[247] Re[246]: 言及Name:オルフェオ date:2004/03/28(Sun) 12:44 |
<子宮少女さん
はじめまして。ページ拝見しました。
まだ関連ページに目を通させていただいただけなのですが、
どこか僕が好きな世界観に通ずるところがありました。
後ほどじっくり読ませていただきたいです。
リンクありがとうございます。
ただし、ページのアドレスについては、あるいはページ全体
を再構成する際に変更の可能性無きにしも非ずです。
ここしばらく予定はないですが…
ご了承ください。
[246] 言及Name:子宮少女 date:2004/03/26(Fri) 17:33 |
貴HPにあるアンドロギュヌスとヘルマフロディトスのページ、
そこをリンクしてよろしいでしょうか?
自分の書いていることと繋がるところがあるので。
[245] 遅ればせながらName:オルフェオ date:2004/01/10(Sat) 23:52 |
皆様
昨年は大変お世話になりました。本年も宜しく御願いいたします。
今年はせめて二つはページをアップ出来るよう頑張りますm(__)m
<melmoさん
クリスマスのお返事が今になって申し訳ございません。
ギリシャ神話のアフロディーテがローマ神話のウェヌス(英語読みで
ヴィーナス)。ローマ神話はギリシャ神話そのままなので、いずれも同じ
女神をさします。その他ゼウス(ギ)─ユピテル(ロ)、ヘルメス(ギ)─
メルクリウス(ロ)などなど…
そういえば私、ブルフィンチは『中世騎士物語』の方しか読んで無かった
です。今度ギリシャ神話モードになったときに読んでみますね。
<TRKさん
昨年はBBSを盛り上げてくださって感謝しています。
今年もよろしくお付き合いください。
なるほどクザーヌスですか。多角形と円、そういえば「対立物の一致」と
重なりますね、考え方が。ルネサンス周辺の思想は魔術的発想の宝庫で
しょうが、またまたそうした事例が一つ増えました。ありがとうございます。
[244] 今年一年ありがとうございましたName:TRK date:2003/12/28(Sun) 10:27 |
オルフェオさん:
ご無沙汰しています。
今年一年ちょくちょくこちらのBBSで私にお付き合い頂きありがとうございまし
た。
来年もちょくちょくお伺いすると思いますが、よろしくお願いします。
また、HPのアップなどは大変な作業と思いますが、頑張ってくださいね。
来年もオルフェオさんにとって実り多い一年であることをお祈りしています。
PS:多角形と円について、クザーヌスが既に比喩として使用しているとの情報を
得ました。
オカルティズムの領域ではよくあることですが、やっぱり他の人で言っている人が
いたのねと悔しい反面(笑)、時を越えて僅かなりとも共鳴するところを感じ嬉し
い感じです。
[243] MerryName:melmo date:2003/12/24(Wed) 00:37 |
☆メリー クリスマス☆
「ギリシア・ローマ神話」 ブルフィンチ作 野上弥生子訳
の本を読んでいます。
ピュグマリオンのお話を読みたくなっちゃったからです。
ロマンティックで、少々うらやましい感じがします。
自分の作品に恋しちゃったのですものね。
(Happy end で よかった!)
この本に紹介されていましたが、『ミロのヴィーナス』って
アフロディテの女神の姿なのですね?
[242] ピュグマリオンName:オルフェオ date:2003/12/14(Sun) 21:02 |
<melmoさん
お返事遅くなり、申し訳ございません。
melmoさんの投稿を受けて真っ先に思い出したのは、ピュグマリオンの神話。
正に生きているが如き彫像が、本当の生命を獲得する話…
こちらは素材は象牙ですが、やはり大理石と同様白系ですよね。
下手に色彩に影響されずに質感をつかむ事が出来るから、白系の方が
より生命感を感じられるのでしょうか。
ベルニーニやミケランジェロもまた然り。
ただし人形ということになると、また話が別になりそうな気もします。
あちらは色彩云々よりもむしろ眼のリアルさがものをいう?
<夢紀さん
はじめまして。書き込みありがとうございます。
気軽にお話いたしましょう。
今後も宜しく御願いいたします。
[241] はじめましてName:夢紀 date:2003/12/12(Fri) 20:54 |
はじめまして。夢紀(ゆめき)ともうします。
まだまだ何にも知りませんが、仲良くしてください。
[240] SleepingName:melmo date:2003/12/05(Fri) 22:03 |
Hermaphrodite
大理石って、宝石みたいに、キラキラ光るのですね。
あまりにキレイなのでびっくりしました。
ちょうど等身大の大きさで、眠っていました。
彫刻って、生きている人みたいに身近に感じることが時々あります。
[239] なんと!Name:オルフェオ date:2003/11/24(Mon) 22:46 |
あの像がきてるのですか。あの寝転がった大理石のものですよね?
ヘルマフロディトスといったらまずあの像が浮かぶくらい有名な作品。
ヘレニズム時代の作品でしたよね。
模刻とはいえ確かにめぐり合わせを感じさせますね。
きっと、これを機会にmelmoさんの世界がより深くなられることでしょう。
私も顔を出したいのはやまやまですが、兵庫はちょっと遠い…残念です。
[238] めぐりあいName:melmo date:2003/11/24(Mon) 20:28 |
わたくしの拙い質問に誠意をもってお答えくださいまして
ありがとうございました。
【眠るヘルマフロディトス】仏ルーブル美術館蔵の
彫像の模刻が、今「兵庫県立美術館」にきています。
なんという不思議なめぐり合わせでしょう?
[237] お返事遅くなり失礼しましたName:オルフェオ date:2003/11/18(Tue) 23:48 |
<TRKさん
ご無沙汰してしまいました。
サボっているというわけではないのですが、なかなか化合物投入に
至りません。
ところで、近々国書から二冊でますよね。それが待ち遠しいです。
老師の『月神降臨』。私としてはペイガニズムに触れるのは久しぶり
のこと。老師自身の予告を拝見した限り、かなり思想的な記述が多そう
なので、よい刺激になりそうです。
(興味があられる方は是非O∴H∴へhttp://www7.ocn.ne.jp/~elfindog/)
そして『無の書』。こちらは原書を所有してるので、本文についてとい
うより、あとがきが楽しみです。
MLの方、しばらくはこの二冊の話題で賑わいそうですね。
<melmoさん
はじめまして。書き込みありがとうございます。
さて、ご質問の神話の件。確かに神話を字義通りに捉えるならば、そ
れは作り話、あるいは非現実的なことといってよろしいと思います。
ただし、だからといって現実に無関係かというと、必ずしもそうじゃ
ないのではないでしょうか。
例えば、古代の日本には祟り神という考えがあります。神が祟って人間
世界に災いをもたらすと考えたのです。これは恐らく自然現象を擬人化
した発想。すなわち自然は時に人間暴威を振るいますが、科学的ものの
見方をしていない古代人にはその原因がわかるべくもない。しかし災害
の原因がわからねばそれに対処するのも難しく、人々は不安にならざる
をえない。ところで、自然の振る舞いを祟り神の祟りのせいであるとし
たなら、祟り神を何とかして鎮めればよいという発想になります。そこ
から発達してきたのが、様々な祭祀なのではないでしょうか。となる
と、祟り神という「設定」があるおかげで、人々の心はいくばくか安心
を得ることができる…
以上は一例に過ぎませんが、神話というものは、人間の心性を多大に反
映しているものであると私は考えます。
P.S.ヘルマフロディトスについては、以前きゅべれさんに教えていた
だいたこの掲示板No.229にあるURLの記述がとても参考になります。
是非御覧ください。
[236] ヘルマフロディトスName:melmo date:2003/11/16(Sun) 19:59 |
はじめまして
小池真理子著『恋』の表紙の装丁に、ヘルマフロディトスの彫像の写真が使
われていました。
不思議な感じがして、どうしてこのような彫像が造られたのかなぁて、調べ
ていたらオルフェオさまのページに出会いました。
「神話」の世界のお話にヘルマフロディトスが出現するんですね!
少し教えていただきたいことがあるのですが・・・
「神話」っていうのは、作り話っていうか、現実に起こっていないことのお
話なんですか?
[235] Re[234]: 化合物Name:TRK date:2003/10/31(Fri) 21:56 |
楽しい経験をされたようですね。おめでとうございます。
さて、
> きっとその化合物、いつまで経っても変化し続けるのでしょうね。
> 以前、文書化しようかなと思ったこともありましたけど、
> それに取り掛かっちゃうと、日記みたく読み捨て状態に(苦笑)
私も管理する知性に関し、化合物を一つMLに投下してきました。
さて、われらが化合物はなかなか≪石≫には至りませんで、七色の≪孔雀≫のように
さまざまな色を見せますね。私もときどき色々な形で投稿しますが、時には、その数
分後でも、新たな気づきを得て、変化してしまいます(笑)
投下した化合物、明日にはさらに変化するでしょう。はてさてどのようになるか、本
当に楽しみです。
[234] 化合物Name:オルフェオ date:2003/10/21(Tue) 19:55 |
きっとその化合物、いつまで経っても変化し続けるのでしょうね。
以前、文書化しようかなと思ったこともありましたけど、
それに取り掛かっちゃうと、日記みたく読み捨て状態に(苦笑)
そういえば先週末は友人の結婚式でスピーチをやってきたんですが、
やや時間が押してしまって…
でも話の展開をセフィロトに当てはめておいたおかげで、順番を飛ばして
ティファレトからビナーに飛んで行き、事なきを得ました。
やっぱり生命の樹は使い勝手がいいですね。
順番を飛ばしても、しっかり話がまとまっちゃう。
ちょっとした魔術的お遊びでした(笑)
[233] Re[232]: 生命の樹Name:TRK date:2003/10/17(Fri) 20:42 |
やっ、遅くなり失礼しました。
さて、フォーチュンを出されるとは光栄です。
>自分の経験に照らし合わせてみると、なにやら生命の樹が生きてきたのは、
>小径の瞑想に取り掛かってからのような…前回までの統一感の話が主に主観的
>要素によって成り立つものだとして、生命の樹への適応とフォーチュンの記述
>はぴったり当てはまりますね。
イメージ的には私たちの主観または心は常にいくつかの局またはポール、観念、イデ
ア?(各セフィロトや好・悪、愛・憎エトセトラで言い表わせると思います)の間を
「行きつ,戻りつ」して流動的ですから、セフィラーを結ぶ小径が主観的だと言うのは
納得できます。
>そして何より、小径へのタロットの対応物が大アルカナなのが面白い。
>…、タロットの主役は大アルカナ。それが実は主観的要素に
>関わっている、そして一方生命の樹ではセフィロートの方が主役の役割を
>果たしているということを鑑みてみると、生命の樹とタロットにまつわる象徴
>に関して、色々と面白い連想が湧きそうです。
Pathに関する研究は国内ではそれほど活発ではないので、こちらのHP・BBSでもMLで
もお好きなところで、生命の木と大アルカナを「投入」して、オルフェオさんの炉」
で形成された「化合物」・連想を是非お教えください(笑)
In L.V.X., T.R.k.
[232] 生命の樹Name:オルフェオ date:2003/09/13(Sat) 22:24 |
TRKさんの投稿を受けて、フォーチュンの以下の一節を思い出しました。
「セフィロート」は客観的であり、「小径」は主観的である。
『神秘のカバラー』邦訳P.60
自分の経験に照らし合わせてみると、なにやら生命の樹が生きてきたのは、
小径の瞑想に取り掛かってからのような…前回までの統一感の話が主に主観的
要素によって成り立つものだとして、生命の樹への適応とフォーチュンの記述
はぴったり当てはまりますね。
そして何より、小径へのタロットの対応物が大アルカナなのが面白い。
書店で売っているようなレベルのタロットには大アルカナオンリーのものが
いくつもあるように、タロットの主役は大アルカナ。それが実は主観的要素に
関わっている、そして一方生命の樹ではセフィロートの方が主役の役割を
果たしているということを鑑みてみると、生命の樹とタロットにまつわる象徴
に関して、色々と面白い連想が湧きそうです。
注:上記の「主役」という言葉、初心者が第一に取り掛かるような、その体系
において前面に出ている要素というような意味で使いました。
誤解を避けるため、注を付けておきます。
P.S.複雑化と円─目からうろこです。
[231] Re[226]: 複雑化Name:TRK date:2003/09/05(Fri) 22:41 |
オルフェオさん、今晩は
> 「ランダムな統一感」という表現
うまい表現です。機会があったら使いたい。
> 例えば[…]つまり自ら
> の統一感を持たぬまま、ただただ知識のみが増え、挙句の果てにそれに振り
> 回されてしまうという状態を生み出してしまうことになりかねない、という
> 点にあるのではないでしょうか。
なるほど、そうですね。
よく読書法などで、比較して調べる場合は、各作者の用語法を自分の選択した用語法
に従わせて読めと聞きますが、自分の用語法で読めれば統一感を持てるかもしれませ
んね。
私ならば多分カバラ的に…といっても生命の木の図版どまりですが…統一感を創らな
ければいけないのでしょうね。
> そして
> そうした統一感が損なわれないのだとしたら、徹底的に複雑化されちゃうの
> もありなのかなとは思います。
ありでしょうね。
徹底的に複雑化すれば、多角形で言えば最終的に円になりますし、収まりも良い。
> 結局、ビギナーの頃の乱読・乱実践状態ならともかくとして、実践上の複雑
> 化の指標は、自らの統一感に求めざるをえないのかなぁと今のところは考え
> ている次第です。
そうですね。私の最近の考えは先ほどMLに一部投稿しましたが、最近はその線で
様々な技法などについて実践上の統一感を感じています。
> P.S.ブルーノのページ御覧頂きありがとうございます。ただ、あの文章あく
> までも現時点でのイメージですので、今後読み進めていくと大きな変更
> をせざるをえないかもしれないのです。中途半端で誠に申し訳ないです。
いえいえ、私も本人としては統一感がそこはかとなくあるのですが数ヶ月で色々理解
が変わります。オルフェオさんがどう変容していくか、楽しみです。
良い週末を
[230] クセジュName:オルフェオ date:2003/08/29(Fri) 21:06 |
にて『オルフェウス教』が出ましたね。
本日書店で発見しました。
[229] 御覧頂きありがとうございますName:オルフェオ date:2003/08/29(Fri) 21:01 |
>きゅべれさん
はじめまして。拙文御覧頂きありがとうございます。
コンパクトな文章ですが楽しんで頂けたようで何よりです。
今後も宜しく御願いいたします。
ところで、228の投稿について。
恐らく227のURLが不完全なため、投稿し直して下さろうとしたのだと
思います。
正しいURLは
http://www8.plala.or.jp/furan/page051.html
ですよね?
興味深いページ、紹介して頂き誠にありがとうございます。
manualの部分、確かに記事削除の記述が解りづらかったかもしれません。
申し訳ございませんでした。(該当の部分、訂正しておきました。)
[228] ???Name:きゅべれ date:2003/08/27(Wed) 11:11 |
delete Spell
[227] 読みましたName:きゅべれ date:2003/08/27(Wed) 11:05 |
はじめまして☆
「アンドロギュノスと〜」読みました。面白かったです。
実は、ヘルマフロディトスについて調べていてこちらにたどり着きました。
あと、こちら↓もおもしろかったです。ご参考までに。
http://www8.plala.or.jp/furan/page05
[226] 複雑化Name:オルフェオ date:2003/08/19(Tue) 00:09 |
複雑化について考えていてふと思い出したのが、以前Nathanさんが仰られた
「ランダムな統一感」という表現でした。(BBS過去ログ2001/02/14参照
http://www2.plala.or.jp/Rosarium/green/log/bbslog6.htm)
例えば同じ量の知識の持ち主を比較するとして、片や知識が細切れ、もう一
方は知識が有機的につながっているとなると、前者は単なる「物知り」にと
どまるでしょう。恐らく複雑化の弊害は、「物知り」を育てることは出来る
が下手するとそこにとどまったままの人間を作り出してしまう─つまり自ら
の統一感を持たぬまま、ただただ知識のみが増え、挙句の果てにそれに振り
回されてしまうという状態を生み出してしまうことになりかねない、という
点にあるのではないでしょうか。
以前四元素のところで、個々の元素について瞑想するのみならず全体のバラ
ンスも視野に入れておかねばならないというような主旨のことを述べたりし
ましたが、これなど統一感を持ちつつ細部に携わる一つの例でしょう。そして
そうした統一感が損なわれないのだとしたら、徹底的に複雑化されちゃうの
もありなのかなとは思います。
結局、ビギナーの頃の乱読・乱実践状態ならともかくとして、実践上の複雑
化の指標は、自らの統一感に求めざるをえないのかなぁと今のところは考え
ている次第です。
P.S.ブルーノのページ御覧頂きありがとうございます。ただ、あの文章あく
までも現時点でのイメージですので、今後読み進めていくと大きな変更
をせざるをえないかもしれないのです。中途半端で誠に申し訳ないです。
[225] 「『魔術論』概観」拝読Name:TRK date:2003/08/10(Sun) 15:15 |
MLにも書きましたが、拝読しました。
大変だと思いますが、わくわくします。頑張ってください。
魔術の複雑化について
C.ウィルソンが『ミステリーズ』で、X機能の使用などの観点から、GDの失敗
を、その綜合的性格とマサースらの趣味からの複雑化に帰責していたと思います。
もっとも、ある程度に複雑化は現代社会人の忙しすぎる意識を集中するには、有益
な点もあります。WEBあたりが視覚化について同趣旨のことを述べていますが。
技法にしろ、理論にしろどこまでの複雑化が、いいのか?。一実践者としては切実
な関心があります。そして、一趣味人としては<とんでも>説は大いに面白い、笑
えるところです。
[224] ソーンダイク(Lynn Thorndike)Name:オルフェオ date:2003/08/09(Sat) 19:05 |
Columbia University Pressから出ている
_History of Magic & Experimental Science_
のペーパーバック版が出てますね。
コロンビア版は以下の8巻構成になってます。
Volume I (ローマ帝国から初期中世)
Volume II (12、13世紀)
Volumes III and IV (14、15世紀)
Volumes V and VI (16世紀)
Volumes VII and VIII (17世紀)
ペーパーバック版は14巻構成でLightning Source Incという出版社
から出ています。ただし、コロンビア版のVW巻にあたる部分は未刊。
この出版社は錬金術を中心とした古典書を出版しているところ。
気に入った巻だけ揃えるなら、このペーパーバック版は買いでしょう。
ただし未刊の巻があること、出版社の違い、およびインテリア性を考慮
するなら、全巻揃えることを目指す方にはあまり強くお勧めは出来ません。
気になるお値段は
ハードカバー版が計800$
ペーパーバック版が平均40$として全巻でおよそ560$
[223] ご無沙汰ですm(__)mName:オルフェオ date:2003/07/27(Sun) 07:18 |
ここのところ、仕事その他諸々の関係でゆっくり思索することが出来ず
レス出来ませんでした。まことに失礼いたしました。
まずkey6について。
そういえば、幾つかの分類、鏡さんの著作『タロット』にありましたね。
key6についてもそうなんですが、その他諸々スマートに述べられつつも、
ハッとさせられる記述が多数…。
参考文献の欄には勿論載せていたのですが、そういえばここのBBSでは
話題に出してなかったかもしれません。
特に二つ組みにして記述するというスタイル。非常に説得力がありました。
やはり、世界観やらなにやら体系としてイメージするには個の他との関係
が問題になってきますが、あのようにすっきりと他との関係(二つ組み)を
示しつつ、全体として秩序だっている…。流石だなと思いました。
あの二つ組みの発想には何かもとネタがあるのかな?とちょっと聞いてみた
いですね。
ブルーノの『魔術論』はまだ触り程度しか触れてないのです。しばらく、腰を
すえて取り掛かるのは無理そうです。
ということで、ひとまずルネッサンスのページ作ってしまいました。
取っ掛かりがあると後で更新しやすいということで、またまた中途半端
なページではありますが…他のページもそうですが、自分にとってふさわしい
時期が来たら、そのときに更新します。
ブルーノについて、ちょっとだけあります。ただしその部分が完成するのは
当分先になるでしょう(苦笑)
http://www2.plala.or.jp/Rosarium/purple/rina.htm
ところで魔術の複雑化の話。
なるほどなと思いました。日本ではともかくとして、海外においては特に黄金
の夜明け系の言説は浸透してきたということでしょうか。
だとすると、学術的な批判のみならず個人の心性に根ざした批判(好き嫌いの
レベル)も反映されて、多様かつ下手すると突拍子もないような説に出会えそ
うで楽しみです。ダイモーンが止めなければ流れに乗ってしまうかも(←でも
残念なことに、僕のダイモーンは結構抑えが厳しいんです)。
[222] Re[221]: ライアーName:TRK date:2003/06/01(Sun) 08:05 |
僕の関心のあるGDは色と音を自らの特徴としているので、まだまだ研究が足りません
が関心のあるところです。
さて、
> 「魔笛」はやはりセリフですか。主人公が半人前(秘儀の観点から)で、
> そこに女性が絡むとなるとkey6が中心的事項になるのは素直な流れ。
Key6にはマルセイユのような二人の女性が出てくるもの、GDTarotのように女性を救
助に向かう戦士、WaiteのライダーやBOTAのような裸の男女(アダムとイブ)が天使
の祝福を受けているもの、大雑把に3パターンあります。僕がそのとき学んでいたの
はBOTAのP.F.CaseのTarotの図版でした。
個人的にはこの3パターンのKey6は、それをいろいろと並べて物語ができるので面白
いと思っています。
> 『化学の結婚』やパーシヴァルの聖杯探索等との比較に興味があります。
> 私の手元にあるCDはハイライト版。音楽的なハイライトとモーツアルトの
> 意図する秘儀内容のハイライトとは必ずしも重ならないでしょうから、
> やはり対訳を手に入れてみたいです。
僕の手に入れた対訳は
『モーツァルト 魔笛』.荒井秀直訳. オペラ対訳ライブラリー-音楽之友社.
2000.です。新品で1200円と高からず安からずな値段です。
> そうそう、私もしばらく記憶術周辺をうろうろしてました。もともとブルーノ
> 辺りに興味があるので、その流れです。東信堂のブルーノ著作集は一冊出て
> それっきり。そんなわけでちびちびとラテン語の魔術論などを読んでます。
> こちらについてはいずれアップすることになるでしょう。
お〜、それは凄い。ぜひアップした際はMLでも私信でも、ご一報ください。
ブルーノは、イエイツもそれで一本書いていますし(未入手・未読ですが(^^ゞ)関心
のあるところです。
また、ブルーノはデカンのイメージについてはアグリッパを踏襲していると聞きます
が、最近僕の読んでいるGD系統のタリスマン魔術の本(2000年以降発行なのでブルー
ノと同レベルで話すのもなんですが)には、デカンのイメージが載るようになってい
ます。
想像するに、過去は単純化を目指し細かいデカンのイメージなど余り触れませんでし
たが、近年は資料も豊富になり西洋魔術も、他の著作との差別化のためか再度複雑化
の過程に入ったのかもしれません。私がその潮流に乗るかは別として、ブルーノなど
が実践魔術の俎上に登場するか、WMTでは地理的に僻地の住人ですが、関心のあるとこ
ろです。
[221] ライアーName:オルフェオ date:2003/05/18(Sun) 16:34 |
TRKさんならびにyogiさん
お返事大変遅くなり申し訳ございません。
千と千尋の主題歌を唄ってらっしゃった木村弓さんのページ
http://www.vesta.dti.ne.jp/~youmi/
をちょっと見てみました。
ライアーはyogiさんおっしゃられるように、シュタイナーの影響が大
なのですね。以前シュタイナー関連の著作で、シュタイナー考案の
音階に対応させたベルの宣伝が載っていましたが、恐らくライアーも
シュタイナーの音楽理論に適合する楽器なのでしょうね。
現在のところ品薄状態のようですが、手を出して見たい楽器ではあります。
TRKさんyogiさんご紹介ありがとうございました。
TRKさん>
ドロレスさんの本、恥ずかしながらまだ持ってないのですが、
「魔法使いの弟子」や「惑星」が紹介されているとなると、
ドロレスさんの紹介は何やら曲の題名に基づくイメージそのままの紹介
だなと思ってしまいます。
というのは私自身があまり「惑星」との相性がよくないからなんです。
瞑想のBGMとしては、「魔法使いの弟子」もさてどんなもんなんだろうか
とふと疑問に思ってしまいました。
「魔笛」はやはりセリフですか。主人公が半人前(秘儀の観点から)で、
そこに女性が絡むとなるとkey6が中心的事項になるのは素直な流れ。
『化学の結婚』やパーシヴァルの聖杯探索等との比較に興味があります。
私の手元にあるCDはハイライト版。音楽的なハイライトとモーツアルトの
意図する秘儀内容のハイライトとは必ずしも重ならないでしょうから、
やはり対訳を手に入れてみたいです。
公演に行かれて面白い気付きなどもたらされましたならば、お聞かせ下さい。
そうそう、私もしばらく記憶術周辺をうろうろしてました。もともとブルーノ
辺りに興味があるので、その流れです。東信堂のブルーノ著作集は一冊出て
それっきり。そんなわけでちびちびとラテン語の魔術論などを読んでます。
こちらについてはいずれアップすることになるでしょう。
yogiさん>
「総合芸術家」の件、確かにどこかで見ました。クロウリーだったと思う
のですが、ちょっと記憶が曖昧なのです。
そして、それを見たとき考えたのは、確かに魔術と芸術の共通点はある
(←知性と感性の結合)けれど、向かう方向が違うということです。
恐らく芸術家の場合は作品として表現するという外向きの方向、片や魔術師
の向きは自らの内面へ向かう。魔術師のこの内向きの作業は自己の変容と
いっていいのか想像界への刻印といっていいのか、あるいはそれ以外のもの
なのか明言はできませんが、芸術作品のように物質化した客観的存在を生み
出すものでは決してないゆえ、芸術の営みと似たような作業であったとして、
社会性獲得は難しいんだろうなと考えました。
と、敢えて芸術と魔術を区別してみましたが、実は上記の差を渾然一体と
させるところから面白いものが生まれるのかもしれませんね。それこそ
「自由連想法」の発展みたいな…
[220] 魔笛Name:yogi date:2003/04/22(Tue) 18:52 |
おひさしぶりです。
オルフェウスさんがフルートを始めたというのを聞いて、
いずれはやはり『竪琴』に向かうのかなあ、と連想しました。
友達に声楽畑の者がいるくらいで、
音楽の知識と技術はからっきしですが、
嗜みとしてひとつの楽器くらいはマスターしたいものだ… と思ってはや十
数年。
魔術師というものは詩も音楽も絵画も操らなくてはならない「総合芸術家」
だ、という内容のことをいったのは誰でしたっけか。いまだ打楽器以外の演
奏はできずに過ごしています。
T『千と千尋の神隠し』の話題ですが、確か『ライアー』というドイツの簡易
ハープです。ここから先はうろ覚えの知識なのですが、確かシュタイナー教
育の中にも、情操教育としてライアーを使う、といったものがあったよう
な… メディスン・セラピーでも扱いが簡単なので、思いつくままに弦をつま
びく『自由連想法』の音楽版のようなセラピーもあったような。
ちょっと話が逸れてしまいました。
それではここで…
[219] Re[218]: 魔笛Name:TRK date:2003/04/19(Sat) 14:34 |
今日は、
> 純粋にオルフェウスを目指すとなると、竪琴にしなければなりません。
> なわけで、アイリッシュハープでもやろうかなと考えた時期もあります。
> でも、やっぱり持ち運びに不便ですし、
> そうすると身軽なヘルメスのイメージから離れてしまう。
そう言えば、千と千尋の主題歌を歌っていた女性が、持ち運び用のハープを使ってい
ました。あれはなかなか、身軽そうでした。
> 「魔笛」は結構好きなオペラです。やっぱり子供の頃からヘルメス学周辺
> の事が大好きで、「魔笛」について初めて知ったのはメーソン関連の話題
> からだったように思います。
僕もヘルメス学経由です。
意識したのは、講談社新書のフリーメーソンだったかな?。
それと、ドロレスさんが、国書本で音楽を参考に紹介していた箇所に、一緒に紹介さ
れていたように思います。
ドロレスさんの国書本を読んだころ、もう数年前ですが、「魔法使いの弟子」や「惑
星」といったCDと一緒に、「魔笛」も短いダイジェスト版のようなものを古本屋で購
入し、瞑想中流しては、どのようなものが想起されるか見ていた覚えがあります。
しかし、『魔笛:秘教オペラ』を見ると、モーツァルトは家族に「セリフを見てく
れ」とセリフを重視したとのことですので、先先月当たりでしょうか、セリフの対訳
本を購入しました。後は、画象を仕入れるだけ?…そこまでやるかは分かりません
が、安く入手できるか、近場で手ごろな値段で公演をしたら、一人でも見にいきそう
です(^^ゞ
> 主人公タミーノの秘儀参入が隠れた主題であって、前半敵だと思われていた
> ザラストロが実は秘儀参入を導く導師であり、夜の女王は秘儀参入を妨害
> する勢力だった。そんなこんなで、タミーノは様々な試練にぶつかるけれど、
> 最後には無事秘儀参入〜といった内容ですよね。
主人公が設定上東洋の国日本出身なのは、ツボにはまりますが、そのような感じで
す。
秘教オペラの解説では、主要4人・2カップルの対して検討し、「婚姻の秘儀」、
「火と水(水と火)の秘儀」、などにも、かなり文章をさいています。私は、ちょう
どその前後、タロットのKey6をStudy(瞑想・文献調べ)していたので、トピックス
が良く重なり、とても興奮しました。(最近は記憶術からの自然な流れとして、タロ
ットとタリスマンについて重点的に学んでいます。)
『魔笛:秘教オペラ』は、私も音楽の詳しい所はからっきしですが、著者が一般人に
も楽しめるように書いており、ヘルメス学、殊にフリーメーソン風味の儀式解釈に興
味を覚える人には最適の邦語の入門書ではないだろうかと思います。
[218] 魔笛Name:オルフェオ date:2003/04/13(Sun) 20:43 |
純粋にオルフェウスを目指すとなると、竪琴にしなければなりません。
なわけで、アイリッシュハープでもやろうかなと考えた時期もあります。
でも、やっぱり持ち運びに不便ですし、
そうすると身軽なヘルメスのイメージから離れてしまう。
その他諸々考えた末、アポロンではなくパンの側に付くことにしました。
まあ、フルートの音色が好きっていうのが一番の理由なんですけど。
「魔笛」は結構好きなオペラです。やっぱり子供の頃からヘルメス学周辺
の事が大好きで、「魔笛」について初めて知ったのはメーソン関連の話題
からだったように思います。
主人公タミーノの秘儀参入が隠れた主題であって、前半敵だと思われていた
ザラストロが実は秘儀参入を導く導師であり、夜の女王は秘儀参入を妨害
する勢力だった。そんなこんなで、タミーノは様々な試練にぶつかるけれど、
最後には無事秘儀参入〜といった内容ですよね。
細かいところは忘れましたが、話の内容のみならず、三連符がノックの音を
表しているなど譜面に様々な象徴表現が盛り込まれていて、
楽典に詳しい人にとっては探索のしがいがある曲らしいですね。
ですが私音楽の方はド素人なので、現在述べられることがほとんどなくて
申し訳ございません。お詳しい方、ご教示お願いいたします。