで先制する。

 一方の近畿大学もQB#5春日井と#10岡の併用で、WR#88永山、RB#21尾下、WR#19森のランパスで5回連続FD更新の末の得点となった。

 その後、関西学院大学は、#81榊原による80ヤード近いビッグリターンを得点につなげれば、近畿大学も、RB#29吉田の30ヤードリターンを皮切りに、再びWR#19森へにパス10ヤードやQB#5春日井スクランブル15ヤード+レイトヒットとミドルゲインを連発する。

 第1Q終了時点で14−7という得点は、両チームともノーディフェンス状態、オフェンスのやりたい放題の様相を見せていた。

*********

 しかし、関西学院大学DL#98黒澤がスクリーンパスをインターセプトして攻撃権を奪うと、WR#91萬代、RB#21稲毛のミドルゲイン、そしてWR#91萬代への40ヤードTDパスで2TD差にリードを広げる。
 さらに、近畿大学自陣での攻撃に対して、関西学院大学ディフェンスの厳しいプレッシャーによってファンブルロスト、LB#56佐藤によるリターンTDによって3TD差リードしたところで、ほぼ、試合の大勢が決する。

 その後近畿大学の攻撃はFD更新すらできなくなり、一方で関西学院大学は2TD2FGを重ねた。






10月15日(日) 王子スタジアム 17:00
チーム名1Q2Q3Q4Q合計勝敗
関西大学71407283-1-0
神戸大学14330201-3-0
(現地観戦)
 
関西大学
神戸大学
1Q TD
TD
FL
1Q TD
2Q
FG
TD
TD
2Q END
3Q
FG
3Q
TD 4Q
G×
END 4Q
(作者Aのメモより)
詳細テーブル



 関西大学ディフェンスは神戸大学RB#1中井によるオプションランに対応できず、一方の神戸大学ディフェンスも関西大学QB#14森口によるスローバックのスクリーンパスに対応できない。
 両チームともミドルゲイン以上を確実に獲得できるプレーを有していたことになる。

 関西大学は、キックオフリターンのビッグリターンにいって1TD、さらにスローバックパスで2TD、TE#86強へのミドルパスで1TDと、ビッグプレーと確実に前進できるプレー中心に組み立てて、順調に得点を重ねていった。

 神戸大学も、第1QはRB#1中井によるオプション系のオープンラン連続キャリーで1TDを挙げ、さらに関西大学ファンブルロストによるチャンスで1TDを加える。

 しかし、その後はRB#1中井によるオプションランを絡めつつも、リバースやショートパスや凝ったプレーも組み込んでいく。ゲイン距離とか確実性としてはRB#1中井によるオプションが断然だったのだが、これらのプレーを織り込むことでドライブが止まり、2FGに終わる

 最終スコアは、TDとFGの違いによる8点差となった

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 関西大学オフェンスは、QB#14森口の復帰と、#16永川によるビッグリターン、WR#29河原、#3、#16永川へのスローバックミドルゲイン、さらにTE#86強へのミドルパスという大技を総動員、これまでの試合と全く異なるテンポのいいドライブが続いて、今季最高の4TDを奪った。

 神戸大学オフェンスは、WR#24大園、#83東内を結果として温存した試合前半、それでもRB#1中井とQB#7多和によるオプションが確実にミドルゲインを連発した。
 私の個人的な思いは、そのまま何も考えずにゴリ押していけば、だったが、プレーの意図がどこにあったのか不明。もとより外野が云々することではない。
 ランでもパスでもどちらでもゲインする手段を確保しておきたかった、という狙いだったのかもしれない。

********

 両チームディフェンス側は課題山積みとなったが、それはそれということで。





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