関西学生アメリカンフットボール Div.1 第2節



9月20日(土) 宝が池球技場 13:30
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
立命館大学2029100592-0-0
同志社大学000000-2-0
(現地観戦)
 
立命館大学
同志社大学
RTD 1Q
TD
FG
P×
FG 1Q
2Q
P×
TD
TD
TD
P×
TD
END 2Q
3Q
TD
FG
3Q
4Q
G×
FL
FG×
RFL
FL
END 4Q
(作者Aのメモより)



 立命館大学はRB#22佃のキックオフリターンTDで試合開始15秒に先制得点を挙げた。この試合も立命館大学の横綱相撲になるのかと思ったのだが、しかし、実際は同志社大学ディフェンスの予想以上の粘りに会い、四苦八苦している。得点上は59−0という大差だが、得点結果だけを見てもその試合内容は語れないということを改めて知った試合である。

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 立命館大学第1シリーズは、WR#19冷水のリターンによって敵陣36ヤードから。RB#3斎藤の中央突破の後、QB#18高田からWR#19冷水へのパス25ヤードが飛ぶ。さらにRB#22佃の中央突破などで追加点を上げると、第2シリーズもRB#22佃のスピードだけで敵陣25ヤードに達した。
 RB#22佃のスピードはスクリメージラインを抜ける段階ですでにトップスピードにある。OLがDLをコントロールする一瞬を捉えてホールに走りこむ。止まるのはDBのところですでに10ヤードゲインしているという一つのタックルミスが命取りになるようなランナーである。LBがしっかりとDLの隙間をカバーしていなければ止められない。

 このようにWR#19冷水とRB#22佃の個人技で得点を重ねたが、肝心のショットガンオフェンス特にOLのパスプロテクションは昨年ほど強固ではない。同志社大学のDL#56谷村、#97、#73松本、#13原がラインを割ろうとすると時々QBに手が届いてしまう。そしてQBの余裕がなくなりパスコースが乱れてしまうという悪いパターンを見事に披露したのが第1Q2回のFGシリーズである。敵陣深くからの攻撃開始でFGとはつまりFD更新できなかったに等しい。その後もQB高田に余裕がなく、パスコントロールは修正できずに最後は自らのキーププレーが飛び出ることになる。

 第3Q以降はオフェンスメンバーが交代するのだが、その結果が10−0である。昨年までだったらバックアップチームであっても同じように大量得点を積み重ねて行ったのだが、今年は1本目と2本目に少し差があるのかもしれない。QB#12池野のパスコントロールが定まらず、そのためにドライブが続かず、という悪循環を繰り返す。そんな停滞気味なオフェンスにWR#19冷水がパスターゲットとして再登場するのだが、崩れた体勢にタックルを受けてしまいヒヤヒヤしてしまった。

 なお立命館大学前半の得点は、同志社大学パント失敗(スナップミス・キックミス)とインターセプトによって立命館大学攻撃開始地点が敵陣1ヤードからが2回、11ヤードから、27ヤードからが各1回であり、3TD1FGはこれによる。残り3TD1FGのうち1個はRTDなのでドライブしたのは2TD1FG。それもRB#22佃とWR#19冷水の個人技によるところが大きい。

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 どうも今年のオフェンスは、昨年ほどには仕上がっていないように感じる。孤高立命館大学と表現したこともあるが、昨年のイメージを払拭して冷静に見つめなおすべきかもしれない。

 今年のショットガンを潰すには、しっかりとしたDLと、さらにQB目指してなにがなんでも突っ込んでいくという熱いLBDBとが揃っていれば、なんとかなるのではないか。このようなチームがあるかと考えてみれば、いくつかか思いあたるチームがある。このまま行くと、おそらく今シーズン今後のいくつかの試合でロースコアの競った試合になりそうだ。

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 とは言うものの、ディフェンスのほうは昨年ほどとは言わないまでも、やはり関西随一なのは間違いない。大きい・早いでは中央突破ランプレーはもちろんのこと、オープンへの展開もその形になる前に崩されてしまっている。同志社大学のランプレーは10ヤードが1回、7ヤードが2回でそれ以外は2ヤード以下というのがトータルロスゲインの内訳である。

 ただし、WRTEへの早いタイミングの外パスはショート〜FD更新ぐらいの前進をする。このパス自体がディフェンスにとって止めにくいパスコースだが、ここをきっかけに立命館大学を攻略できるかも・・・。



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9月21日(日) 王子スタジアム 11:00
TEAM1Q2Q3Q4Q合計勝敗
関西学院大学060061-1-0
関西大学007071-1-0
(現地観戦)
 
関西学院大学
関西大学
(不明) 1Q (不明)
1Q
2Q
2FG 2Q (不明)
3Q
3Q TD
FG× 4Q
G×
G×
4Q END
(作者Aのメモより)



 昨夜の近鉄劇場観劇が効いて目覚めたのが11時を過ぎていた。急いで準備をして市バスに飛び乗った時点で第1Q残り数秒で0−0と同点とのこと。王子動物園前でバスを下車してスタジアムに向かっていた時にFG成功のアナウンスが聞こえてくるが、入場口から見えたスコアボードは6−0という拮抗した試合を表していた。

 試合は第2Q終盤、関西学院大学の攻撃は自陣からWR#81多田、RB#6田中へのランパスでフィールド中央まで達すると、ここからRB#7岸へのスクリーンパス15ヤードが決まって敵陣30ヤード。残り時間は1分を切ろうとしていたが、得点差を広げるチャンスではあった。だが続くショベルパスでキャッチは成功するのだががディフェンスの鋭いタックルにボールをファンブル、そしてターンオーバーとなってしまった。

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 得点経過と前半最後の両校攻守を一度ずつだけ見ただけだが、関西学院大学オフェンスが関西大学ディフェンスの堅守にあって苦労している様子が伺えた。一方の関西大学オフェンスもフレックスボーン体型からのモーションを入れて相手ディフェンスを惑わす工夫をしているのだがロングドライブにつながらない。

 前半が均衡したことで、この試合を決めるのは後半どちらが先にどのような内容で得点を挙げるかとうこととミスの内容に絞られた。

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 その後半は関西大学の先攻で始まったが、QB#8碇からRB#22中西、#3マツダ、#20唐沢のランプレーで刻んでFDを更新したものの反則フォルススタートで攻撃が続かずにパント。このリターナーは関西学院大学#18中島。自陣30ヤード付近でキャッチするとタックルをかわして50ヤードのビッグリターンとなったのだが、リターン開始地点あたりで反則があったために大きく戻さてしまった。

 関西学院大学は自陣24ヤード付近からQB#10出原によるショットガンフォーメーション。そして、WR#81多田への中央付近のショートパスが通る。実はこのシリーズ以外でもDL裏へのショートパスは何度も決まっていた。それは関西大学DBLBの全てがレシーバーにつられて下がってしまうために、DLの背後付近がいつもがら空きになってしまっていた。その空間に遅れて走りこんだレシーバーへのパスが決まる。さらにRBへのショベルパス・スクリーンパスも同じ空間を狙った攻撃であり、関西学院大学にとって攻め込むポイントはあった。
 ただこのシリーズはフォルススタート反則ロスとRB#33三浦、#6田中のランが5ヤード止まりとなってシリーズが終わってしまった。

 続く関西大学オフェンスは自陣15ヤードから。そしてこのシリーズが唯一のロングドライブとなる。中央突破ラン0ヤードとDL#90石田によるQBサックでシリーズが止まりそうになった第3D、左側に3人のレシーバーを配してパスを投じた。QB#8碇のボールは浮き気味だったが、パスターゲットWR#17大谷がしっかりとキャッチして16ヤードゲイン、FD更新となった。
 ただ関西学院大学ディフェンスを完璧にコントロールできるほどの力はない。ランプレーでショートゲインに終わったりパス失敗もある一方で、TE#81岩田へのショートパス10ヤード、ランプレーでRB#22中西のオープンスイープ7ヤード、左WR#34鎌倉へショートパス4ヤードと小さく刻んでフィールド中央まで持ってきた。
 さらにQBオプションキープが右OG付近を4ヤードゲイン。だがこのまま刻んでエンドゾーンに行くには少し距離があった。ギリギリではあるが良い調子で進んでいたこのシリーズで0−6の均衡状態を打破したい、そのために、何か手が欲しいと思っていたところだった。

 敵陣へ少し入ったところでの第2D、QB#8碇とバックス陣によるリバースプレーの動作によってDB陣が一瞬だけ前方重視となった。そのスキをWR#17大谷が縦に大きく抜ける。リバースプレーをフェイクしたQB#8碇からエンドゾーン目がけて走るWR#17大谷へのパスが通り、そのまま逆転のTDプレーとなった。

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 しかし関西学院大学オフェンスも、自陣40ヤード付近からRB#7岸、#6田中のランやQBキープ、さらにWR#82美濃部へのDL背後へのパスなどでドライブした。いい調子で進んでいたのだが、エンドゾーンに近づくにつれて反則も多くなってくる。
 敵陣15ヤードでエンクローチメントの反則、さらに、QB出原が右サイドキープランによってエンドゾーンに飛び込んだが反則取り消しとなる。それでもエンドゾーン4ヤードにまで達するのだが、中央突破ラン3回を関西大学ディフェンスに遮られると第4D残り1ヤードのギャンブルプレーに再びエンクロ−チメントの反則ロス、そしてFG狙いに変更するが左へはずしてしまった。

 関西学院大学残り4分49秒自陣42ヤードからのシリーズ、このあたりから関西大学ディフェンスの勢いがさらに増してくる。一度はFD更新するが第4D残り6ヤードのパス狙いにDB#5騎馬がQB目がけて突っ込んでパスコントロールが乱れてしまった。

 そして残り1分31秒から始まった関西学院大学最後のシリーズは自陣18ヤードから。関西学院大学にタイムアウトは残っていなかったが、時計を止めながらスパイクなどを使えば得点を挙げることは無理なシチュエーションではなかった。
 しかし2回に1回はレシーバーがパスを落球する。逆リードとか難しいパスもあったが、ボールを手にしながら、というのもあった。WR#82美濃部パス2回やWR#18中島への15ヤードパスを通して敵陣36ヤードに達した時点で残り時間49秒。
 QB#10出原はスパイクして時計を止める。だが次のプレーを決めるのに時間が掛かってしまいディレイ、その第2Dでショットガンからのパス狙いにDB#5騎馬、LB#9吉村に鋭い突っ込みにあって10ヤードロスすると第3Dを時計を止めるためのスパイクに使わざるを得ない。FD更新まで25ヤード残り時間25秒の最後のプレーはディフェンスに追われながらパスを投げるのだがLB#4大林にインターセプトされてしまい万事休すとなった。

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9月21日(日) 王子スタジアム 13:50
TEAM1Q2Q3Q4Q合計勝敗
京都大学014710312-0-0
甲南大学01300130-2-0
(現地観戦)
 
京都大学
甲南大学
1Q
1Q
2Q
TD
TD
TD
RTD
END 2Q
3Q
TD 3Q
4Q
TD
FG
FL
4Q END
(作者Aのメモより)






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9月23日(火) 長居球技場 15:00
TEAM1Q2Q3Q4Q合計勝敗
近畿大学7007142-0-0
神戸大学00012120-2-0
(現地観戦)
 
近畿大学
神戸大学
1Q
TD 1Q
2Q
2Q END
3Q
FG×
FL 3Q
4Q FG
FG
G×
TD
TD
END 4Q
(作者Aのメモより)


 近畿大学キックで試合が始まるがいきなりキックアウトオブの反則、その蹴りなおしで#25矢野皮川35ヤードをリターンされてしまった。

 神戸大学は自陣42ヤードからQB#10江端によるオフェンスはRB#33大崎をメインキャリアにしたランプレーでドライブを試みる。一度はFD更新するが近畿大学LB#2中里、#5青木の鋭い突っ込みによって第4Dパントとなった。パンタ−は#9村上。見事なキックコントロールで狙ったところへボールが飛んでいく。1回目のパントは10ヤード地点に転がし、その後1ヤード地点・2ヤード地点と前半だけで計3回も敵陣深くに押し込めて近畿大学オフェンスを封じ込めた。

 ただ神戸大学オフェンスも優位なフィールドポジションを獲得しながら、LB#5青木他のディフェンス陣を相手に効果的な攻めができない。オ−プンランプレーはLBDBの寄りが早く走路がなくなってしまう。真横へのパスから縦に上がるランプレーも同様に計算できない。中央付近はライン戦で均衡しているので数ヤードゲインも連続しない。かろうじてOT付近への早い突っ込みのランプレーだけが毎回5ヤードほど前進していた。
 パスはWR#9村上、#12村上をターゲットにしたパスはショートレンジを試みるが、DLのプレッシャーとLBの付きがよくてゲインできず。辛抱の時間が続いた。


 一方の近畿大学オフェンスもパントで自陣に追いこまれた2シリーズはまったく何もすることが出来ず、他のシリーズもUB#7樋口、TB#20土手下の中央ランプレーは神戸大学DL#73池渕、#77藤原、LB#55岩田などに止められていた。だがオプションプレーだけは大きくゲインした。  近畿大学2回目のオフェンスシリーズは自陣19ヤードから。QB#3安倍からRB#20土手下へのオプションオープンランに神戸大学ディフェンスタックルがまったく噛み合わず、左ライン際を33ヤードのロングゲイン、さらに、RB#20土手下の右オープンが37ヤードと大技ビッグゲインが連発した唯一このシリーズがロングドライブ(?)によるTDシリーズとなった。


 それ以外は再び両チームディフェンス優位の試合を展開して時間が経過していく。第2Q終盤に神戸大学が敵陣に入ったところで投じたパスをLB#2中里が空中でインターセプト、残り時間1分だったが近畿大学が攻撃権を獲得する。

 7点リードの近畿大学であり残り時間を考えればここでのオフェンスは少々の無茶をやってもいいシチュエーションである。ロングパスをインターセプトされてもリターンTDされなければ時間フィールドポジションとも問題ない。
 当然近畿大学オフェンスはチャレンジしてくる。ロングパスを投げたり、パス狙いからQBスクランブルなど。だが、それまでのオフェンス傾向とは明らかに異なる。これまでの全てのシリーズを丁寧に組み立てていたので、テンポを失わなければ良いが、という状態だった。結局、敵陣入ったところからのミドルパスをDB#21松田にインターセプトされて終わった。

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 前半を終わっての印象は、というよりも両チームともランプレー中心の組み立てだったために時計が回るのが早く、普通なら60分ぐらいかかる前半が40分で終了してしまいそうなハイテンポの試合だった。そのために両チームとも印象が薄いのだが、ディフェンスが優位なのははっきりとしていた。なお、最後のインターセプトシリーズによって通常通りの試合時間になった。

 ただ近畿大学のオプションに対する神戸大学ディフェンスの対応に乱れがあって、もしかしたら一発でTDという危うさがあった。一方の神戸大学オフェンスはショートパスが多かったことと、ランプレーも10ヤード付近までで止まっていたこともあって、神戸大学側の得点シーンは描けない状態だった。

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 そして後半が始まるのだが、最初に示しておくと近畿大学後半のFD更新回数は2回。第3Q最初と第4Q最初のシリーズだったが、ともに自陣でのことである。つまり神戸大学ディフェンスは完封していたと言える。さらにインターセプト2回とファンブルロストで神戸大学は計3回とも敵陣から攻撃開始することになる。しかし神戸大学はエンドゾーンへボールを持ちこむことができず、2FGに終わっている。

 その1回目は敵陣23ヤードから。ディフェンスの追いこみにあってランもパスもゲインならず、FGも距離があって失敗に終わった。しかしこのシリーズが唯一納得できるシリーズだった。

 2回目は敵陣31ヤードから。RB#33大崎が右OT付近をスピードで抜けて15ヤード、さらにオープンプレーのフェイクからの縦突破で7ヤードとゲインを重ねてゴール前4ヤードからFD。近畿大学ディフェンスはタイムアウト1回目を使って立て直すと2回のランプレーをノーゲインに抑えた。すると、ここから神戸大学にフォルススタート、さらにホールディングで15ヤード後退と徐々にテンポの悪さを覗かせてくる。続くパスをDL#68泉森にカットされてFG3点に止まった。

 そして3回目は敵陣16ヤード、得点は4点差。絶好の逆転チャンスだったのだが神戸大学オフェンス(サイドライン側も含む)が自滅する。ランプレーで5ヤード進んだ第3D。プレーがフィールドに入ってこない。ディレイを避けるために2回連続でタイムアウトを行使した。
 ここはTEへのパス9ヤードが決まって敵陣1ヤードのFDを獲得、エンドゾーンは目前にあった。だが、QBスニーク2回をディフェンスに遮られるとフォルススタートで5ヤード罰退。そしてTDパスをLB#5青木にカットされる。そしてFGを蹴るが1点の差が残った。

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 第4Q中盤、近畿大学オフェンスは久し振りにパントを蹴ることになった。このシリーズをインターセプトやファンブルロストでなく、普通にパントを蹴ることが出来たことが結果として逃げ切りの追加点を挙げるチャンスを得ることになる。

 神戸大学オフェンスは後半2回目の自陣スタートとなったがRB#33大崎の3回のランプレーで3ヤードを残す。残り時間は3分を切ったあたり。ここで神戸大学は悩んだ末に最後のタイムアウトを使ってFD更新を狙うべくギャンブルプレーを選択した。
 難しい選択ではあるが、後半の近畿大学の攻撃が全く進んでいないことをしっかりと把握していれば、ここはP#9村上が敵陣奥深くに蹴り込んでおけばよかったかもしれない。結果論ではあるが。


 神戸大学のギャンブル第4DパスはWRと合わずに近畿大学攻撃へと変わる。近畿大学は敵陣31Yの第1プレー。RB#20土手下が中央を抜けるとLBの懸命なタックルを交わしてそのままエンドゾーンへ飛び込んだ。残り時間2分24秒。近畿大学14−6神戸大学。8点差を追う神戸大学はTD6点とPAT2点で同点に追いつくが、ベンチワークを見ているとドライブするには少し厳しいかもという状況だった。

 だが、神戸大学自陣40ヤードからの最初のプレー、右WR位置に入った#33大崎への縦パス一本でエンドゾーンに届いてしまった。そしてここから魔の時間帯に入る。神戸大学はもちろん2ポイントPAT狙いだが、プレーが決まらずセットすら出来ない。このままディレイの反則2連続計10ヤード下がってしまった。エンドゾーンまで13ヤードのプレーセレクションはQBロールからのパス。近畿大学ディフェンスに微妙な空間はあったが、しっかりとボールを投げ込まなかったために、エンドゾーンに達しなかった。

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 神戸大学は前節に続いて勝った試合を落としてしまった。ディフェンスは完璧なのだが・・・。おそらく一発TDプレーばかりならば問題は発生しないのだろう、敵陣地でプレーセレクションをする機会がなければいいのだが、それでは本当の解決にはならない。
 昨年、開幕から2連敗したチームがあったが、その後は見事な上昇カーブを描いた。今年の神戸大学もそれに倣いたい。次節は関西学院大学戦である。

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 この試合、近畿大学ディフェンスの勝利と言って良いのだろうか。自陣1ヤードの攻防を完封したところは、さすがに迫力あるディフェンスである。だが、試合終盤に勝利が見えてきたあたりで得点されるというのは一昨年の関西学院大学戦・立命館大学戦、昨年の関西学院大学戦と全く変わっていない。

 まだ2節が終了したところである。近畿大学神戸大学今後に期待します。





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