■□夢見がちな変態さん、現実的な変態さん〜その1 <<noveltopnext>>
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「うっ…ぁ……るるーしゅっ……」
ああ、そんな女の子も嫉妬を超えて、羨望してしまうほどの美貌を持つ君が
こんなに大きいなんて、信じられない。
ブリタニア人だから、白人種だから、と考えておく。
しがない沽券だけど。
実は、取り外し可能です。と言わたら、誰でも信じると
現実主義でもあるスザクは思わざる終えなかった。
仮性であるけど、それでも、下半身も美人だと思わせるのは何なんだろうか。
これで、童貞だと言うのだから。
(童貞、だから、かな??)
痛みに現実逃避しつつ、スザクは覆い被さるルルーシュを見た。
「っ!?!」
驚く。
ボロボロと涙を零しているからだ。
「…ぁ…あの、ルルーシュ?」
何かしてしまったのだろうか。
空気を読めないとよく言われるが、また空気を読めずにルルーシュを追い込んだのか?
混乱するスザクに、ルルーシュは打ち震える。
「はぁ…ぁ……すごい、な…これ……」
「え?」
「中、熱くて……狭いのに、締め付ける具合は痛くなくて、蠢いて奥に
誘っているようで、それでいて追い出すようでいて」
「……えと、」
頬が熱い、下肢は相変わらず痛い。
だが、ルルーシュが涙を零しているのは、悲しいからではなく感激の涙のようだ。
友として、変なクセがついたらどうしようか。と心配になりはじめる。
やはり同じ男として、一生、童貞なのは悲しすぎる。
「あの、」
そっとルルーシュの手がスザクの頬に触れる。
女の子ではないのに、心臓が跳ねる。
「あァ、ん……っ……いま、きゅってなった」
声を上げたのは、ルルーシュだ。
情報を整理しようとして、実際の状況を口に出しているのだろうけれど。
征服をされているのは、スザクである。
しかし。

「はぁ、ぁ…あ…いい、すごいっ……奥が、はぁ、ぁっ、あ」

何か、エロい。
エロいんですけど!!!
そもそも、犯られているのは自分なんですけど!
これでは、自分が、相手を組み敷き、犯しているみたいだよ!!!

スザクは心で叫ぶ。
何故、口にできなかったのは。

「ぐぅぅ、うっ…うぅ、うっ」

痛くて、痛みだけではない。
表現するなら、痛気持ち良くて、だ。
痛みと、確かな快楽。
経験値ゼロ、レベル1、初心者な彼の技術は、その醸されている色香で
十二分にカバーされていた。
興奮していたのだ、スザクも。
だが、やはり、激しい動きに、死んでしまいそうだった。
開発されているとはいえ、生の男の性器は
道具とはまるで違い
しかも、開発時に使用された道具より大きいのだ。
「るるぅ、しゅ…っ、もっと、ゆっくり……いっ、ぐぅ!?!」
「ああ、ぁ、無理、だっ、何故か…とまらなっ……あう、う…」
瞳をうるませて、切なげに眉を下げて、頬を染めている。
声を上げて、けれど、動きは強く、激しい。
「すごい、すごいぞ、スザク…ぁ…あんっ、う、ああ……ぅやっ、そんな……ふあっ」

喘がないでくれ!!! ルルーシュ!!!!!!!!

スザクは、犯されているのに犯しているような感覚に
もう頭がおかしくなりそうだった。

「はぁ、あっ、いや、だぁ、こんなっ……はぁ、あっ」

いつのまにか、自分も、男として恥ずかしく聞いていられない
喘ぎを零していて。

「あっ、あ、あ……スザク…んんぅ、あっ、こうか? こう、するの、いいのか?」
「うっ、ううっ、よくなっ、い、」
「はぁ、あっ、あ……いい、すごい…すごいの、がっ…あっ、」
「や、ぁ、あっ、だめっ、っ……ぐぅう、うっ、あ、僕…っ、俺、、俺っ、
うああっ、あっ、あ、変態さんに、なっちゃうよっっ…!!!!!」

叫びは甘く。
むしろ、ルルーシュに貞操を捧げた時点で
変態さんの入り口、こんにちわ。状態であった。


「ふあっ、ああっ、あんっ、すざく、すざくっ……ぁ!」
「ふぇぇ、えうっ、うっ、ああああ!! るるーしゅぅ、るる、ぅ、しゅっ」


変態さん。二人誕生。





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受けより喘ぐ攻。
萌えます。
しかも、受より、ちょい淫乱よりの喘ぎ。
で、受は、苦痛交じりの喘ぎ。
受がね、痛がっているの、本当に好きなんで!!!
ってな感じで。
平和な学園パラレル風。
裏設定的に、ルルは学園のアイドル的存在。普段は眼鏡着用。
スザクは、すけこまし……何か年上の女性とかにもてて
彼女がいない時期がないほどの人。
エッチに対する許容範囲は広い人ですが、とりあえず、後ろは生は初体験。
(ただし、女王様な人とも付き合った事があるので、道具で開発はされている)

という、ちょっとしたネタでした。

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喘ぐ攻…萌える。それで鬼畜だと尚良い。